※記事に登場するブロガー様のリンク許諾確認していなかったので、一旦取り下げておりました。失礼しました。※

 

 

(朝の記事に続き、本日無駄に2部構成です)

(長くなったから分けただけなので、興味ない方はまた明日ぜひ!キメてる

 

 

 

 

先日読んだ雑誌「プレジデント」、テーマは「人生の価値」。

今朝のブログに書いたように、楠木建さんの記事が大変おもしろかった。

 

 

「良い人生」が実現する3つの条件とは

 

①決して、他人の幸福をうらやんではいけない

②決して、うまくやろうと気負ってはいけない

③決して、崖っぷちでもズルをしてはいけない

 

なるほど、これに尽きる。

 

 

 

 

 

楠木さんの他の著作も読んでみようと思い、図書館のWEB予約を使って借りてきた。

なんとなくとっつきやすいタイトルのこれ。

 

「室内生活 スローで過剰な読書論」

 

 

 

スローで穏やかな気持ちで読めるのかな。

と思って、タイトルだけ見て貸出予約し、一週間後に受け取ったのだが…

 

どうぞ、とカウンターで手渡された瞬間、「こんなん予約したっけ」とハテナマークが浮かんだ。

 

この本、 クソ分厚いのだ。

500ページ以上ある。

 

 

 

そんなに分厚いものを読むつもりではありませんでしたのに。

 
タイトル 「室内生活 スローで過剰な読書論」、全然スローじゃないじゃん!
 
と思ったんだけどそうね、ちゃんと「過剰」って書いてあるね…。
 
 

 

これは超の付く読書家の楠木氏がこれまでに発表した書評や書籍解説など、その「ほとんどすべて」を収録してあるものらしい。

 

ビジネス本から古事記まで、 100冊もの本について触れてある。

そういう事情もよく知らずに借りたら、500ページ厚だった、と。

 

 

 

 

 

かなり詳細に、つっこんだ解説がなされているものも多く、本書さえ読めば、まるで自分が原書を読んだかのような気分になる。

 

Amazonには

『原書を読むよりも面白い』と評される、楠木建氏の書評」

という紹介文があるが、間違いなくその通りだろうと思った。

 

(原書読んでないから「だろう」としか言えない私。)

 

 

原書のエッセンスがギュギュっと分かりやすく、軽快な文章でまとめられている。

もうこれ読んだら、原書読んでなくても「ああ、あの本ね」って完全に知ったかぶりが可能。

 

500ページもあるが、まさに「コスパが良い読書」ができる本だった。

 

 

 

本書冒頭に載っているのが、

アダム・グラント著「GIVE &TAKE(与える人こそ成功するも時代)」という著作について。

 

これの、楠木氏による解説文が掲載されている。

(原書表紙にも監訳者として楠木氏の名前が載っているので注目!)

 

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 [ アダム・グラント ]

 

 

「GIVE &TAKE」(の解説)によれば、人間には以下の3タイプがあるらしい。

 

1、「ギバー(与える人)」

2、「テイカー(もらう人)」

3、「マッチャー(バランスをとる人)」

 

世の中は基本的に「ギブ&テイク」で成り立っているが、そこへ至るまでの筋道が、3タイプでそれぞれ違っている、という話だ。

 

 

1、ギバー(与える人)

→ 他意無くギブ(与える)した結果として、相手からギブが返ってくる。

ギブ&テイクではなくギブ&ギブン

 

2、テイカー(もらう人)

→ 相手からのテイクを得るために、ギブをする。 

ギブ&テイクではなく、テイク&テイクイン

 

3、マッチャー(バランスをとる人)

→ ギブにもテイクにも寄らず、相手の出方に合わせてすぐにギブ、又はテイクを返す。

 

 

 

(危険な)テイカーを見分ける方法とか、私たちがギバーやテイカーとして生きた場合にそれぞれどういう結果が待っているかとか、 そういうことが書かれている。

 

(っていう人の解説を読んだだけなのに、もう原書をちゃんと読んだような気分。)

 

 

 

 

ギバーとかテイカーとか、このワードたしかどこかで見たことあったな…

と頭を巡らせていたら、港区OLタニ子さんの過去記事を思い出した。

 

↓↓

(私がヘタに内容をかいつまんで書くとまちがった伝わり方をするかもしれないので、 内容はぜひ直接お読みください。)

 

 

記事中には「ギバー」も「テイカー」も言葉としては出てこないけど、まさにそういう話だなあ、と感じたのを思い出し、

それで、あらためてタニ子さんのブログを遡って検索したら、ギバーやテイカーについても別記事で完璧にまとめられていた。

 

↓↓

 

 

「あの時タニ子さんが仰ってたことってこれか〜!」

と、クソ分厚い500ページの本を読み始めて早々に、ぼんやりとした記憶と目の前の知識とが、ガチっとリンクした。

 

 

 

ふと目にした情報が、自分の中で色々と重なり合ううちに、知識として一段段深まって頭に残るようになる。

 

分厚いなーと思いながらなんとなく読んでんだ事柄が、何年か経った後に「そういえば!」とおもしろい発見をもたらしてくれることもある。

 

だから本は、薄いとか分厚いとか考えずに、面白いと思うところだけつまみ食いするのでも良いから、気負わずに軽い気持ちで、どんどん適当に手に取るのが良いと思うな。

 

500ページもあると知らずに借りてギョッとした私くらいでちょうどいい。

 

 

って、何書いてるか分かんなくなっちゃったので、まとまりませんがこの辺で。

ほなまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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