1月9日、京都のフランス領事館/アンスティチュ・フランセへ、ガレット・デ・ロワの献上式のお手伝いに行って来ました。
今年巨大ガレット・デ・ロワを作られたのは、グレゴリーコレの西嶋さん。昨年開催されたコンクールでは2位だったそう。
今年もたくさんのお客様です。
私は受付におりましたが、献上されたガレットを少し運んで来て下さる方がありました。
フィユタージュは軽く、なんだかノーマルなクレームダマンドにはない、ふわっとしたよい香りがします(といっても香料を使っているような妙な香りではなくて、とても真っ当)。
とてもおいしいガレット・デ・ロワでした。
あとで聞いてみると、ビターアーモンド香のあるアーモンドプードルを使い、生地も通常のサイズのとは違う設定にしているそうです。
なるほど。巨大に焼いてしまうとやはり通常のとは違った味になってしまうものなので、私は「巨大なガレット・デ・ロワを焼いた人(=コンクール上位者)の、ノーマルサイズ」を食べたいといつも思っています。
でも今年のは巨大ですが、とてもおいしい! 長時間焼くことで、ビターアーモンド香は分かりやすくは残っていませんでしたが、ほどよい残り香になっていたのでしょう。重たくなりがちな生地もきちんと計算されて軽く設定されたことで、軽い仕上がりに。結局これしか食べられなかったのですが、満足でした。