私はパンが好き。
大好きなんです。
本当は。
ふわふわ。
甘いかおり。
小さい頃から大好きでした。
小学生のころ
母親が朝食に用意してくれた食パン。
母が名付けた塗り方、
「おいし塗り。」
マーガリンを塗った上にジャムを
重ねて塗ります。
初めて食べた時は
めちゃくちゃ美味しくて、
食パンを食べる時は
「おいし塗り、しよ。」
って、ワクワクしながら
食べました。
実家での朝食の記憶は
食パン2枚と牛乳。
土曜日の午後、
学校帰りにそろばんへ行っていました。
そのお昼ごはんのために、
お金をもらっていて、
近くのスーパーで、必ず、
好きなパンとバヤリース（オレンジジュース）を
買って食べるのが楽しみでした。
テレビアニメでも、
美味しそうって思いながら見ていました。
『魔女の宅急便』のパン屋さんのパン。
（イメージ）
『天空の城ラピュタ』では、
パンと目玉焼きを食べるシーンがあり、
「美味しそうだなぁ🤤」って
いつも思っていました。
（イメージ）
ハイジ（アルプスの少女ハイジ）の家にある、
大きなパンとかも
「美味しそうだなぁ🤤」って
思っていました。
（イメージ）
そのうち大人になって、
本当かどうか分からないけど、
マーガリンが身体に悪い、とか、
パンは鬱になりやすい、とか
身体に悪い、とか、
太る、とか、
という話を聞いて、
パンをあまり食べないようにしてきました。
そうしているうちに
私は、あまりパンが好きじゃないんだなぁ
と思うようになりました。
そしてね、昨年、
もう、何もかもおいといて、
心のままに、好きなもの食べよう、って
やってみたら、
／
やっぱり、
パンが好きーー！
＼
って気づいたんです。
同時に、
かなり太りましたが、、、。
やっぱり
パンが好きなんですよ。
とはいえ、
パンを食べないようにしている時、
心と体の調子がいい気がするんです。
不安がない。
自分責めがない。
気分がいい。
だからね、
パンはよくないよな〜
食べると調子悪くなるよな〜
だから、パンはやめとこう〜
って、パンを避けるんだけど、
スーパーのパンコーナーを通る時は
もう、歯を食いしばって、
パンから目を逸らして
足早に通り過ぎています。
「じゃあ、時々、
ちょっとだけ食べることにしたら
そこまで体に悪くないんじゃない？」
って思うでしょう？
ダメなの！
食べすぎて、
止まらなくなる！
食べすぎて、、、、
そして、
後悔する。
『好き』って、
自分を幸せにするものって思うのだけど、
反対に、
自分をダメにしてしまうこともあるって思う。
好きって怖い。
止まらなくなる怖さ。
自分をダメにしてしまうかもしれない怖さ。
だけどね、
書いていて気づいたのだけど、
たぶん私は、
『パンを好きな自分』を自分に
受け入れてほしいのかもしれない。
パンを好きな自分を、ダメだって、
否定しているから、こそ、
認めて欲しくて、
止まらなくなるほど、
食べてしまうのかもしれない。
好きって、難しい。
うまく付き合えたらいいな。
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