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半年ほど前、小学3年生の息子がポケカデビューした。
カード探しに駆け回っている内に私もポケカが好きになり、 家で息子とカードバトルを楽しんでいる。
39年間の人生でカードゲームというものに触れたことがなかった私。
ゼロからのスタートだったので、息子のお友だちにルールやなんかを色々と教えてもらった。
ポケモンカードを持ついろんな子どもたちと話していて、分かったことがある。
ポケカ好きは2種類に分かれる、ということだ。
カードゲームで勝つために、とにかく強いカードが欲しいという子と、強さなんてどうでもいいからとにかくレアなカードが欲しい、という子の2種類だ。
ポケカは、カードの強さとレア度が比例するものと私は思っていたが、実はそうとも限らない。
すごく弱いけど、デザインがキラキラでレア扱いされるカードというものがある。
逆に、かなり強いけれど特別レアというわけではなく、カードショップへ行けばある程度の値段ですぐに手に入るカードというものもある。
強いカードを集めるか、レアカードを集めるかは個人の好みによる。
うまくできてるなと思ったのが、この二者は需要と供給が一致するので、満足いくカード交換がしやすい点だ。
弱いけどレアなカードと、強いけどレアじゃないカードとがうまく交換取引されるのだ。
世の中って、たしかにこんなふうに成り立っているよなと、子どもたちの小さな世界からひしひしと感じる。
ひとつの価値感しか無かったら、たとえば全員が全員強いカードだけを求めていたら、カード交換もなかなか成立しない。
それぞれの好みが違うからこそ、カード交換も進展を見せる。
ちなみに我が家は、レアカードだとか強いカードだとか、そんなに色々と選べるほどの手札をまだ持ち合わせていない。
でも、息子はそれで良いらしい。
代わりに、親子でカードバトルをするために必要なカードは手書きで作った。
いろいろ作っていたら楽しくなってきて、リアルには存在しないカードも作った。
結果的に、息子の手持ちカードは現在最強の布陣である。
通用するのは家の中だけだが、これがかなり盛り上がるので、レアカードや強いカード同様に手書きカードにも価値は……ある。きっと。
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