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女子校に通うわが子は、小さな頃から洋菓子より和菓子が好きだった。
ケーキよりどら焼き、プリンよりあんみつ、そして男子より団子。
わが子によるとダントツで好きな甘味があずき、だいぶ離れて次点にカスタード、その次が生クリームという順番なのだそう。シュークリームなら、生クリームよりカスタードを選ぶと。
それを聞いてふと思った、〝あずき入りのシュークリーム〟があればわが子は迷わずそれを選ぶはず。でも実際には存在しないから、消去法でカスタードが浮上したのだろうと。
〝あずき入りシュークリーム〟がない理由は、一般的な製造工程だとシューの中に細い管を通して中身を入れるが、粒が大きなあずきでは物理的に無理だからなのだろう…とわが子に適当に説明したのだが、合っているのだろうか。
そんなにあずき好きなら、きっと今年で発売50周年という〝あずきバー〟も好きだろうと水を向けると「それは違う」という。硬いから?と聞いたら「あずきならなんでもいいってもんじゃない」。
うーむ。あずき道、どうやら平坦な道ではないらしい。
ところでユッコこと岡田有希子さんの実家の向かいにはおまんじゅう屋さんがあって、子供の日にかしわもちを買いに行ったりしていたそうだ。あずきの甘味にも馴染んでいたことだろう。アイス好きだった、そしてきしめんより味噌煮込みうどんが好きだった硬派なユッコさんなら、もしかしてたぶんきっと、あずきバーも好きだったんじゃないかな。
「アイスならなんでもいいってもんじゃないYO〜!」
なんとなくユッコさんにそう言われちゃいそうな気がするなあ…うーむ。
彼女が小学6年生の学芸会で、音楽劇「浦島太郎」の乙姫様を演じることになった。当時放映されていたベルばら(アニメ「ベルサイユのばら」)のマリーアントワネットの話し方や歩き方を、熱心に研究していたという…。
ユッコさんの母親による手記の一節を、わが子の「甘いものはベツばらだから食べちゃうね〜」のひと言から強引に思い起こすわたしだった。
ここまで書いてから、ググってみると世の中にはあずきが詰まったシュークリームがちゃんと存在していることを知った。But、どうやってあずきをシューに入れたか考えてると、夜も眠れないのDESU。
photo by yukikostarlight