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ユッコこと岡田有希子さんの1985年発表のサードアルバム「十月の人魚」所収の、かしぶち哲郎さん作詞・作曲の「Bien」

同じかしぶち哲郎さん作品である、セカンドアルバム「FAIRY」の「ポップ・アップ・リセエンヌ」からすると、リセを卒業して一気にオトナの女性になった感じですね。シャンソンやセゾンといったことばを織り込んだフレンチテイストな世界観を、当時ようやく18歳になろうとするユッコさんが、エレガントなボーカルで見事に表現しています。


ところでこの「Bien」というタイトル。他に類例がありそうでない、特異な曲名だと思うのはわたしだけでしょうか。トレビアン(Très bien)のbien、ということは日本語だと「よい」くらいの意味になるんでしょうか?

そういえば、1984年発表の爆風スランプのデビューアルバム、こちらのタイトルはズバリ「よい」ですね。関係ないと思いますが。

 

ここまで書いて気がついたのですが、いま「Bien」でググるとヒットするのは、某鼻詰まり系ヴィジュアルバンドのことばかりなんですね…。

鼻詰まりといえばつい先日、岸田首相が慢性副鼻腔炎の手術のため入院していましたね。全身麻酔を伴う大掛かりな手術でしたが、無事成功したそうでなによりです。

 

それで思い出したのですが、実はわたしも若い頃、医師に慢性副鼻腔炎と診断されたことがありました。

鼻血が止まらなくなって駆け込んだ診療所で、副鼻腔を塞ぐほどの大きな腫瘍の疑いを指摘され、精密検査を勧められたんです。

そのときは猛烈に落ち込みましたが、病院での検査の結果はなんと!異常なしでした。診療所の医師には不思議がられましたね。

 

その後の人生、なぜかそれまで悩んでいた鼻詰まりがすっかり治って?すっきり快適そのものだったんです。

五十過ぎてから、いきなり花粉症になるまでは…。

聞くところによると、北海道の釧路地方はスギやヒノキが自生していない、花粉症の人間にとってまさにパラダイスなのだとか。移住したいと本気で考えている今日この頃のわたしです。

 

というわけで。

もし、息苦しくなったのなら。

とりあえず、口呼吸しましょう。

もし、生き苦しくなったのなら。

とりあえず、そこから逃げて生き延びましょう。

 

写真はイメージ、というよりもはや願望です…

photo by yukikostarlight