私の好きなもの100の⑤

 

 TODAY'S
 
私の好きなもの100

 

 

 ⑤結婚指輪

 

 

結婚して20年。

その時に2人で買った結婚指輪。

 

 

 

 

新婚の頃は、
「赤い糸で繋がれてる〜」なんて、
ありきたりなロマンチックに

ニマニマしながらつけていました。


でも、浮かれた日々はすぐに過ぎて。


手荒れがひどくなって、
あっさり外しました。

 

 

「こんなものなくても結婚してるし。
 愛がなくなったわけでもないし。
 別に義務でもないし。
 それより手がかゆいし痛いし」


……そう思って、指輪は箱の中へ。

 

 

実際、

指輪を外しているけれど

それなりに結婚生活してきました。

 

 

小学校の先生として

ハードな毎日を送っていたので

指輪のことなど

全く思い出すこともありません。

 

 

日々、業務への不安に耐えながら

なんとか1日1日をこなす

そんな苦しい毎日を過ごしていました。

 

 

新婚当初のウキウキした気持ちは

もう、どこにもありません。

 

 

けれど。

 

 

仕事を辞め、時間ができて。
心のことを学び、自分を大切にすることも覚えて。
夫との関係も、少しずつ心地よくなってきた頃。


アニメに出会いました。

 

 

ロマンチックなシーン。
アクセサリーを贈り合う場面。
指輪を差し出す手。

 


昔のロマンチック大好きな私が帰ってきました。

 


……あ。

私も、指輪、あったーーー!


指輪の存在を思い出した私は
10数年ぶりに取り出した指輪をつけました。

 

 

10数年も箱に仕舞われていたと思えないほどの

美しさを放っています。

さすがプラチナとダイヤモンド!

シルバーではこうはいかない。

 

 

 

美しい。可愛い。

 

 

 

左手の薬指にはきらりと輝く

小さく並んだそのダイヤモンドたち。

 

 

それだけで

手が美しく見える。

誇らしく見える。

 

 

今、パソコンを打つこの手さえも

美しく凛としています。

 

 

家事をしていて

たまに指輪がちらっと目に入ると

気分が上がる。

 

 

そんなキラキラした可愛い指輪。

私まで美しく誇らしくしてくれる

そんな指輪です。

 

 

この指輪は新婚の時から

同じものだけれど

 

 

外していた頃の自分さえも

肯定してくれているよう。

 

 

 

今の私にとってのこの指輪は

自分をちょっと好きになれる

アクセサリーになりました。

 

 

ロマンチック好きに戻った私だけれど、

 

 

私にとっては、

愛を測るものでも、

ロマンチックの象徴でもなくて、

 

 

 

ちらっと光るこの指輪が見えるたびに

 

 

かわいい。

きゅん。

 

 

って心が動く。

そんな自分が愛おしい。

 

 

そう思える大好きな指輪です。

 

 

 

 

 

 

 

牛しっぽ牛からだ これまでの『好きなもの100』の記事 牛からだ牛あたま

 

①手放せなかったボロボロクロックス

②白い靴は汚れて、愛しくなる

③9年目の短パン

④黒いスカートと、小さな「わたし」

 

私の好きなもの100の④

 

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私の好きなもの100

 

 

 ④黒いスカート

 

子どもの頃

スカートが好きでした。

保育園へ行くときはいつも

スカートを履いていきました。

 

母に

「今日はズボンで行かないといけないよ。」

と言われて、

いやだなー、ズボンなんて

と思った記憶があります。

 

小学校の低学年くらいまでは

ワンピースをよく着ていました。

夏には肩が大きく開いた

紐で吊り下げるような

露出の高いワンピース。

 

子どもだから着れるような

今の私には恥ずかしすぎるようなデザインも

好んで着ていました。

 

そんな私だったのですが

いつの間にか

スカートをあまり履かないように

なっていきました。

 

気づいたらズボンしか

履かなくなっていました。

 

スカートなんて…

 

自分を着飾るということに

恥ずかしさをもっていました。

女の子ならおしゃれして…って思うけれど

私には似合わない、

私なんて…って、

おしゃれなんて恥ずかしい…

そんな陰キャな学生時代でした。

 

大学生の時にたまたま

友達と服を買いに行った時、

黒いエスニック風のロングスカートを

見つけました。

 

こんなスカート履いてみたい

 

ひそかに心に秘めて

勇気を出して買いました。

 

そのスカート。

履いてみると…

 

キャー、恥ずかしい。

 

露出が多いわけでも

体のラインがそのまま出るわけでもないのに

なんか、恥ずかしい。

 

私みたいなものが

こんなスカート似合わない…

 

なかなか履けずに

10年経ち…、

20年経ち…。

 

 

 

 

 

心の学びを始めてしばらくした頃、

「自分が好きだった服を

 似合う似合わない関係なく

 着たい服を着てみるといい」

と言われたことがありました。

 

そして

恥ずかしいとか、もういい!

