洋梨とマロンの季節 11月の製菓連続講座にて | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

 

洋梨とフランボワーズのシャルロット

 

11月は洋梨をフランボワーズと合わせてシャルロットに。小さいボウルを使って組み立てました。

洋梨はカシスを使って、赤く染め、ふんわり香りと酸味も入れます。

 

カシスのジュレを入れたいところですが、洋梨と合わせてみると強すぎ&酸っぱすぎなので、フランボワーズのジュレにしました。

よい引き締め役になってくれます。上品な洋梨のアントルメになりました。

 

もう一つは、最近見かけるカシス味の栗のモンブランを作ってみました。栗にカシスを組み合わせるモンブランやらアントルメは、今となってはすっかり定番の組み合わせですが、ダイレクトに栗をカシス味にしてしまうとは、へえぇと思います。

とても美しいカシス色がかったマロン色になります。酸味がきゅっと入って、都会的なおいしさに。ただし、カシス味を食べるとどうしても、「やっぱり定番も食べたい」の気持ちになるので、プレーンのタルト・モンブランも一緒に!

 

そして、たいていの人の答えは、「カシスはおいしいけど、モンブランはやっぱりモンブランじゃないと!」です。昔からある定番に勝てるものはそうそうはないと思うのです。だからこそ、定番。

 

 

さておまけは、吉野からやってきた柚子でコンフィを作り、

チョコがけに!

苦みばしったおいしさの、オランジェットならぬ、ユズェット!?