ハメルマンさんのケーキ 2月の製菓連続講座にて | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

2月のお菓子連続講座は、お気楽「焼き菓子」講座です。
まずは昨年10月にジェフリー・ハメルマンさん(旭屋出版「Bread」著者)から教わったスパニッシュヴァニラケーキから。
「日本では聞かないし、とってもおいしかったから、授業でやってもいいですか?」との私の問いに、ハメルマンさんは
「もちろんだよ!」と、すぐに返事をくださいました。
保存のために覆うバタークリームの作り方も添えて。
 
ただしそのままで充分に美味しいですし、生地のおいしさをみなさんに味わっていただきたくて、粉砂糖をかけただけにしました。
しっとり、ふんわり。ビターアーモンド香がかすかに香り、シンプルながらリッチな味わいです。「素朴」という形容詞は少し違うような気がしてしまいます。
翌日も翌々日も、その次の日もおいしさが持続し、毎朝幸せな朝食が食べられます。
これはもうすっかり私の定番になりそうです。
 
さて全員で仕込んだのは、アールグレイとミルクチョコレートのタルトレット
 
底にはミルクチョコレートのクレムーを、上にはアールグレイのムース。表面は紅茶のイメージを表すためにブロンドチョコレートを使っています。
 
さてもう一つはガレット・デ・ロワ。先日エルメのイスパハンのガレット・デ・ロワを頂いたので、ライチとローズとフランボワーズで私も作ってみました。
模様は生徒さん作です。
バラが香る、上品なガレットになりました。