「わたしを知る」ために
『好きなものを100個見つけよう!』
という企画をしています。
自分の好きが分からないあなたの
ヒントになったら嬉しいです。
私の好きなもの100
17 『おてて』
小さくて、ふっくらしていて、
もうそれを見るだけで幸せ。
触るだけで幸せ。
小4長男はそんな
赤ちゃんの手をしています。
ふっくらしていて
手が小さくて指も短くて
動きもどこかぎこちない。
本能に従って生きているようで
子どもらしさ爆発しているような手です。
その手がとても可愛くて
愛おしいな〜
って感じます。
長女が4、5歳くらいの時に
次女が生まれて、
次女に意識が向いている頃。
長女が
保育園から帰宅して
手を洗おうとしているとき、
一緒に洗ってあげようとして
長女の手を見たんです。
その時に
『あ〜、
なんて赤ちゃんみたいな手を
しているんだろう〜。
はっ。
本当は私が思っている以上に子どもで
もっともっと甘えたいんじゃないか?』
って思ったのです。
私はいつもイライラして
長女にお願いして。
長女に頼って。
長女を使って。
『ごめんね。』
と思いました。
もう大きくなって
しっかりお姉ちゃんをしている長女が
赤ちゃんのように
小さくてふっくらしている手を
していたのです。
長女は子どもだったんだと
気付かされたことを思い出しました。
つまり、長女を
子どもとして見ていなかったんですね。
まだまだ甘えたい子どもであり
まだまだ見てほしいと思っている子どもだった。
それに気づいて衝撃を受けたことが
今でも強く心に刻まれています。
長女の手は今もふっくらしていて
長女として頑張ってきた優しさを象徴しています。
次女の手は
白くて柔らかくふわんとしています。
手相を見ると
細かいしわも多くて
感受性が強いことがわかります。
優しさが表れています。
人一倍、
その場の雰囲気を感じ取り
なんとかしようとする
そんな生きづらさも
抱えてるのかもしれませんね。
『手』
人によってそれぞれ違うし、
その人となりの歴史を積み重ね
その人らしさや心まで表れているようで、
だから私は、手が好きなんですね。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。
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