本当なら再再演は2020年だったのが、コロナ禍で中止となり今年となりました。
というわけで行ってきたよ、ジャージーボーイズ再再演。
アフトク付というのが大きかったのですが、中川フランキーと藤岡トミーが観たかったのでこの回を選びました。
ブラックも観たらグリーンも観たくなったけれど行けそうな土曜日のリピーターチケットは売り切れていました、残念。

感想。
やはりアッキーと藤岡くんの初演コンビは特別なものがあると感じました。
それに加えて今回初となる東ゴーディオと大山ニックのフレッシュさがいいバランスでした。
フランキー以外どうでもいいと感じさせるゴーディオ、そしてずっとトミーに10年間我慢し続けていたニックというキャラがそれぞれはまっていた。
初見じゃないのになんであんな声出るんだ?と改めて驚きながらアッキー観てましたが(聴いていましたが)、芝居部分にも深みが出たように思います。
そこは藤岡くんとの相性もあるのかな。
藤岡くんの輩感が以前に比べて更にアップしている気がしましたが、自分がフランキーを見つけたのに、自分がこのグループを作ったのにという苛立ち感は共感できる。
そこは東くんとの相性もあるのかな。
とにかくうまく演技がそれぞれかみ合っていて相乗効果をもたらせていてストーリーを噛みしめて楽しく観ることができました。
今まで観た中でこのチームがいちばん好きかも。

楽曲そのものも素晴らしいですし、それを歌いこなせる演者(アンサンブル含めて)の力ももちろん大きいです。
あとは、ラスト4人が久しぶりに集まって語るシーンが本当に良かった。
今までフランキーの子供のことについて聞いたこともなかったトミーが「娘さん、残念だったね」と声を掛けるところがなぜか印象に残っています。

アフタートークは20分くらいですかね。
ボブクルー役の加藤くん(ゴリくん)が司会だったのですが終始いじられまくりだった(笑)。
そうそう、もっくんのボブ・クルーがインパクトありすぎたのですが彼のボブ・クルーは全く違った感じなのが良かったですね。
もっくんもう一度観たいなとは思ったけど。
アフトクの内容としてはこのチームの印象とか稽古の裏話とか。
トミーとは違ってクズじゃないよとイメージアップ試みる藤岡くんがやはり輩だったw
ただ、音楽の話になるといちばん真面目で興味深い話が多かったです。
時代性を感じさせないといけないからと、その時代に流行った他の音楽もたくさん聴いたとか。
グループ決まる前の顔合わせ段階で東くんが初めて歌披露した時にそれじゃダメだとバッサリ斬ったというエピソードは藤岡くんらしいですが(笑)。
グループ決まってからだと別グループになってしまったら言えなくなるのでここで言っておかないとという気遣いも藤岡くんらしいと思いました。

 

入場時にマスクをもらいました。

何を配っているんだろう?と思った(笑)。

 

 

 

 

古田さんと天海さんというだけでこれは行くしかないと思って行きました。
古田さんが石川五右衛門で、天海さんが海賊上がりの女王様って設定だけでもわくわくするやん。

実は前作は映像でも未見なのでついていけるかなと思ったのですが全然問題なかった。
しかしながら、シャルル王子は一体何者なんだ?どういう人なんだ?という疑問は残った(笑)。
シャルル王子の扱いが酷すぎて大笑いしました。
映像だけの出演なのにおいしすぎるよ、浦井くんwww

さて、感想はThat's Entertainment!
めちゃくちゃ面白かったです。
1幕1時間半、2幕1時間半、休憩入れて3時間20分は新感線ではまあ普通かな。
長さ感じなかった。いや、ちょっと1幕は長いなと感じるところはあったけど。
長いと思ったのがブルブルジュースとパンのシーンだったのですが、これらが最後までストーリーに関わってくるとは思わなんだ(笑)。

とにかく古田さんと天海さんのコンビが最高でした。
この2人でないと成立しない舞台。
勧善懲悪、主役の見せ場たっぷりで非常にわかりやすくけれんみがあって面白い。
特に天海さんの七変化(いや、何変化だろう)が見ごたえあってすごい。
華麗で美しくてかっこよくてとりあえず天海さんのオーラがすごすぎた。

