1月の料理連続講座の続き。
メインは鳩を使って、キャベツ包みのローストにしました。脚を使って、胸肉、トリュフ、フォワ・グラを包み、骨付き背肉のような形coteletteを形成します。
現在フランス産の家禽は、鶏インフルエンザの影響で輸入禁止状態ですが、なぜか鳩だけOKとのこと。それはうれしいのですが、いったいなぜ!? ほんとにいいのか!?、私はうれしいけど。
包むのに使った縮緬キャベツ
巨大!!と思ったら、フランスからやってきたそうです。2200円と、ちょっとひく金額ですが、やっぱりしっかりとした食感の縮緬キャベツでないと。
トリュフはすでに冬トリュフの時期に入っていて、しっかり強い香りがします。
少しだけガスっぽい香りもあり、「磯自慢」的香りもあり、ザ・トリュフ!の香りに酔いしれます・・。
鳩はやはり私の中では一番の美食の味。フォワ・グラ、トリュフという素材が鳩をいっそう引き立てるので、この組み合わせは定番中の定番。やっぱり素晴らしいものがあります。
丹波の岡田さん(農家民宿おかだ)がお持ちくださった、自家製のセミドライのぶどう。
農園でなった大粒のおいしいぶどうを冷蔵庫で保管。少し水分が抜けて味がどんどん濃縮してきています。手前はなんと2年もの! 奥は昨秋のものだそうです。2年もの月日が経っているのかと思うと、なんだかとてもありがたい食べ物です。その前に丹精込めて育てられた時間もかかっているのです。
チーズに合わせていただきました!
とろけるモンドールとラングル。
さてデザートは、ガレット・デ・ロワ
ピエール・エルメではイスパハンのガレット・デ・ロワがでていることを知り、私も食べたい!!
というわけで、作ってみました。フランボワーズ、ローズ、ライチのかわりにランブータンのドライフルーツを使って、中のクレーム・ダマンドに香りを付けてみました。なかにはもちろんフェーヴを入れて、争奪戦も!
ライチのアイスと冬果物のエチュヴェを添えて。