Revell 1/25 '57 Chevy Convertible を作る
まだ左手は不自由なのですが、リハビリを兼ねてこのキットを作ることにしました。はたしてどこまで出来るかな?。
これがセダンと違うところ。
いつもより少し丁寧に解説していきましょう。もちろん、この方法が絶対ではありませんので、ご参考程度にご覧いただければ幸いです。
まず、キットの組み立て説明書に眼を通したら、パーツを塗装する段取りに合わせて、大まかに分類してしまいます。
ボディカラー系、ブラック系、メタリック系、インテリア関係、...etcといった感じです。
同じ色に塗ってしまうのは、あらかじめ組み立てておきます。エンジンはこの状態でエンジンレッドに塗って、後でミッションの部分をシルバーに塗り分け分けます。
このキットには以前のエンジンブロックのパーツが残っています(手前)。ミッションの部分のモールドが異なります。
シートやヒーターボックス、デフケースなど、張り合わせてしまうパーツは、最初に接着してしまいます。
シャシーをボディに仮組みしてみました。シャシーの先端がボディから出ていますが、ここは切り取ってしまいます。
57年コンバーチブルならではのパーツ。シャシーの中央に追加される。X型の補強フレームです。2個のパーツを張り合わせておきます。
このフレームは、エンジンやエキゾーストパイプを組み立ててから取り付けますので、ここでは仮組みだけです。
フロントサスペンションもシャシーと一緒に塗ってしまうので、ここで組み立てておきます。
後で車高調整や、4点設置調整ができるように、コイルスプリングの脚は少し短くしておきます。
ロア側のサスペンションの接着は中央部のみです。これで後の車高調整が容易にできます。
全体が歪まないように、シャシーに仮組みしながら接着します。接着剤がある程度乾燥するまで、この状態を保ちます。
リーフスプリングの取り付け部のピン穴がずれていますので、穴を少し広げておきます。
シャシー側のダンパーの受け口は少し広げておきます。ダンパーの接着は4輪の車高調整が完了してから行います。
リアサスペンションが出来ました。しっかり接着するまで、動かさないようにします。
シャシーへの取り付けは、塗装してからエンジンやエキパイ、プロペラシャフトと一緒に行います。
これが、今回使用しないパーツです。スペアタイヤカバーと、リアフェンダーカバーはオプションで使えますが、今のところオミットします。
次回はボディの下処理をします。
Revell 1/25 '57 CHEVY CONVERTIBLE
昨年末のリリース。レベルのサイトでは特にアナウンスされていませんでした。
今年に入ってオーダーしたものが早速届きました。
2009年新金型でリリースされた57年型「150」がベースですが、どちらかというと、このベルエア・セダンのバリエーションという方が適切かもしれません。
実は既に出ている、55年型や、56年型とシャシーやエンジン、足周りなどは共通のパーツが多いです。もちろん実車も同様ですので、問題ありません。むしろ、バリエーションとして出るべくして出たという印象です。
これが2ドアセダンと異なるパーツです。当然新金型ということになります。
この中には、55年、56年のパーツも含まれますので、このキットには不要なものも含まれています
ボディは1ピース。ウィンドシールドは、メッキの別パーツです。
概ね良好といった感じ。フロントフェンダーの断面が少々イメージと異なるのですが、私の中ではAMTの2ndキットの印象が強いからかもしれません。後で検証してみたいと思います。
番外 1961~ Chevrolet Impala
連載再開!。残念ながら、左手のリハビリが始まったばかりで、まだ細かい作業ができません。
デイトナ・チャジャーとスーパーバードは少々お預けです。
そこで、次回は、作例を作らずに、キットの紹介だけで2ページいただきました。
テーマはシボレー・インパラ。1961年の3代目以降です。
本文ではテキストとパッケージのみですので、ココではキットの内容を、いくつかかいつまんで、紹介してみましょう。
これが61年から63年までのもの。