着てみよう!

 

そして勇気を出して

黒いスカートに

チェックの派手なシャツ(これも着たかった服)を着てみたのです。

 

トンチンカンな格好になりました。

40代のおばさんが

へーーーんな格好をしています。

 

その格好で

一日過ごしてみました。

 

トンチンカンで変な格好なんだけど、

私の中にいる小さな私は

すごく嬉しそうで、

ずーっとニコニコしていました。

 

鏡を見るたび変だなあ

と思うんだけど、

どこか満足していて。

 

1日の終わりに

私の中の小さな私は

「もうこれでいいよ。

 ありがとう」

そう言っていました。

 

小さな私がとても満足していて、

 

あーー、

私はスカートが

ずっと履きたかったんだなって

思いました。

 

それからその黒いスカートを

はじめは恥ずかしい気持ちもありながらも

時々履くようになって

 

今では

頻繁に履いています。

 

他のスカートも履くようになって

今ではズボンより

スカートの方が多いです。

 

そんな黒いスカートも

私のところへ来てから

もう27年経っていますが

私の大好きなスカートです。

 

 

(イメージ写真… 素敵すぎる…)

 

 

 

今でもメイクとかオシャレとか苦手で

メイクしたいのかオシャレしたいのか

よく分かりません。

 

でも、この前、

私の写真をプロの方に

撮ってもらったことがありました。

 

それを

かわいくデコレーションしてもらったことがあったのですが

それを見た時に、私は

「こんなにかわいくしてもらって

 ありがとうございます!!」

って言ったら、

 

「じゃあ、

 やっぱりかわいくなりたいって

 思ってるんだね。」

って言われて、

初めて私はかわいくなりたかったんだって

気がつきました。

 

 

自分で自分の思ってることに

気づかないものですね。

 

 

好きなものですら

こうやって探さないと

分からないものです。

 

 

好きなものに気づくたびに

これまで無視してきたであろう小さな私と

仲良くなれる、そんな気がしています。

 

 

 

 

 

牛しっぽ牛からだ これまでの『好きなもの100』の記事 牛からだ牛あたま

 

①手放せなかったボロボロクロックス

②白い靴は汚れて、愛しくなる

③9年目の短パン

 

 

今日は私の好きなもの100の④

 

 

 

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私の好きなもの100

 

 

 ④9年目の短パン

 

 

 

 



夏になると

長男が妊娠しているときに

マタニティ用で買った

短パンを

部屋着として着ています。



もう9年目です。

(びっくり!)



これまで

何度も服の断捨離をしてきましたが

いつも残されてきました。



お腹一帯がゴムの生地でできている

お腹に優しい短パン。

涼しくてちょうど良い長さ。

履いていて

足が細くかっこよく見えるデザイン。

(本当かよ)

色が濃い緑で落ち着く。



これを履くと

若返った気分になります。



頭の中のイメージでは

すらっと足が長く

そしてお腹もゆったりしていて

痩せている

かっこいい

そんなイメージで



理想の私にしてくれます。



決して外では着ることはできませんが…



夏に大活躍してくれていた

短パンももう9年か。

長男と同じように歳をとっていく短パンですから。



よく見ると

洗濯で色も落ちているけれど、

それでも大好きな短パンです。



マタニティ用で作られている服って

ゆったりしていて

お母さんの気持ちに寄り添った

優しいデザインが多くて

妊婦が終わってからも

着ていました。



思いやりで作られているからでしょうか。



あなたはそんなことありませんか?






