誘ってくださる方があり、阪急百貨店の上のほうにある「アル・ポンピエーレ」にディナーに。
ポンピエーレ(イタリア語)って、フランス語から推測するとたぶん消防関係の言葉のはず。でもレストランなのに!?
と思っていたら、このお店はそもそもイタリアのヴェローナにある老舗のレストランで、昔は消防士さんがたくさん集うお店だったからなのだそう。
まずは大皿で生ハムやらラルドが登場。1テーブル8人分かと思いきや、これで2人分。ほんとにびっくりしました。しかしもっとびっくりしたのは、2人でもぺろっと食べられること。
私はたいていいつでもどこでも食べるのが早いので、私と目の前の方とで頂いたこのお皿が一番になくなりました。
ラルド(奥から2つ目)は溶けるようにおいしく、また大変に美しい存在です。それが豚の背脂だとはすぐには分からないほど。すばらしい食材だと思います。
こんなふうにグリッシーニに巻き付けて食べると教わりました。
前菜のラヴィオリ、パスタに続き、魚は鯛
主菜は牛頬肉の赤ワイン煮込み。そろそろもうお腹がいっぱい。
料理には、それぞれ合わせたワインが登場します。ソアーヴェクラシコが3種類、ヴァルポリチェッラという赤が2種類。ずいぶんと贅沢な思いをさせていただきました。
ワインメーカー「ピエロパン」主催のメーカーズディナーだったのですが、イタリアより4代目のアンドレア・ピエロパンさんがお見えになり、説明をしてくださいました。
品種は私にはなじみのないものばかりがずらりと並びます。聞けばイタリアには土着の品種が2000もあるのだそう!
これでは私に分かるはずもありません・・。
ソムリエさんはいったいどうやって覚えていらっしゃるのでしょう!
心楽しい方々と、おいしい料理を囲めるのは本当に幸せなことだと実感できる時間でした。