オマールとパテ・アン・クルート 2月の認定講座2日目 | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

2月認定講座の2日目は

【マセドワーヌとオマールのサラダ】から

 

 

マセドワーヌmacédoine とは、野菜や果物の小さい角切りを混ぜたもののこと  

 

意味は「マケドニア風」

もともとはアレクサンダー大王が小国をまとめ上げたことに由来するのだそうです。

 

でも平たく言うと、私たちのよく知る

「ミックスベジタブル」のこと!

 

これだけだと、家庭料理的なので、

少しレストラン的に蒸したオマールを乗せ

オマールの殻から作ったソースを添えて

一品に。

 

マセドワーヌは根セロリとジャガイモ、インゲン、そして大好きなイタリアのグリンピース🫛で。

 

【パテ・アン・クルート】

認定講座で、大物に挑戦!

それぞれの方に、自分でパテ・アン・クルートを作っていただきました。

 

仔牛のロースに豚肉、

具はフォワグラ、仔牛、ササミを大きめに配置。

 

ブリゼ生地で包む形にして、

オーブンへ。

 

翌日、ポルト入りのジュレを流し入れ完成😊

いよいよカット!

 

「わぁ、😍いい感じ!」

が飛びかいます。

 

テリーヌやパテアンクルートは

一つ出来るようになると、あとはいろんなパターンに応用できるようになります!

お家で作れるとかなり楽しいメニューです。

 

 

 

 

 

【クレープ・フランベ】

フランスの2月はクレープを食べる機会が2回あります。

一つは聖母お清めの祝日、ひとつはマルディグラの日。

 

クレープはほかの料理の構成要素になることもあるし、

ぼんやりしていると、薄くきれいにクレープ(ちりめん)状に焼けません。

ということで、みなさんに生地を作るところからやっていただきました。

 

おまけに、焼くときには作法(?)があって、

「右手にコインを握り、左手にクレープパンを持ち、放り投げてひっくり返す間に願い事を言う」

というもの。

これは至難の技です。

 

 

 

 

ということで、みんなで挑戦。

1枚目はまだクレープパンが馴染んでいないので、お箸でかえし、

2枚目以降はトライ。

 

わぁ〜

アレ

ワハハ・・・

 

なんて声が飛び交います。

だんだんと、

「叶えますよ。叶えますよ。商売はん・・・わあ!」

「家内安全」

なんて言いながらの空中戦。

 

珍プレー好プレー集みたいになってますが、

それはイジワル動画撮影班(=私)のせい。

最初のうちはひっくり返りにくいのです。

 

でもだんだんコツもつかまれ、

(水平の位置からスタートするよりも、肘よりも下の位置からしゃくるように放り投げればいいのです)

ほんとは最後には全員できるようになりました!

 

楽しそうな場面を眺めるたびに、思わずにっこりしてしまう、私には幸せの動画でした!