1月の料理連続講座にて（続き）
メインは、生徒さんからのリクエストにより、蝦夷鹿のロース（背肉）を使います。
納品前夜、日付も変わろうという頃に業者さんから電話が入り・・・
（ひやぁ、大雪で北海道からの飛行機が飛ばないのか!?）と焦りましたが、
今回はフィレがないとのことで、急遽ロースに。
あぁ、びっくりした。
届いたのは半身の2.4kg！ （業務用のまな板いっぱい）
脂身や筋を落とし、芯だけを取り出します。結局半分弱になってしまいます。
なんだかもったいない気分ですが・・・。
低温加熱したフォワ・グラをポワレにし、根セロリの紙包み焼きとソースポワヴラッドを添えて
鹿のロース肉は軟らかく、繊細で、とてもおいしいものでした。ぴりぴりと胡椒がきいたポワヴラッドソースもとてもよく合います。
今月のワインは鹿に合わせてラングドック・ルーション
濃く、強く、ベリーの香りが華やかです。
デザートはチョコレートとマロンのケーキ、そしてカルダモンで香りを付けたチョコレートのアイスクリームです。
大焦りのスタートでしたが、久しぶりの鹿はほんとにおいしくて、来年もまた登場させようと思います。