こんにちは。
かせゆきです。
昨日は、東大教授の池谷裕二先生の講演会、
『潜在意識を脳科学で解く』へ行ってきました。
昨年も本当に面白くってたくさんの気づきがあった講演会。
とても楽しみにしていましたよ。
はりきって早めに行き最前列へ〜〜〜♪
池谷先生と主催のルミさん。
さて、
今回の池谷先生のお話での衝撃ポイントは、
3つありました。
一つ目。
意識は飾り。(さらに言えばゴミ!!!)
二つ目。
反射力=直感
三つ目。
脳とDNAの関係。
わたしとしては、
一つ目で驚き、二つ目で最近のいろんな疑問が全部繋がったような感じで、
3つ目は、ただただ面白いなぁって思いながら聴いていました。
まず先生は、脳の神経の伝達を、光で見せている映像を見せてくれました。
私たちの脳って、いつもこうやって働いているのかぁと、キラキラ光が伝達していく様子を見ていたのですが、
先生はこうおっしゃいました。
こうやって、私たちの心(感情表現)が生まれているということが、研究をすればするほど不思議だと。
脳は、物質で、
精神(意識・心)は、非物質です。
なぜ、物質である脳の化学反応から、
非物質の精神が生まれるのか??
うわぁ・・・・
本当にそうですよね。
脳の働きって、神経活動です。
この、神経活動という物理化学反応から、
「わたし」という意識が生まれている。
なぜ?
どうして??
確かにとっても不思議。
でも、
すぐにここから衝撃的な先生の言葉。
意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)。
領域の差は、5:95くらいの違いがあり、
顕在意識は氷山の一角に過ぎないというのは、
昔の話だ!と。
今はね、
こう言うのだそうです。
意識というのは、単なる飾りだと。
こんな感じの、飾り。
そこで、ついついびっくりするから、
「え〜〜〜〜!!!」って言うんだけど、
この「え〜〜〜〜〜!!」も、飾り。
脳の神経活動。
そして、
脳は、
解釈が大好き。
このように解釈しようと、潜在意識が決めている通りに、活動しているのです。
これらって、事実かどうかは関係ない。
と、いうことで、
脳がいかに錯覚していることをさも事実かのように私たちに意識させているか、わかるように、
先生がいろんな目の錯覚の画像を見せてくれました。
でも、
ことごとくその錯覚が受け入れられない私たち。
例えば、こんなの。
これね、
AとBは、
同じ色なのです。
ついつい、「えーーーーー???」って、言ってしまいませんか?
緑の円柱が、影を作っているでしょう?
それで、Bの周囲の濃いグレーが、Aより濃くなっています。
影ができているんだから、Bは本来もっと明るいはずと、脳は勝手に補完しているんです。
影ができると暗くなるって、私たちは無意識に思います。
脳は勝手に、潜在意識に添うような解釈をするんです。
それでね、
勝手にそう解釈してるのに、
自分の意識(目で見えてるとしているもの)と、事実が異なっても、
「えーーーー??」って言ってしまうんです。
先生から、事実が告げられるたび、「えーーーーー??」って言っちゃう私たち。
だって、
自分の意識が間違ってるなんて、思っていないのです〜〜。
意識は、錯覚しようなんて思っているわけではないのに、錯覚してしまう。
この、制御不能さ。
ひど過ぎます。
けっきょく結論はこうです。
1、錯覚は、脳の自動的な反射(解釈)
2、意識は、真実を反映しない。
(意識を信頼している限り、真実には至らない。)
ひゃーーーー。
こんな真実を反映していないものを根拠に、思考し判断し生きている私たちなのでした。
さらにもう一つ。
3、自分の意識は正しいと思い込んでいる。
(他人の意見を自動的に否定する。)
こんなにも、正しく事実を見ていないのにね。
だから、
意識は飾りでしかない。
無意識の自分によって、自動的に行われた反射なのでした。
『無意識が解釈した通りにしか、僕らは生きられないんですよ。』
と、先生。
じゃあ、
私たちはもう無意識の奴隷なの???
いったいどうしたらいいの???
ってことで、
続きます。
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