東宝と宝塚に本気で怒られそうと思ったところがところどころありましたがw
「最後のタンスは俺のもの」と歌っているのを見ていったい何を見せられているのかと思った次第。
めちゃめちゃ面白すぎて腹筋痛くなりました(笑)。
しかもトート風衣装にメロディーがもろエリザベート。
怒られないだろうか(2回目)。
また、黒燕尾服で華麗に踊って高田聖子さん演じる女王を誘惑するところなんてきゃーですよ。
あれでときめかない女はいないですよ。
というわけで、男役の天海さんを堪能できるサービス満点でありました。

劇団員さんはいつもの如く適材適所な役割でしたが、粟根さんが最後まで裏切らない!というのが驚きでした(笑)。
生瀬さんが全ての悪を引き受けてくれた感じ(ツメが甘いけどw)。
私の大好きなサンボさん(河野さん)は相変わらず小物で良かった(笑)。

客演若手では石田ニコルちゃんが良かったです。
元々広瀬アリスちゃんだったみたいですが、この役にはニコルちゃんの方が合っていたかも。
歌もうまかったですし、華やかで間合いもいい。
神尾くんと西垣くんは映像では知っていますし、いい役者さんだと思いますが舞台ではちょっと動きが小さいと感じました。
また、これは脚本の問題ですがキャラの対比があったらもっと良かったかも。
ちょっとかぶるんですよね、二人とも初々しくて可愛かったけど。
私の中では若手枠ではないのですが(結構出演歴多いから)、早乙女友貴くんの殺陣はやはりすごかった。
もう準劇団員でしょう(笑)。

最後に天海さん演じるアンヌの選択が本当にアンヌらしくて非常に爽やかな後味。
単純にああ、楽しかったと思える舞台でした。

 

公開兄弟喧嘩を観に行ってきました(笑)。

決めたのは月曜日の昼休みです。
昼休みにキャスト更新されているのを確認してすぐポチッた。
10時から2時間以上経っていたからもう空いていないかと思っていましたがまだ空いていました。
前予だともっといい席取れたかもしれないけれど、とりあえず入れたらどこでもよかったので。

前回兄弟揃った時には予定が入っていて観られなかったので今回観られて良かったです。

感想はというと耳福すぎる、そしてとにかく熱い舞台でした。
兄弟対決もさることながら、藤原クリスが以前観た時に比べてパワーアップしてくらいついていっている。
そして、いつも満足しているのですが、今回いつも以上に河村カルロッタの歌の迫力がすごかった。
なんでしょう、相乗効果?
ただ、ドロドロはしていないんですよね。
なんだか体育会系の熱さのようで。
おどろおどろしい担当は木村マダムか。
以前から思っていたのですが、木村マダムはいったい過去に何があったんや?というくらいおどろおどろしいですね(笑)。

お兄ちゃんファントムは以前観ましたが、それよりも役歴は長い弟ラウルの方が実は初見でした。
やっぱり歌はうなるくらい巧い。
そして、上流階級故の無意識な傲慢さがすごく出ていてちゃんと子爵様でした。
衣装パツンパツンはしてなかっ…たと思う。
兄ファントムは以前観た時は少し正統派すぎるなと感じたのですが、弟効果からか嫉妬部分が強くなった。
クリスティーヌに対してはただただ甘々、甘美な歌声に酔いしれました。
とにかくお互いがお互いを刺激しあっているように感じて本当に観ていて楽しかった。
一緒に舞台に立っているのが楽しいというのもすごく伝わってきます。
そして、改めて聞くとやはり二人の歌声似ていますね。
私を選ぶか、こいつを選ぶかと言われても選べなーい。
墓場で「ラウル邪魔」と思わなかったのも初めてかも(笑)。
ただ、私はお兄ちゃん選びますけどね(聞いてない)。

藤原クリスは最初に観た時も良かったんですけど、さらに良くなっていました。
ちゃんとファントムとラウルの間で揺れ動いているのが感じられるのが良い。

おそらく兄弟対決は期間限定でしょうから(前回はめっちゃ短かったですよね)レアなもの観られて良かったです。
達郎くんは次はカジモドですかね、めっちゃ取材受けているみたいですし。
今度ファントムでも観てみたいなと思いました。