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ユッコこと岡田有希子さんは幼い頃、耳が大きく立っているのがコンプレックスだったそうです。
ディズニー映画に出てくる、大きな耳を羽ばたかせ空を飛ぶ象みたい…佳代ちゃん(本名)の耳は「ダンボ耳」。友だちに言われて落ち込んた少女はその後、耳が隠れる髪型ばかりしていたといいます。
そんなユッコさんが、歌手になるために東京に来て、初めての撮影のとき。ヘアメイクさんに髪をセットしてもらうと〝耳がビヨーンと出るような〟ヘアスタイルになっていて。
カメラマンの武藤義さんが、彼女の表情の変化に気づきました。
「どうしたの?有希子ちゃん?笑顔がひきつってるヨ」
初めての撮影で緊張しているユッコさん。初対面の相手に対し、逡巡の末に小さな声で言ったそうです。
「私、耳がダンボなんです。だから、耳を出すと…」
「なに?ダンボ?」
「はい、みんなにダンボ耳といわれて、ずっと耳を出したことないんです。だから…」
それを聞いたみんな、ユッコさんが泣きたくなるほど笑ったらしい。
「そんなこと気にしてたの?こういう耳はお金が貯まっていいんだよ」
「そうですよ、耳を出したほうがかわいいよ」
「うん、ゼッタイにかわいいよ。気にすることないし、その耳をチャーム・ポイントにしちゃえばいいんだよ」
その1日で、彼女が16年間気にし続けていた〝ダンボ耳コンプレックス〟は吹き飛んでしまったそうです。
早くも3月に入り、もうすぐ「耳の日」ということで…。
「瞳はヒミツ色」でユッコさんが明かしていた、かわいらしいエピソードでした。
耳がふたつある理由、そんなことを改めて思ってみたりする今日この頃。
photo by yukikostarlight