タコこれまでの「好きなもの100」の記事タコ

 

①手放せなかったボロボロクロックス

②白い靴は汚れて、愛しくなる




今日は私の好きなもの100の②。

 

 

 

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 ②白い靴

 

 

前回、新しいクロックスを買ったエピソード

紹介しましたが

同時に白い靴も買いました。

 

「靴」なのか

「シューズ」なのか

「ズック」なのか

「スニーカー」なのか

「運動靴」なのか…

 

”スニーカー”って

オシャレな呼び名では呼べない私です。

 

 

 

小学校1年生くらいだったと思いますが

ある時、

母親に白い靴を買ってもらいました。

 

とても気に入っていて

ウキウキしながら

翌日学校に履いていきました。

 

白色、きれい…

 

見るたびにうっとりするような運動靴。

 

その日、体育の授業が

グラウンドであり

その新しい白い靴を履いていきました。

 

友達にも、

「新しい靴買ってもらった」

って嬉しそうに話していました。

 

授業が終わってから靴を見ると

 

・・・

 

汚れている・・・・

 

せっかくのピカピカの白い靴だったのに…

 

黒い汚れがついていました。

 

・・・

 

ショック・・・・

 

がっかりしました。

 

 

その汚れって不思議なことに

買ってすぐにできるんです。

 

それからしばらくは

新しい汚れはつかなかったんです。

買ってすぐに汚れがついたら

ずっと新しい汚れはつかない。

それなら、

それなら、

 

しばらくピカピカのままにしておいてくれてもよくない?

もうだいぶ履き慣れた頃に、汚れがついてもよくない?

 

小さいながらに

そんなことを思っていました。

 

 

 

 

そして靴を選びながら

白い靴に心が惹かれる私は

そんな過去のことを

思い出し

色々な白い靴を履き比べて、

一番フィットして歩きやすい靴を選びました。

 

それも見るたびに

かわいい〜

そう思いながら履いています。

 

もちろん、その白い靴にも

翌日汚れがついていました。

 

その汚れも

この思い出を思い出すと

なんだか愛しいものに思えます。

私はよくYouTubeの

又吉直樹さんの動画を見るのですが

その中で

『百の三』っていうのがあります。

 

 

ーーーー

あるテーマに対する答えを

100個くらい出したら

三つくらいはパッと出てこない答えが

出てくるのではないか

ーーーー

 

という趣旨で

『人間とは』

『大人にしてもらった名言・言葉』

『信頼できる人・できない人』

など

又吉さんなりの

答えを100個話していくんです。

 

 

芸人さんっていうのもあって

とても話が面白いんですが

それだけではなくて、

物事をよく観察しているし

よく覚えている…

 

 

 

 

私は、以前、

『ほしい物リスト100』を

書いてみようと挑戦したのだけど

かなり難しくて

全部書けませんでした。

 

 

だから

100の答えを導き出している

又吉さんの話を聞いて

すごいなあと思うと同時に

私もやってみたい…

って思いました。

 

 

なかなか続けられなくて

途中で辞めることもよくあるからこそ

100の答えを自分から出すことに

挑戦してみようと思います。

 

 

そこで、

私が100個出したいテーマは

『私の好きなもの・こと』

 

 

さあ、私は100個答えを出すことが

できるのでしょうか?

 

 

 

スタート!!

 

 

 

 

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私の好きなもの100

 

 

 ①クロックスのサンダル

 

 

お盆で実家に帰った時に

姉に

「何?そのボロボロのサンダル」

と言われ

「えーー、まだ履けるし〜」

と言うと

「ズックも穴、空いとるし、

 サンダルもボロボロやし、

 ちょっとー!!

 ちゃんとした方がいいよ。

 みっともない!

 ちゃんと自分の靴買いな!」

と言われました。

 

 

そのボロボロになったサンダルは

長女のクロックスで

小5の時に買いました。

 

 

長女が

「これがいい。」

として選んだのが

白地に赤と青のしましまのデザインの

クロックス。

値段は6000円くらいで…

 

 

高すぎる。

こんな安っぽいサンダルが

6000円!?

 

 

クロックスが流行り始めた頃

似たようなサンダルが

数百円で売っていたので

6000円にびっくりしました。

 

 

それでも欲しいと言うので

買いました。

 

 

その6000円のクロックスは

もう8年も履けて、

外側は剥がれたりしてきていましたが

長女から私の物になっても

まだまだ

履きやすさ最高の

履き心地を維持していました。

 

 

恐るべし、クロックス…

高いだけじゃなかった、クロックス。

 

 

そのサンダルのデザインもかわいくて

今思うと好きだったんですね。

 

 

薄々は気づいていました。

もう新しいのが必要なことは。

 

 

外側が剥がれ落ちている

このクロックスを履きながら…

(ボロボロなのを

 誰にも気づかれませんように)

と願いながらそっと歩いていたし…

 

 

出かけた先で

私みたいに

ボロボロの靴を履いている人はいないかな?

