いよいよ今週末、日曜日になりました。

北海道歌人会、全道短歌大会で講演をします。

演題は「土地に呼ばれる」。



まさに北海道という土地に呼ばれて、行ってきます。

実はコロナの流行で二年越しの実現となりました。

根気よく私を待っていてくださってありがとうございます。

心が伝わるようにお話しできればと思います。

どうぞよろしくお願いします。


北海道に呼ばれて二年経つ夏の心を伝えるように語りたし/三原由起子

全くの初心者なのに、

モルック東京大会に出場を果たした

初心者チームの我々。

 『モルック大会(前編)』日々の運動不足を解消するために、モルックの練習を始めたのだが、 練習を始めた友人達は、ズブの素人なのに真っ先にモルック東京大会に申し込んだ。 参加するからに…リンクameblo.jp


記念すべき1回戦は、

通称「3バツ」の、0スコアを喫する。

 ※1本も倒せない投擲が、3回連続すると

強制的に"失格"になること

 

なんとも幸先の悪いスタートとなったが

日頃の練習成果を生かせるのか

「なんとかなれーッ」の面々・・・

 なんとかなるのか!?


(モルック東京大会の予選では、

4チームが2試合行い、

総スコアが多い順にトーナメント進出となる)


初戦の惜敗を乗り越え、

続く2戦目では、ゲーム展開にも恵まれ、

30点後半をマークしたまま

無事に投げ終えることができた。

 

思えば、3バツの原因として

グループ競技のなかでは、最も不可欠な

「戦況分析」の時間を

十分に取れなかった点が大きい。

 

モルックは、ルール上、

選手が投げたモルックや倒れたピンを

対戦チームのメンバーが

拾いに行ったり、起こしに行くことで

ゲームが進んでいる。

 

そのため、プレイヤー全員が、

率先して、次のゲームへの準備を

行わなければならない。

 


なんとかなれーッの面々は、ことさらに、

フリスビードッグ気質が強いため

我先に拾いにいってしまうのだ。

 

外側から見ると挙動が良くわかるので、

どのスポーツにも、

偉そうな「監督」のいる理由が

理解できないでもない。

 

それにしても、会場を見渡すと、

チームオリジナルTシャツを身にまとった

人たちが多いことに驚く。

(対戦相手の、大乱倒モルックブラザーズの方々。初戦で50点クリアされていた)

 

サッカーや野球のような

ユニフォームという性質のものではなく、

連帯感を出すための装束。

 

なんというか意気込みがすごい。

民族の違いを感じる。

 

後々、調べたことだが

モルックの、リーグ上位となるチームは

メンバーのランダム缶バッジを

販売しているところもあるという。。

 

私たちの試合は続き、

第二回戦では、おそらく我々のブロックで

一番強い、「モルック町田」さんと

対戦することになった。

 

このモルック町田さんは、たぶん

練習量や技術が他のチームより

群を抜いていて、


ルールはもちろん、スコア記録なども

率先して行っていただいた。


(モルック町田さんの手際良いスコア記録に感心するメンバー)


モルックに強さがあるとしたら、

いわゆるエースストライカー的な

カリスマ性はあんまり必要なく

 

堅実に点を稼いでいく、

ディフェンダーみたいな

ゲームメイク力なのかもしれない。

 

あんまり大差があくこともなく、

しかしいつの間にか、

王手をかけられているといった

具合である。

 

ここで、私たちも初めて知ったのだが、

実はモルックは、棒を投げた人間が、

投擲ラインを越えて、

投げたモルックを拾いに行ったり

倒れたピンを起こしてはいけないらしい。

 

つまり、投擲を終えたプレイヤーが

なげるラインを越えたところで

既に"不正"となるというのだ。


前述した、「モルックは他のプレイヤーが

ピンを起こしたりモルック棒を拾って

次のゲームに備える」という習慣があると

うっかりやってしまうペナルティとのこと。

 

特にお国柄か、日本人は特にこの

ペナルティを食らってしまうらしい。

 

対戦相手のチームも、2回ほど

このエラーが出てしまい、

注意されていたのだが、


とうとう3回目のときには、

ペナルティにするかどうか、

全チームで協議することとなった。

 

そのとき、モルック町田さんから

「〈なんとか〉さんはどう思いますか?」

と、聞かれたときには、我々一同

ちょっと笑ってしまった。

 

チーム「なんとかなれ―ッ」は、略すると

「なんとか」さん、となるらしい。

 

エラーをしたチームからも、

ペナルティにしてください。と

フェアな申告があったため、

結果的には、そのような処置となったが、

 

これは、不正防止のためにも

設定されたルールであるため、

自分たちも、明日は我が身と思いつつ

この経験を持ち帰るようにしたい。

 

ちなみに試合は、

モルック町田さんの全勝となった。

ゲーム進行へのサポートといい、

ほれぼれするようなプレイである。

 

