1月の料理連続講座にて 青くない「青い足」きのこ | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フォワ・グラのマカロン macaron au foie gras
1月の料理連続講座にて

フォワ・グラのバターをはさんだマカロンでスタートしました。
マルサラを合わせてみましたが、甘+甘なので、ちょっと甘過ぎかも。



さて前菜はマナガツオを使って、バターでソテーにします。

フランスのお土産にいただいたバターがあったからです。

(たぶん牛の模様)


ズッキーニのピュレを敷き、黄緑色の野菜、アスパラガス、スナップエンドウ、芽キャベツなど添え、うるいを飾りました。黄緑色でまとめたかったのに、そんなときに限って、スナップエンドウもセルフィーユも妙に緑が濃いのです。

さて次は珍しいきのこを使います。

ピエ・ブルーの野生 pied blue sauvage
ピエ・ブルーというのは、「青い足」という名前そのままに、青白いというか、青紫っぽい色をしたきのこです。
本来はこんな感じ。
みかけはおどろおどろしくも、味はおいしく、旨味をたくさん持っているようです。
日本にも「ムラサキシメジ」という名前で存在するのだそうですが、
それにしても、野生なのに、ちっとも青くない。これでいったいどうやって「青い足」なんて命名できたのかしら??
と思っていたら、若いうちは青く、だんだんに色あせるのだそうです。


おいしいスープになりました。
続きはまた明日。