とこっそり観察してみたりもして…

 

 

でも私はその愛着のあるクロックスを

手放したくなかったんですね。

 

 

と書きながら思いました。

 

 

姉に言われた瞬間は

やっぱりそうだよな…と

翌日、速攻靴屋へ行き

新しいクロックスを買ってきたのです。

 

 

それもすごくお気に入りです。

みるたびに

かわいい!

そんな思いを持って履いています。

 

 

以前のボロボロクロックスも

あるのが当たり前で

好きとかそんなことを考えもしなかったけれど

今思うと

好きだったって気づけたし

 

 

もっと他にも好きだなって思うものがあるかもしれない…

 

 

好きだって認識するだけで

使うたび、見るたびに幸せな気持ちになるから

好きだって知ることは幸せになるんだな

 

 

実は

初めは新しいクロックスについて書こうと思っていたのに

買いているうちにボロボロクロックスに

愛着があることに気づいていって

 

不思議なものですね…自分でもびっくりです。

 

 

 

 

えっちゃんこと田村悦子さん

【ととのう、めざめる、自由になる】

〜ゆるんで、ほどけて、私らしいわたしに還るセッション〜

を受けました。

 


特に印象に残ったのは

 


私の内蔵と話せるということで

内臓の声を聞いてもらいました。

 


私は食べ過ぎで

かなり胃に負担をかけているだろうと

胃は激怒しているだろうと

構えていたのですが

こんな反応でした。

 

 

 

 

妖精さんが

胃の壁に寄りかかって

何かを食べながら

言っていたそうなんです。



『苦しい。食べるのやめて。』

と言われると思っていたのに。



食べ過ぎでダメだ〜って思っていた私を

『大丈夫』って。



驚きました。



 

それは分かる。

その通りだと思いました。




 

 

腸にも

食べ過ぎで負担をかけていたし

甘いものたらふく食べて

腸内環境も悪いだろうから



『苦しい、助けて』

と言われると思っていたのに

こんな言葉をもらってびっくりしました。



私の無意識の自分責めを

指摘されたようでした。



こんなに食べすぎて

体に負担をかけているのに

こんな私を許してあげてと

言ってくれるなんて思わなかったので



涙が出そうになるのを

必死にこらえていました。



体に対してさえも

加害者意識になっていて

『私ってダメね』っていう

ダメ出しを気付かないうちに

していたことに気づきました。



本当のことかは

誰にも分からないけれど

今の私に必要な言葉をもらえたなと

そう思いました。



『食べることにそんなに執着しなくていいよ

なんとかなるよ』って

言われているようでした。


 

だから逆に意識しすぎて

食べてはいけないって意識して

食べてしまって

悪循環っていうのを

やっていたのかも知れません。

 

 

 

胃腸が言ってくれたことは

食べることに執着するな

 

 

 

ってことなのかも知れないです。

 

 






zoom越して触らない整体も

なんとなく首のまわりが

良くなってきたような感じを受けたり

とても不思議でした。




とても元気で明るくて

パワーがあって

ズーム越しでも元気がもらえる

そんなえっちゃんでした。




えっちゃんのブログはこちら



 

 


えっちゃん、ありがとうございました😊

猗窩座の会になるはずが、

気づけば富岡義勇の会になっていました。

 

 

 

 

 

 


なんと参加者4人のうち3人が義勇さん推し。

義勇愛を語る語る。

 

 

 

『義勇さんの目が娘に似ているところから

 ぐっと心をもってかれた。』

 

『技さばきがカッコ良すぎる』

 

『人間味なさそうなのに、

 実は人間味がある。』

 

『そのギャップがいい』

 

『優しくないようでいて

 優しい。芯が強いところがいい』

 

 

 

私は義勇さんに

そこまで注目していなかったので、

この猗窩座の回で義勇さんの

かっこよさを追求するような

「そんな見方があるんだ」と

新鮮な気持ちで聞いていました。

 

 


でも次第に、

熱く語る3人を前に、

少し置いてけぼり感を感じる私…。

私はそこまで好きじゃないかも。

 

 

 

でも

私のヴィクトル(ユーリオンアイスの)に対する気持ちと

似てるのかな?と思うと、

 

 

 

な〜んだ

あの気持ちか。

私も知ってる。

 

 

 

そう思えたのでした。

 

 

 

『好き』って気持ちは

人を若々しくするし

生き生きさせるなあと思うのです。

 

 

 

『好きなものがある』

『好きなものを好きだと言う』

『好きなものを好きだと感じる』

 

 

 

それは

私を私にする一つの方法だと思いました。

 

 

 

好きを語るっていいですね。

参加者の皆様ありがとうございました!!!