さて、第三試合。


つまり私たちの最後の試合では、

結構な強チームが入り混じる戦いとなった。

 

対戦相手は、

大学生サークルっぽいチームと、

スポーツマンチームと、会社チーム。

 

スポーツマンチームの

さわやかなお兄さんは、


「なんかなれーッって

いい名前ですよね。

世の中のことは、

大抵なんとかなりますよ!」と


白い歯をニカッと見せて

笑ってくれたので、好きオブ好きだった。

 

こんな「陽」の精神の持ち主が

当たり前に生きているのが

モルックの世界なのだ!まぶしすぎる。

 

一方、対戦相手となる会社チームは、

「部長」「リーダー」「平社員」という

肩書きが書かれたTシャツを着た3人と、、、


「下僕」と書かれたTシャツを着た、線の細い、新入社員らしき男の子1人の構成。


ゲームプレイ中も、

殺伐こそしていなかったが、

すごい縦社会の社風が

ビンビンと感じられた。


我々、なんとかなれ―ッ全員の脳裏に、

(この会社で働きたくねえ・・・)という

思いがよぎったのは言うまでもない。


モルックというダイバーシティ鍋。

我々が思ったよりも、底が深いらしい。


しかし、この「下僕」と書かれた男の子は、

けっこうデキる下僕で、勝ち点となるピンを

コントロール良く倒したり、


率先してピンを起こしたりと、

動きの良い子だった。


どうか、タフに生きていって欲しい。


(試合終盤の様子。かなり離れた高得点ピンも、ガンガン狙わなければ勝てない)


試合は、接戦の末、

スポーツマンチームが勝利。

トーナメント戦へ進むこととなった。


我々の戦績は、本当に初戦をのぞいたら

30~40点をマークし、ひとまず

試合には出ても恥ずかしくないレベルで

モルックを習得できたことが分かった。

 

他のブロックを見てみても、

やはりトーナメント戦に進むためには

少なくとも3回は、50点を取って

試合に勝つ程度の実力が

命運を分ける水準のようだ。

 

私たちは、初戦の0点が響き、

「グループ最下位にならない」という、

目標もむなしく

グループ最下位を喫することとなった。


しかし、チームとして勝っていくための、

方向性も見極められたのも

今後の大きな糧となった、、、、


のではないかと思う。

(私は始終カメラマン参加のため)

 

(モルックが可愛く見える。

特に高得点のピンであればあるほど可愛い)


こうして、モルック東京大会は

幕を閉じた。モルックは、まだまだ

黎明期のスポーツなので、

いろんな投法や、ゲームメイクを参考にしつつ

長く続けていけたらと思う。

 

棒を拾ったり投げたりという動作も

根気よく続けていると、

結構体力の衰えから

自分を遠ざけてくれるような気がする。

 

しかし、最近は

命の危険を感じるほどに暑い。。。

 

基本的に、アウトドア型のモルックは、

練習すなわち死の可能性があるため、

とにかく夏のうちには、

インドア型のスポーツも

なにか探していきたい。

 

07.04 柚木

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■老木をモルックのごと倒せなばわれらの聲(こゑ)もうちひろがるか

 

今週は参議院選挙に、必ず行きます。

昨日はファンテイルくんとスタジオ入り。

曲ができたと思っていたけど、やっぱり気になるところがあり、そこを詰めました。



そして、最後の部分が決まり、ついに完成!!!

実は2曲できています。

ひとつは「深呼吸できない世界」

もうひとつは「なみえちょうじゃなくてなみえまち」です。

テイストが全然違う曲ですが、どちらも伝えたいこと。


9月半ばにはYouTubeチャンネルから、写真家の中筋純さんとの映像のコラボで配信しますし、8月20日には横浜市あざみ野で開催される「もやい.next」で「深呼吸できない世界」をお披露目します。


伝えたいことを歌えば目を閉じて浪江の景色が立ち上がりくる/三原由起子


 

日々の運動不足を解消するために、モルックの練習を始めたのだが、

 

練習を始めた友人達は、ズブの素人なのに

真っ先にモルック東京大会に申し込んだ。

 

参加するからにはとにかく一勝したいと、
毎週末に、代々木公園に集まり、

コントロール練習などが始まった。

 

 

大会が近づき、

全国各地から集うチームとの
対戦表が発表された。
 
参加チーム一覧の中には、
北海道から大会に来る猛者もあって
モルックの世界がいま
着々と盛り上がっていることが伺える。
 
私たちのチーム名は、友人達によって
「なんとかなれーッ」で
登録されていたようだ。
これは大人気「ちいかわ」に
出てくる、ハチワレちゃんの名台詞から。

 

 

大会が目前に迫る練習のさなか、、、

 

実はモルックの大会参加の申請時に、

最初に練習していたメンバー3人で、

チーム人数を登録していたことが発覚!