パッケージ正面は共通でしたので、側面の画像がコレ。61年までは、外箱が全て共通で封印を兼ねたステッカーで表示してました。
SMP(AMTが買収した)ブランドです。
エンジンはまだシンプルなパーツ構成です。
*あまり鮮明でなくてすみません。
62年のコンバチ。ボディのシャープさは今見てもほれぼれします。
この年からAMTレーベルに統一。初期AMTスタンダードの典型です。
63年型ハードトップ。エンジンパーツなどがより洗練されました。
その年によって統一したデザインです。やはりイラストのパッケージは素晴らしいです。しかも、しっかりした厚紙のパッケージです。実は63年まではボール紙に印刷した紙を貼った、貼り箱だったんです。
64年型。ヘッドランプとテールランプに懐かしい麦球をセットして、点灯するギミックが付いていました。64年型は今まで散々再販されてますが、この初版(ハードトップとコンバーチブルの2種)だけのオマケです。実はこのギミック、64年のフォード・ギャラクシーの初版にも付いていました。なぜか、この2アイテム(4種)だけです。
67年型コンバチ。このあたりが初期AMTのピークのようです。この後の68年、69年は手元にありません。レアなのか、今入手することは難しいようです。
AMTの70年型も何回も再販されてました。これは70年製の初版です。1996年にコレと同じ復刻パッケージ(61272)が出ました。
これがリンドの61年型。1997年製なので出来はまずまずです。
問題がウィンドシールドの平面形。バルクヘッド側のラインが実車と異なり、単純な円弧のようになっています。これは初期ロットだけのようで、ほどなく改修されました。同じパッケージでも正しいカタチのものがあります。
1996年製のもの。現在のクオリティーですね。
ワイパーやドアノブなど、細部が別パーツだったりしますから、パーツ点数はけっこう多めです。今のアメプラのスタンダードと言えるでしょう。
今回はテキストだけでしたが、まとめるのは以外に時間がかかりました。他にも載せましたので、解説共々、1月26日発売の226号をご覧いただきたいと思います。
Vol.53 ツールボックスの取り付け
Vol.52 フットレストとフロアマットの取り付け
フロアマットは柔らかい発泡PVCという素材です。ビロード生地のような感じ。
まず、Vol.22で組み立てた、ステアリングシャフトを用意します。
これまで組み立てたシャシーの、ファイアウォールバルクヘッドの穴に、ステアリングシャフトを差し込みます。
ステアリングホイール下部シャフトに、ユニバーサルジョイントを合わせて、
スクリューネジRMで固定します。ステアリングホイール下部シャフトを反転して、反対側もスクリューネジRMで固定します。
この後、フロントタイヤを進行方向に合わせて、ステアリングシャフトを中立の位置に合わせておきます。
インテリアフロア左側(助手席側)に、フットレストを差し込みます。ここは差し込むだけです。
ます、インテリアフロアのブレーキとアクセルペダルの間の穴に、ステアリングシャフトを差し込みながら、シャシーにインテリアを乗せます。
まず、ブレーキランプスイッチから出ている青と黒のワイヤのプラグと、プリント基板からの出ている同じ色のワイヤのコネクタを接続します。
次に、ダッシュボードから出ている白と黒のワイヤのプラグと、プリント基板から出ている同じ色のワイヤのコネクタを接続します。
さらに、プリント基板から出ている紫と黒のワイヤのプラグと、インストルメントランプの右側のソケットに接続します。
ワイヤの接続が終わったら、シャシーとインテリアのネジ穴を合わせて、所定の位置に合わせます。
ステアリングシャフトの先端は、ステアリングコラムから出るようにしておきます。
まず、スクリューネジEMで、画像の2箇所を固定します。
左側のダッシュボードとバルクヘッドの間からドライバーを差し込んで、スクリューネジEMで、画像の位置を固定します。
右側のダッシュボードもバルクヘッドの間からドライバーを差し込んで、スクリューネジEMで、固定します。
左フロアマットを、インテリアフロアの助手席側にセットします。