 

 

 

感想、紹介しますね

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

🍀義勇さん推しで見ていなかったから

そんな見方もあるのかと、他の方々の話を

聞けて、面白かったです。

 

🍀昨日はすごく楽しかったです。

偶然同じ推しキャラの人達が集まって

気持ちを共感できた事と、

自分とは違う推しキャラの人達が

どんな視点で推してるのかが

分かったのもすごく斬新で楽しかったです😆 

そして好きを語る時って

時間が経つのか早い❣️ 

またアニメや漫画を語るお喋り会希望ですー♡

 楽しい時間をありがとう😊

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 

ちなみに私は

炭治郎が好きです。

 

 

 

あなたは誰が好きですか?

 

 

昨日は、

私の書いた話を

さくらももこさん風にチャッピーに

書いてもらったものを紹介しました。

 

 

 

 

 

今日はさらに、それを

私風に書いてもらいました。

 

🍑 桃と秒で決断する私(ゆかももこ風)

スーパーで桃を見つけた次女が、
「桃食べたい」と言った。

桃は、かわいくておいしい。
けれど私の脳は、値札を見た瞬間にスイッチが入り、
「はい、今日はなし」と一瞬で判断した。

この判断の速さ、
まるで道端で虫を見つけた猫が、
「これは遊ぶやつじゃないな」とスルーするぐらいの速さだ。

たぶん私は、日常のあらゆる選択を、
この“いつもの脳ルート”で決めている。
高いからやめる。今じゃないからやめる。
それはたしかに便利なんだけど、
その便利さの中に、
小さな楽しみを置き忘れている気もする。

もしかしたら、来週の私は、
このルートを外れて、
桃をカゴに入れているかもしれない。

そしてその時、
桃は甘いのか酸っぱいのか、
食べてみないとわからない。
それも、ちょっと楽しみだ。

(ここまで)


こういうのを一瞬で書いてしまう。

私の特徴を学んでくれていて

私風に書いてくれる。

 

 

面白い。

これは何人かのエッセイストの方々風にも

書いてもらおうと思って

色々お願いしてみました。

 

 

山内マリコさん風

塩谷舞さん風

佐野洋子さん風

森茉莉さん風

ピースの又吉さん風

 

 

同じ事実を

こんなふうに表現できるのかと思うと

とても面白いなあと思いました。

 

 

以下紹介します。

 

 

🍑 桃の値段と私の脳(山内マリコ風)

スーパーで、次女が桃を見つけた。
「桃食べたい」と言う。

値札は580円。
高い、と即座に思った。
あまりに即座すぎて、
たぶん私はそれを考えてすらいない。
ただ、そういうふうにできている。

高いものは買わない。
今じゃないものは買わない。
そのルールは、子どものおねだりにすら適用される。
ルールの優先度は、わりと高めだ。

でも、その瞬間だけは、
「別に買ってもいいかもな」と思った。
買わなかったけれど。

来週もし私が桃をカゴに入れたら、
それはきっと、
何かを変えたくなった日だと思う。

 

 

🍑 桃の前で立ち止まる(塩谷舞風)

スーパーの果物売り場。
箱の中で、桃が眠っている。
やわらかな産毛が、光をすくっていた。

「桃食べたい」
隣で、次女が小さな声をこぼす。

値札は580円。
その数字が、私の指先を止める。

数秒のあいだ、
その甘い匂いと、値札のあいだで揺れていた。
けれど、カゴは空いたまま。

帰り道、
夕暮れの風が、ほんの少し桃の匂いに似ていた。
買わなかったのに、
私の中には、その香りが残っている。

 

 

 

🍑 桃なんて高い(佐野洋子風)

