よだれのようなオムレツなんて! ブランチ講座で | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

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7月6日(土)
ブランチ講座を行いました。
とにかくいろいろ、贅沢ブランチを揃えてみます。
まずは夏トリュフのオムレツから。昨日から香りを移しておいたトリュフを刻み、
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卵へ。今回のトリュフは残念ながらそれほど強い香りがあったわけではなかったので、その分多めに使います。トリュフの香りがきちんと卵に移っているか心配していたのですが、ふわっと香ってくれて一安心。

オムレツの火の入れ加減には3段階あって、流れてくるような柔らかいのはbaveuse。ちょうどよいのがa point、きっちりと火の入ったのがbien cuitです。ちなみにbaveuseとは「よだれのたれた」という意味。強火で揺すりながら、かつかき混ぜながら一気に火を入れてから巻き上げます。
でもほんの少し火入れが足りず、ナイフを入れるとだらーんと卵液が流れ出てくるようなときは、いつもちょっとショックを受けます。「うわあ、我ながらへたくそ!」と思うのです。たしかに、あのがっかり加減の表現には、よだれという締まりのない言い方はぴったりかも。でも汚い・・。

さて4通りのサンドイッチに
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スモークサーモンサンド
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フランスパンのフレンチトーストには、キャラメルとココナッツのソースを添えます。
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ブランチにはやっぱり手絞りのオレンジジュースが欠かせません。グレープフルーツも足して、苦みもプラスします。
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ジャムもバターも作ってみました。
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そして昨日7時間に渡って面倒を見続けた自家培養ヨーグルト。マシンを持っているわけではないので、お鍋で軽くお湯を沸かし、地道に40℃の湯煎をキープし続けるのです。
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