
鉄分摂取を意識した食生活を送っている。
ブログに何度も書いているので、ご存知の方もあるかもしれない。
私自身は貧血知らずのため、そう気にはしていない。
私ではなくて、家族に鉄分摂取させるのが目的である。
だいぶうるさいのは自覚しているが、やみくもに鉄分鉄分と言っているわけではない。
夫は現在、ワンシーズンに一度のペースで血液検査をしているのだ。
そこでの貧血数値が、自転車を始める前後で比べると今の方が低いので、気をつけるようになった。
夫も以前に、「自転車乗った後にふらつくんだよなぁ・・・」と言っていたから余計にである。
これは貧血症状にちがいない!
私も夫もそう思っていた。
が、貧血の数値的には、一応正常範囲内なのである。
だいぶ低めで、気をつける必要はあるけど今のところは正常値。
なのに、ふらふらするってどういうことだろう。
夫も私も原因が分からずあれこれ試してみたところ、夫があることをしたら、ふらつきが治った。
夫がしたこととは、
一日に食べる白米の量を増やすことだった。
足りないのは鉄分じゃなくて、炭水化物だったのだ。
えー!?
そっちー!!???
と、本当にびっくりした。
鉄分も低めではあるが、ふらつきの原因では無かったのである。
夫が自転車に乗り始めたのは大体2年前。
それより以前は、健康のために白米を食べる量を減らしていて、それがすっかり習慣になっていた。
運動量が少なかった頃は米が少なめでちょうど良かったが、自転車を始めてからは、そのままでは炭水化物が足りなくなっていたらしい。
運動するにあたりたんぱく質は意識していたが、炭水化物については考えが甘かった。
「たんぱく質と炭水化物」というこの両輪が、ハードなスポーツをする上ではめちゃめちゃ大事だということがよく分かった。
健康体の夫がなぜ定期的に血液検査をしているかというと、以前に受診した健康診断で肝数値が異常値だったからだ。
筋トレやマラソンをしたあと、つまり筋肉を酷使したあとは、肝臓の数値は悪くなる。
ただしきちんと休息を取れば、また正常値に戻る。
夫の場合、会社で受ける健康診断直前に自転車レースがあった。
日をあけずに検査をしたので、血液検査でひっかかってしまったのだ。
脂肪肝も無いし中性脂肪も低いのにこの異常値はなんだ!?と、大きな病院のCT検査にまで回された。
もちろんすべて異常なし。
その次の検査では、きちんと自転車のトレーニングを控えてから検査したので、数値も元に戻った。
しかし、「この異常値はなんだ!?」と最初に驚かせてしまったかかりつけ医の勧めにより、年に3回ほど血液検査をすることになったのである。
血液検査の数字を見るのはすごくおもしろい。
期間中に食べたものや、運動ボリュームの通りに、各種数値が上がってたり下がってたりする。
食生活が与える肉体への影響が如実に分かるので非常に参考になる。
肉と米を健康的に食べ続けるには、いかに野菜の摂取量が大事か、ということもよく分かった。
このあたりから夫も、時々買っていたプロテインドリンクなどをほぼやめて、肝臓に負担のかからないナチュラルな食事を意識するようになった。
鉄分鉄分と騒ぎなからも、過剰摂取にはならないように。
肉も魚も野菜も、なによりバランスを考えて食べること。
夫の自転車は、肉体的に見るとなかなかハードな趣味である。
私が死ぬまでブログを書くために目や手を守るのと同じく、
夫も死ぬまで自転車に乗れるように、大事な体を守りながら過ごしてほしい。
※我が家のバイブル。
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