 

大会直前でなんと私だけ「ベンチ入り」ということになった。

確認不足で申し訳ないと友人から謝られ、私は大会で投げることなく終わった。

 

だが、せっかく練習したのだから

全国から集まるプレイヤーのレベルを

直に見ておこうと、カメラ記録班として

メンバーに付き添うことにした。

 

ルールが分かっているから、対戦のレベルも

分かるようになっているのも練習の賜物だ。

 

そして、大会当日。

 

協賛スポンサーにはサンリオや、モルックの発祥地・フィンランドのプロテインバーなど、

スポーツ大会としての完成度がかなり高いことに驚いた。ノベルティもちゃんとしてる!

 

全国から集った猛者たち。参加層はかなり多様で、会社チームや大学のサークル、家族チームやティーンズなど、かなりシニアの方から、小学生のキッズまで、最終フォームの確認に勤しんでいる。

 

オシャレサブカル層や私たちみたいな隠キャの文学部生みたいな者ばかりかと思ったら、ウェイ系のマイルドヤンキーなど、かなり裾野が広い。女王蜂サークルみたいなチームもあり、いかにモルックが、信条の垣根を越えた、ダイバーシティスポーツであることが分かる。

 

 

大会運営陣からの開会のあいさつ。モルック人気の立役者達である。

 

ちなみに開催地は、町田のシバヒロ。10時の大会開始に向けて、家を8時に出発。普通にいつもの出勤より早く、すでに眠い。

 

試合は1試合につき、4チームが参加。

それぞれ順番に投げ、50点を獲得したチームが白星となるが、獲得したスコアは最終的な判定に使われるので、もし勝てそうになくても(狙いのピンが詰んでいるなど)、なるべく50点に近いスコアを戦略的に維持することもブロック戦では、肝要となる。その後、ブロック内で総スコアが多かった、上位4チームがトーナメント進出できる。

 

ちなみに、1試合での獲得点数が50点をオーバーすると、ルール上、25点から出直すことになる。昨今の流行りジャンル、転生モノさながら、優勝争いからは大きく出遅れる羽目になる。

 

なんとかなれーッは、なんとかなるのだろうか。

そして大会は始まった。

 

(モルック棒を投げる友人)

 

大会が始まると、最初はピンが散らばるまで、

あまりスコアとしての開きは出ないのだが、

ピンが散らばら始めると徐々に実力が

明らかになっていく。

 

特に、大会慣れしているかどうかは

側から見ていると結果に大きく

繋がっているようだった。

 

そういえば昔、親に運動しろと

小学生のころにベースボールチームに

入れられ、毎週やりたくもない

練習をさせられていた頃の思い出が蘇る。

 

ただ、全くベースボールに思い入れもなく

素振りもしたことの無い人間だったが、

試合の打席に立つと、やけに高揚したことを

覚えている。

 

私の所属していたのは超弱小チームで、

人数不足のため、1年経たずに解散する

情けないチームだったが、まぁクソ下手くその

私でも人数が揃わないと試合に出られない

スポーツの特性上、叩き出されたりもしなかったため、7番とか8番とかだった気がする。

 

こういうスポーツ大会の出場体験があると、手番が回ってきた時の、緊張感を自分の中でどうコントロールするか、ということがなんとなく掴めるのだが、、、

 

なんとかなれーッのメンバーは、スポーツ対戦経験が無いタイプの人種の集まりなので、あっという間に、3バツになってしまった。(無得点が3回続くと強制的に失格になること)

 

初戦で失格のため、スコアは0点となり、私たちの目的は、「いい試合をする!」から、「ブロック最下位にならない」という目標にシフトチェンジを余儀なくされた。実力は拮抗しているのだが、なにせ勝負慣れしてなさすぎる。

 

大会はまだ始まったばかり。「なんとかなれーッ」は、何とかなることが出来るのか。。。

(次がモルック記事の最後です。しばしお付き合いください)

 

06.24 柚木

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芝生ふみバットかまへし夏の日がまだ続いてゐる朧雲見つ

 

 

 

母との二人旅で、小田原と箱根に行ってきました!

二日目は一夜城ヨロイヅカファームへ。

相模湾を見下ろせる素敵なロケーション。

私は2回目でしたが、母は初めて。

小田原駅からタクシーで向かいました。



紫陽花もきれいでした!


私はメロンのロールケーキに。何個でも食べられそうな美味しさ。


昨日の私のランチ。レストランは予約取れなかったので、買ったものをテラス席で。

ついつい食べ過ぎてしまいます。


母は介護を終えたので、お疲れさまという意味を込めての旅でした。

また母娘旅行したいです。


初めての母娘旅行は姉妹旅行と行く先々に言われてしまう/三原由起子