ガレット・デ・ロワ講座にて 1月の製菓基礎講座 | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

1月の製菓基礎講座ではガレット・デ・ロワを作りました。
前日にたまたまフランス語の先生に、「明日は授業でガレット・デ・ロワを作るよ」と言ったら、
「じゃあ、作ってほしい!」と頼まれました。
いいけど・・・(でも売ってるんじゃ?)を飲み込んだら
「もうどこにも売ってないんだよ」
なるほど。フランスではガレット・デ・ロワは1/6のご公現のお祝い用のお菓子ですが1月末日までは売り続けられます。
でも日本は、1月6日までが大半。なんせ3/3のおひな様が終わったらすぐに片付けないといけない国民性ですから。
 
(後日パティシエの人にこの話をしてみたら、やはり日本ではずっと売り続けるのは難しいとのことでした。「注文なら受けられるけど」とも)
こんなところにも国民性の違いがでるのは面白いなあと思います。
 
さて授業ではもう一つ、ポン・ヌフを作りました。
噛めばシュークリームの味がする(中央にはシュー生地とカスタードを混ぜたものをを絞って焼きます)、不思議なパイ菓子です。