9月のキュイジーヌ・デザミ講座にて  サンマ×秋茄子のテリーヌ | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

 9月のキュイジーヌ・デザミ講座は、マンゴー・ココのアペリティフから。ミニパプリカのフロマージュ・ブラン詰めを添えました。

 

ちょっと早まったか!?と思ったのは、「さんまと秋なすのテリーヌ」

なにせ、サンマがいないのです!

 

今年も不漁のニュースが流れたのは、つい先日のこと。ようやく見つけた高島屋では1尾が1180円で、4本買ったらほぼ5000円。それはちょっと無理です・・。

しかし、「このテリーヌが習いたい!」と参加された方もあったので、変えるわけにもいかず・・。

 

致し方なく冷凍解凍のサンマを使いました。冷凍でも、あってありがたいことです。

少しやりにくいことはあったものの、みなさんが上手に調理してくださり、なんとか無事においしく完成です。

 

中身はサンマをバーナーで焦がしたフィレ、サンマのリエット、秋なすをオーヴンで焼いたものです。

 

ちなみにフランスに普通にはサンマは見かけません。食べたことがあるのは、パリの日本料理店で焼き魚定食として(おいしかったな・・)のみです。つまりランジス市場には上がるのかな? コロナがあけたら、ランジスはぜひ行ってみたい場所です。

 

 

さて主菜は牛ランプ肉の低温ロースト、じゃがいものピュレ添えです。

丁寧に時間をかけて焼きました。

工程はインスタのストーリーズでどうぞ!

https://www.instagram.com/stories/yukitsukamoto1207/2391900984944102466/?hl=ja

 

デザートはぶどうのナージュ、ブランマンジェ添え

ナージュというのは、「水泳nage」という意味です。

ロゼワインの中をぶどうが泳いでいるイメージです。写真がありませんが・・・。

 

先月よりも少し温度は下がりましたが、いぜんとして、楽しくも大変な時間だったことでしょう。今月はとにかくテリーヌを早く固めないといけないので、大忙しでした。

ものすごく「料理した感」のある授業でした。

 

今月も無事終わりました。ご参加どうもありがとうございました!!