しばらくブログストップしていましたが、
通常講座、認定講座の修了式、
そしてパリ行きと
目の回るような忙しい日々を送っていました。
戻ってきて、教室をして、いろいろ片付けて
ちょっと落ち着いたので、再開します。
よろしければお付き合いくださいませ。
まず向かったのは
ニナ・メテイエ
Nina Metayer
シューの本に載る彼女があまりに可愛くて、お菓子もあまりにキュートで、買った本は2015年のもの。
去年は何かの会で、ナンバー1パティシエールに選出されたとテリアン先生に聞きました。
この前はプランタンの売り場にしか行けず、
今回はようやくお店に。
と思ったら、こちらもles halles d’Issy Bilitokiというフードコートのような新しい施設にある「売り場」のよう。
それはともかく。
「la fleur poire cassis花 洋梨とカシス」と題されたお菓子はフロマージュ・ブランのムースに、カシスの花水、洋梨のコンフィ、グレープフルーツとハイビスカス。パンド・ジェンヌに、クランブル、とあります。
ムースがそれはそれは軽くて、グレープフルーツとハイビスカス由来の酸がいっそう軽やかさを引き立てるよう。
「カシスの花水」なる存在を初めて知りましたが、どの香りなのか分からず。これは使ってみたい素材です。
プラリネのお菓子も、同行の生徒さんにちょっと頂きました。
もう一軒、今回どうしても行きたかったのは、こちらも女子の
Claire Heitzlerクレール・アイツレール
パリを出たところのルヴァロワ・ペレの住宅街にお店があります。
うっかりと通りすぎ、戻ってみたら、なんとclick & collectの文字が!
店内はきれいめなオフィスな感じで、お菓子らしいものも見当たらず・・・。
ま、いちおう聞いてみようか。
と思って入ったら、
「買えますよ。冷蔵庫にあるので、お見せしますね」
とのこと。最近はこんな形態もありなのですね。おまけにパリ市内ではなく(といっても、隣接地域)、物価がとても高いパリのこと、当然の流れなのかも。
走るようにアパルトマンに帰って、いざ!
なんとひっくり返っていたのはプラリネのシュー。
(プラリネシューを見ると、どうしても買ってしまう・・)
フランは最近のフランスの流行ですが、クリームはとろ〜んと柔らかく、フィユタージュとの相性はやっぱり素晴らしいと思います。昔の歯形のつくような、真っ黄色のフランは苦手でしたが、最近のは大好き
とってもおいしかった!
もう一つ、「柑橘の花la feur d’agrumes」と名付けられたケーキは、仏手柑の香りが漂う、大人味。こちらもまたムースはとても軽く、いろんな柑橘の中に忍ばせてあるマロンコンフィが味のバランスを取るのに一役かってる感じ。「酸」と「甘味」の関係性の大切さを実感です。
なんておいしいのでしょう!
次はJefferey Cagnesへ
昨夏も食べましたが、同行の生徒さんが買われて、やっぱりおいしかったので!
銅の大鍋の中にあるのも惹かれます
今回は「シャンティを切らしている」とのびっくりする理由で、ババとシロップだけだったので、これは昨夏の写真。
びっちょびちょのラムシロップでババを口いっぱいに頬張る幸せ
そしてやっぱりシャンティがあったほうがはるかに、はるかにおいしいのになぁと思いつつ。
次はブノワ・カステル
形態はpatisserie boulangerieで、お菓子もパンもあり。
中央の大きいテーブルで、ランチをとることもできます。お昼を食べてる人が何人もいらっしゃったので写真撮れませんでしたが、
お店は野趣的でシンプル、素朴ですが、とてもスマート! とても現代的!
焼き菓子がたくさん並び、ざっくり大振りで、プラリネのこぼれそうなマドレーヌはやっぱり(分かってるけど)買ってしまう〜。
いいなぁ、こんなお店ができたらなあ、なんて思ってしまいます。
お菓子があって、パンがあり、ランチがだせて、
おまけに20区のお店の隣にはエピスリなのです(動画はこちらの店舗)。
ジャムやスパイス、コンフィズリなどなど売られていて、楽しい空間。おまけに、びっくりですが、冷蔵のフィユタージュまであり!(デザミ講座で活用しました。スーパーの冷凍より当然おいしくて、ありがたかったです)
聞くところによると、日によってはシューの生地も売られているのだとか。
今度はメニルモンタンのお店(かつてのガナショーの店舗があったところ)で、ブランチを食べたい!
大好きなお店が一つ増えました
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