
リサイクルショップのオフハウスへ、不用品を売りに行った。
食器、おもちゃ、服など。
服といっても私の服ではない。現在60代の、母の服だ。
母がずいぶん昔に買ったまま、または服好きの叔母からもらったまま、ほとんど着ていない服がたくさんあった。
もう着ないこれらを捨てることはできなくても、娘である私を介せば、母も処分できるらしい。
処分といえど、母の頭の中には基本的に「捨てる」という発想は無い。
娘にリサイクルショップへ持っていってもらい、誰かへ「譲る」ことが母の言う「処分」だ。
二束三文の母の服だけ持って行ってはガソリン代で大赤字なので、我が家に眠る他の不要品も同じタイミングで持っていく。
今回、我が家からの不用品はそのほとんどを買い取ってもらえた。
しかし、 肝心の、母の服がダメだった。7枚中3枚しか買い取りできない、と。
状態も季節的にもバッチリ買取対象品のはずやのになんでや!?
とどうにも気になり、私は生まれて初めて、買取不可の理由をこちらから店員さんに尋ねてみた。
店員さん曰く、状態もデザインも季節的にも、買取商品としては問題なし。
唯一アウトなのが、商品についているタグの表示内容らしい。
①服のメーカー(又は販売会社)の名前
②その会社の住所、又は電話番号
この①と②が2つともタグに書かれていないと、どんな美品も買取ができないそうなのだ。
だから、これはOK。
古着の買取にそんな明確な規準があったとは知らなかった!
過去にも母の服は持ち込んだことがある。
これは良いのになんでこっちはダメなの?というものがちょいちょいあったのだが、謎が解けた。
原因はタグだったんだ。
スタッフさんが教えてくれたおがけで、今後自宅でタグを見てから持ち込む品を選別しやすくなった。大変ありがたい。
尚このルールはあくまで、「オフハウスに、古〜〜〜いノーブランド服を持ち込んだ場合」の話である。
セカスト等の他店や、ハイブランド品の場合なんかはまた事情が違うかもしれないのでご了承を。
さてこの日、オフハウスでの買取総額は1,200円。未使用の食器が効いたらしい。
オフハウスで1000円超えることなんてそうそう無いので、 見積段階で小躍りした。
そして、1,200円を実際に受け取った瞬間には、心の中でガッツポーズ。
なぜなら、受け取った1000円札が新紙幣だったから!
ずーーーーっと新紙幣に出会えなくてしょぼくれていたが、こんなところで初ゲットできるとは!
そうか〜、私の札とのご縁は、ATMでも服屋でもコンビニでもなくて、リサイクルショップにあったんだなあ。
……私らしいや……。
毎度たいした物を持ち込まないのに、いろんな意味で毎度期待の遥か上を行ってくれるオフハウス大好き。これからもぜひよろしく!
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