黒門市場に、ぷっくり実のつまったライチが並び始めました。
料理連続講座のデザートにライチを使おうと、試作をしています。
ふわっと香る、少しバラのような香気。ぽたぽたと落ちてくる果汁も素晴らしい。
子供の頃は(冷凍でしたが)、なんでこんな果物が楊貴妃の好物だったのだろう? と不思議に思うような味としか理解できませんでした。ちょっとうすら寝ぼけ?
でも大人になった今は素晴らしく気品のある果物だと感じます。
何年か前に(といってももうだいぶたつかも・・)生の輸入が解禁になってからはなおさらすばらしく思います。でも台湾に行って食べるともっとおいしいらしいのです。
だから毎年7月が来て、ライチが出始めると、
「そうだ、台湾に行きたかったのだった・・」
と必ず思うのです。