鳩と姫りんご 1月の料理上級講座にて | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

塚本有紀のおいしいもの大好き!

フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

途中になっていました

1月の料理上級講座のお話です。

 

 

ランド産の窒息鳩をローストに。

コロナと戦争と鶏インフルの大変な最中、なぜか鳩は安定して日本までやってきてくれます。

(鶏も鴨もほろほろ鳥も来ないのに‥鳩は鳥類じゃないの??)

というわけで最近のうちのメニューにはよく鳩が登場します。でも、ありがたい。

 

胸肉はローストにして

もも肉は即席でコンフィにしてほぐし、クロケットに。つまり「コロッケ」!

茸のピエ・ド・ムートンpied de moutonとは「羊の足」という意味の茸ですが(なんとなく似てる?)、日本語だと「シロカノシタ白鹿の舌」

鹿の舌を見たことなから分からないけど、猫みたいな感じでざらざらしてるからなのかも。

ソテーにして添えて、余ったのでスープにもしてみました。

コロッケの下に敷いたのは根セロリのピュレ。

これも余ったのでマヨネーズを和えて、大好きな「レムラッド」に。

ワインはウクライナの赤を開けてみました。

stand with Ukraine

なんて標語がついていたので、少しでも助けになれたらと。

割とあっさりめの軽いおいしさでした。

 

 

 

 

 

さてアヴァン・デセールに

【姫りんごでクレーム・ブリュレ】

 

 

今月はカマンベール・ド・ノルマンディに

富山の干し柿を頂戴しました。

肉厚でぽってりおいしい干し柿です。

 

アヴァン・デセールには

フジの姫りんごを見つけました。

なぜか見たら買わずにいられない心境になってしまうのです。そんなにおいしいものでもないのにね〜

 

 

 

 

グリオットチェリーのブリュレにしてみました。

湯煎にせずにダイレクトに焼いて(陶器よりもりんごは熱伝導が悪そうなので、たぶんゆっくり火が入ると推測)

カソナードをかけてバーナーでブリュレに

 

可愛いプチデザートができました。

ちゃんと、ブリュレのパリパリ、できました!

 

 

デザートは

【いちご🍓とピスタチオのミルフィーユケーキ】
ピスタチオでビスキュイを焼いて
🍓のジュレをサンド

 

 

ホワイトチョコの板で挟んで
ケーキにしました。

キルシュでマリネしたいちご🍓も添えて

角のセルクルさえあれば
そんなに難しいわけでもないのですが、
凄く手が混んでるデザートに見えて

お家で作れたら、
「すご〜い💕」って言われそうで
ちょっと得なケーキかも😆

 

寒い中、お越しくださったみなさま

ありがとうございました!

楽しんでいただけたでしょうか。