フォワ・グラのキャンディ仕立て 7月の料理連続講座にて | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

料理講座のアペリティフ用に、先月の講座で残ったウォッカと熟した南高梅を使って、梅酒を漬けました。

3週間ほどしかたっていないのに、とてもよい香りと強い味です。

おつまみは、ブランダードのベーニェbeignet de brandade

干し鱈を潰してじゃがいものピュレと合わせブランダードを作り、丸めて衣をつけてあげました。

トマトのソースを添えて。

1人で3つも4つも食べてしまいます。

 

さて前菜1はフォワ・グラのシュセット、カフェとパッション

Sucette de foie gras, cafe - passion

3つ星シェフのヤニック・アレノYannick Allenoさんのレシピを使いました。

 

まずフォワ・グラでテリーヌを作ります。産地はとうとうカナダに飛び、ケベック産です(フランスは鶏インフルエンザの余波により入りません)。

 

カフェとパッションのジュレをくぐらせて固めます。

シュセットというのは、フランス語で「棒付きキャンディ」のこと。

 

先日お土産にいただいたディジョンのマスタードいろいろをいっぱい使って。

ケベック産は、焼けばかなり流れるであろう柔らかさですが、味は悪くないと思います。

 

合わせたマスタードは、パン・デピス風味や蜂蜜、カシス風味など、やはり甘味のあるものがよく合いました。

 

単独でおいしかったのは、緑胡椒味やエストラゴン入り。

いろいろあって、楽しめました!