スーパーで次女が桃を見つけた。
「桃食べたい」と言う。

はいはい、かわいいね。
でも値札を見たら580円。
あほか、と心の中で思った。

桃なんてね、あれは“高いくせに日持ちしない果物代表”なんだよ。
皮むくのもめんどくさいし、当たり外れが激しい。
なのに、売り場ではあんなに無防備に、やわらかい顔して並んでいる。

もちろん買わなかった。
次女には「また今度ね」と言ったけど、
その“今度”がいつ来るかは、私も知らない。

でも帰り道、
あの桃がほんのちょっと惜しかった。
たぶん、あの無防備さが。

 

 

 

 

🍑 桃という恋人(森茉莉風)

スーパーの棚に、桃が鎮座していた。
あの、かすかに光を吸いこんだような肌。
産毛の下に潜む、瑞々しい肉の張り。

指先でそっと触れたなら、
柔らかさの奥から、甘い溜息がこぼれそうな——そんな気配がした。

「桃食べたい」と、次女が言う。
その声は、桃の香りのように淡く、私の耳に届く。

値札には、580円とあった。
あまりに現実的で、あまりに無粋な数字。
私はその数字に手を止め、桃に背を向けた。

だが帰り道、
夕暮れの空が、桃の頬のような色をしていた。
私はふと、
触れなかったその肌の温度を、
指先が覚えていることに気づいた。

 

 

 

 

🍑 桃と来週のこと(又吉風)

スーパーの果物コーナーに、桃が並んでいた。
ひとつひとつ、白い緩衝材にくるまれて、静かに置かれている。
次女が、少しだけ上を見上げるような姿勢で「桃食べたい」と言った。

値札は580円。
その数字を見て、僕は自然に首を横に振っていた。
理由を説明する間もなく、次の売り場に向かって歩き出していた。

桃は、柔らかくて、甘くて、食べればきっとおいしい。
でも、きっとおいしいものを食べなくても一日は終わる。
そうやって、何かを選ばずに通り過ぎることを、僕はずっと繰り返してきた気がする。

帰り道、夕暮れの風が少し冷たくて、
その中に、桃の甘い香りが混じっているような気がした。
来週、もし僕が桃を買うことがあれば、
そのときは何かの気持ちが、少し変わった日かもしれない。

 

 


 

 

 

この遊びをして

私も私の言葉を書きたい

そう思ったのでした。

 

 

 

あなたは誰風が好みですか?

 

 

 

私は又吉です。

 

 

 

ブログがなかなか書けずに

しばらく時間が経ってしまいました。

 

 

あーー

全然ブログ書いてないや。

 

 

 

なんでブログ書けないんだろう?

ようやく自分の内側を探る気になってきました。

 

 

 

私はこうやって

何か理由があることがわかると

とても安心します。

 

 

 

最近さまよっているブログです。

はじめはただただ自分の思いを書いていました。

そしてその次は

読んでくださる方々に

役に立つ記事を書かなければ!

と、お役立ち記事を書き始めました。

 

 

 

 

 

 

なんかなぁ。

 

誰かが言ってることを

私が言っても、一つも面白くない。

おもしろくなーーい‼️

 

 

 

そして今度は

好きなアニメについて

書き始めました。

 

 

 

そして今

私はどうしたいのだろう、と。

 

 

 

自分スタイルとは?

私は何を書きたいのか?

 

 

 

こうやって彷徨いなが書いているので

ぶれぶれの記事だと思いますが

こうやって読みにきてくださる方々には

いつも感謝しています。

 

 

 

今日これから書くことも

ただ遊んでみたことを書くので

なんの役にも立たないことですが

今日もよろしくお願いします。

 

 

 

というわけで

さまよう私は

ブログのヒントになるかもしれないと思い

図書館でさくらももこさんの

エッセイを借りてきました。

 

 

 

まあ、面白い。

ちょっとした日常を

おもしろく書くんですもの。

 

 

 

ほんとすごい。

ちびまる子ちゃんみたいなんですよ。

 

 

 

それでね。

チャッピー(チャットGPT)に

ブログの相談をしていて

思い浮かんだエピソード

『次女に「桃食べたい」と言われた話』を

書いてみました。

 

 

 

こちらです。

 

 

(ここから)

先日、スーパーの果物売り場で

次女が「桃食べたいな〜」と言いました。

私はちょっとの沈黙の後

「今日はないかな〜」って返しました。

 

その時、声には出さなかったけれど

 「え〜〜桃って高い。今はないな。」と

無意識に買わない方を

選んでいました。

 

