アーカイブ講座で、バラとライチのガレット・デ・ロワを作りました。通常はクラシックの折り方をしたフィユタージュで作りますが、これは速成法で早く作ったガレット・デ・ロワ。
と言いたいところですが、サイドを留め忘れ、ばんばんに膨らんで、まったく違うものに!
サイドを留めるのは「中身を飛び出させないため」、だとばかり思っていました。
たしかに考えてみれば、サイドをきゅっと留めることで、膨らみが制限され、ガレット・デ・ロワとして適正な膨らみになるはず。なるほど、当然の帰結です。
なんだかなぁ・・。
中身はバラとフランボワーズを加えたクレーム・ダマンドを延ばし、シロップ煮にしたライチを配置しました(これは生徒さんのもの)
なぜ忘れたのか言うと、たぶん
速成法のフィユタージュは時間も短く、それほど気も使う必要もなく、簡単! 簡単!
と思っていたからでしょう。
ちょっと嘗めていた、ということです。
大らかに膨らみ、それはそれでおいしいのですが、ガレット・デ・ロワとしては失格(ビゴさんいわく、ガレット・デ・ロワは薄くないといけないからです)。
みなさん。すみませんでした。もちろん生徒さんのはちゃんと出来ています。
ベルガモットにローズのお茶を淹れました。
しかしひさしぶりにローズのガレット・デ・ロワを食べられて、とてもうれしい気分でした!