黒門市場でお買い物をしていたら、チリ産のクリムソンというぶどうが目に入りました。
その瞬間、頭には「枝付き干しぶどう」の映像がぱーんと浮かびました。
その姿かたち、佇まいは、干したらきっとあの枝付き干しぶどうになるという確信を抱かせるもの。
ラベルには「種なし皮ごと」と書かれています。
「これは作ってみるしかない」
本当は天日で干すのがいいのでしょうが、大阪ではきっと無理。
低温のオーヴンに何度か入れてみました。
あまりフォトジェニックではありませんが・・・。
食べてみると、これがなかなかのおいしさ。味が凝縮され、かつまだまだフレッシュでジューシーな感じ。なまっぽい香りが残ります。
皮の薄さ、種のないこと。これは本当に枝付きレーズンに向くと思います。とてもおいしい。
料理講座のチーズに添えてお出しします。