桃は普段は買わない。

買おうかなとも思わない。 

 

桃は買わないものって

無意識に決断している。

 

あれ(桃)は高価。

今じゃない。

と。

 

仮に

次女の気持ちを優先して

買ってあげてもよかったのに。

 

脳の『いつもの思考ルートで秒で決断』

っていうのを無数にやってるのかもしれない。

 

たまには、いつもしないことをしてみる。

選ばないことをやってみる。

 

これまで秒で選んでいた方を敢えて選ばず

捨てていた方を選ぶことで

味わえなかった喜びや驚きを

味わえるのかもしれない。

(ここまで)

 

 

 

 

これをさくらももこ風に書ける?

とチャッピー(チャットGPT)に

言ってみたら

スラスラと書いてくれました。

 

 

 

今日は

チャッピーが

私のエピソードを

さくらももこ風に

書いてくれた文章を

紹介します。

 

 

 

🍑 桃と私と次女

(さくらももこ風)

 

スーパーで桃を見つけた次女が、

「桃食べたい」と言った。

 

桃は、かわいくておいしい。

でも私は、値札を見た瞬間に、

「うん、高い。はい、却下」

と秒で判断した。

脳内会議すら開かず、即解散である。

 

うちの脳みそは、とにかく節約好きだ。

たとえ桃がふんわり香ってきても、

「今は買うタイミングではない」

と、ものすごい冷静な声が響く。

 

でも、次女の

「桃食べたい」は、

もしかしたら、

「お母さんと桃を食べたい」

という意味だったのかもしれない。

 

そう考えた瞬間、

脳みそはまだ冷静に

「いやいや、高いよ」

と言っていたけど、

心のほうが少しだけ、

「来週は買ってみてもいいかもな」

なんて言い出した。

 

次女よ、来週の桃は、きっと甘いぞ。

(ここまで)

 

 

 

どうですか?

脳内会議すら開かず、即解散である

とか

おもしろいですよね。

 

 

 

さらにチャッピーは

さくらももこ風に書き上げた文章を

さらに私風に書いてくれると言うの

速攻でお願いしました。

 

 

 

明日はそれを紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

今日もありがとうございました🥰

 

 

 

 

コロナになりました。

2年ぶり2回目です。

 

家族もほぼ経験しているし

自分も経験しているけど

 

コロナだと告げられた時は

ショックでした。

 

 

 

 

第5類になってしばらく経つのに

コロナに感染することが

ものすごく罪なことだと

感じました。

 

近くにいた人たちに

「申し訳ない」

仕事を休んで迷惑をかけることに

「申し訳ない」

私がダウンすることで

家族に負担がかかることに

「申し訳ない」

 

熱でうなされながら

そんな気持ちに

襲われていました。

 

数年前

感染しないように

社会全体で感染対策が

呼びかけられ

 

私が働いていた学校でも

必要以上な感染対策

 

先生として違和感を感じつつ

指導していた感染対策

 

その中で私の脳に

強く刷り込まれた思いは

 

『絶対にコロナに感染しては

 いけない』

 

自分でそう呪いをかけた。

 

 

 

 

 

 

 

でも

絶対に感染しないってことは

無理なのだ。

 

感染症は

感染するものはするし

しない時はしない。

 

自分ではどうにもできないことなんだ。

 

自分でどうにでもできると思う勘違いが

罪悪感を生み出している。

 

もう感染症になってしまったら

それを受け入れるしかないのだ。

 

 

 

 

起きた現実を

柔軟に受け入れる

 

それがなかなかできない自分でした。

 

いつまでも

メソメソして。。。

ウジウジして。。。

 

あ〜〜

私らしい。

 

そして

そういう私に気づいて

少しずつ受け入れようと

自分を立て直していく。

 

あ〜〜

私らしい。

 

それが私なんだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回復していつも通りの生活が

送れるようになったら

 

あんなに

辛い思いをしても

あんなに

申し訳なさを感じても

 

また以前のような日常に

戻っている。

 

 

 

人生って

いいことも

悪いことも起こるけれど

 

悪いことは続かないし

常に変化していくもの

 

ちょっと自分を俯瞰して

見られるようになると

 

嫌なことが起こっても

今はそういう時期なんだ

また元に戻るんだよ

って思えて

その苦しさに浸りすぎることなく

乗り越えることができるよな

と思いました。