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横浜 自由が丘 近辺 を中心に先生が移動する 移動型音楽教室
yukita(ユキータ) フルート/ピッコロ教室の岩﨑由佳です
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先週はブログを更新できませんでした、、、申し訳ないいいい
それもこれも、汗疹のせいです
頭皮まで進行してきている汗疹のせい!
負けずに涼みながら、今日はブログ、書きます
さてさて、今日のブログに登場してくださる生徒さんは
長らく当教室に通ってくださっている生徒さん
いつかに『音が出るようになって、上辺だけ吹けるようになってもあんまり意味ないなって、、、あはは』
と笑ってらっしゃった、今は(今も)とても熱心に頑張っている生徒さん
『レッスンだから1枚着ておこうと思ったのに、、、タンクトップ1枚ですみません』というお茶目な一面のある生徒さんです
(この生徒さんはオンラインレッスンをご利用です)
今日も外は凄まじく暑いですが、我々は涼しい部屋で、いつものようにレッスンを進めます。
曲に入ったところで生徒さんがぽろっと一言、、、
『僕、曲は結構できるようになってきたと思うんですが、、、』
結構どころじゃないですよ、譜面を読むのもとても早くなっているし、表現もすごく上手になっていますよ
『音がなんか、、、音が、先生みたいじゃないんです』
、、、ん?
音というのは、固有の楽器と固有の人体だから生めるもので、一人ひとり違うんです。
それに〇〇さんが私の音を出せるようになったら、それは私の音を真似しているだけであって〇〇さんの音ではないし、〇〇さんが演奏する意味がなくなってしまいますよ
『あっいえ、そうではなく、、、』
何だかとても言いにくそうです。
この生徒さん、普段とてもポジティブで、言葉を選ぶ(探す)ことはあっても言い淀んだり、こういったことはあまりないのですが、、、
詳しくお話を聞いてみると、、、
『前よりは音、綺麗になったと思うし楽に出せるようになってきたとも思うんです。
でも、なんか音が汚いというか、無機質というか、素人が吹いてますって感じの音に聞こえて、耳に聞こえた時に綺麗に感じれなくて、、、先生みたいな綺麗で、おっって思うような音を出せるにはどうしたら良いんでしょうか』
なるほど
棒吹きになりがちな音をどうにかしたい、ということだったのですね
あなたは、この生徒さんのような経験はありませんか?
音は出せるようになった、前よりも綺麗にはなった、でもどこか単調で、無機質で、一辺倒で、、、
これ、楽器演奏者は必ず通る道なんです。勿論私も通りました。
小さい頃、当時の師匠のレッスンを受けてもイマイチ上手にならず父に遠回しに聞いてみたら、『俺はそれに関しては練習せずともできていたから、教えられることはない』と呆気なく散らされました
あなたならこの生徒さんにどんなアドバイスをしますか?
この生徒さんには何が足りないのでしょうか?何が原因なのでしょうか?
『わたし、先生じゃないんだけど』と散らさないでくださいね
さて、この生徒さんが”自分の音が素人っぽく感じる・無機質に聞こえる”原因ですが、それは2つあります。
ひとつは息の使い方の問題。そう、ブレスコントロールですね
これに関して、教わったことがない・教えてほしいと頼んだけど教えてもらえなかったという生徒さんの声もよく聞きます。
コツとかないですか?とも聞かれますが、ここには書ききれないのでまた別の機会に。
もうひとつの原因は、、、ビブラートです。
そう、ユキータは 敢えて この生徒さんにはビブラートをまだお教えしていなかったのです。
なぜなら、ビブラートは音を綺麗に聞こえさせるのがメリットのひとつですが、それと同時に 誤魔化しが効く という、メリットにもデメリットにもなる要素があるのです。
演奏家にはメリット、音を磨いている最中の方には 問題を隠す というデメリット。
ビブラートは、音のお化粧なんです。
女性なら(もしくは最近なら男性も)解ってくれると思います。
アイメイクは手元にあるけど、コンシーラーが使えない・ファンデーションが使えない、という状況と同じです。
そうなると、化粧水や乳液、色付きの化粧下地くらいしか、ベースメイク(ほっぺや額)には使えません。
元の肌にあるシミやシワ・くまは隠せないですよね。にきび跡なんかは赤いまま残るでしょう。
肌の状態が悪ければ皮脂で直ぐに浮いてしまいますし、今の時期、汗ですぐに崩れて目元はパンダに🐼
ならどうするか?
時間をかけて元の肌状態を綺麗にするしかないですよね。
ビブラートはこれと似ています。
元の音が綺麗なら、ここにビブラートを入れるともーーーっと綺麗に、輝きます。
元の音が汚いなら、ここにビブラートを入れるとちょっと綺麗になったように聴こえてごまかせる。
この生徒さんには、まず、”元の肌状態”である、”元の音・素の音”を綺麗に出るように、してもらったのです。
今回のレッスンではビブラートのお話をして、練習法やかけ方などもお伝えして、まず感覚を掴んでもらいました。
翌週のレッスン時には少しビブラートをかけれるようになってきました。
『まだ慣れきらないしここだけ、とかピンポイントで入れることはできないけど、すごく音が綺麗になったように思います
特に長く伸びる音が綺麗になって、ただただ吹いているだけの音じゃなくなった感じがします
息もちょっと楽になった気がする』
そう、ブレス量(息の量)を効率よく使えるようになるのもビブラートのメリットのひとつです
しかしこのビブラート、昔から”体のどこでかけるのか(体のどこを使うのか)”・”どのようにビブラートをかけるのか”について、色々と言われてきました。
”お腹の腹筋を ふっふっふ と細かく動かす” とか、”下顎を動かす”などなど。
申し訳ないのですが、これはもう古い方法です。
そもそも、上記の方法では長く伸ばす音にビブラートをかけ続けるのは至難の業だし、ムラが出ます。
疲れません
これを教えているのは日本くらいかと、、、
(ほかのアジア諸国がどうなのかは知りませんし、あくまで個人の見解です)
ちなみに、ヨーロッパではこの方法、誰も使っていませんでした。
今でも、私と同年代の人や友達でさえ、”ビブラートは腹筋でかけるもんでしょ”とか、”ビブラートは顎を震わせてかけるって習ったよ”とか、”ビブラートとか習ったことないけど、、、よくわかんない”とか、いう人も居ます。
、、、腹筋、割れているんでしょうか、、、←違
さてさて、あなたはどうですか
演奏時、ビブラートをかけていますか
、、、え?ビブラートはかけるけど長時間は無理だし、おなかが疲れる?
もしかしたら、それは、、、
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