ホット柚子の作り方 | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

今冬はずっとホット柚子を作っています。柚子ピールのために皮を使い、残った果肉があまりに大量。果肉をなんとかしたいと思って作り始めたのですが、とてもおいしく、ほっとする味です。教室のたびに、さあ、どうぞ! 

料理のときは白ワインを温めて、ホット柚子ワインでアペリティフに。お菓子のときはお湯を加えて、ホット柚子に。

 

作り方はとても簡単です。

まず手で皮を剥き、中身を取りだします。重さを計量。

 

2倍くらいの水を適当に加えて火にかけ、ぐずぐずになるまで煮崩します。所要15-20分くらい。

ざるで濾してちょうど元の中身の重さになるまで。(多すぎたらもう少し煮詰め、少なすぎたらカスに水を加えてまた煮出して濾します)

 

 

 

中身の重さの半分の砂糖を加えてさっと一煮立ちで、原液の出来上がり。

つまり中身が100gなら、水を加えて煮て濾して100gのペクチン液を作り、50gの砂糖を足すということです。

 

これをグラスの1/3くらい入れて、熱湯あるいは温めた白ワインを加えたら出来上がり。柚子の果皮を少し削り入れるとなお素敵です。お試しあれ。