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宮城県気仙沼市の魚市場には、古びた大きな世界地図が掲げられている。それはかつて、港を出たが世界のどこで操業しているかを日々示したらしい。

船名が記されたコマが、遥かな海の彼方に留められている。そのひとつひとつに乗組員たちがいて、彼らが無事に帰る日をひたすら待つ家族がいたのだろう。

 

遠洋漁業の基地として栄えた港町・気仙沼に「ラス」から帰ってきたといえば。それはカジノの都ラスベガス…じゃなくて、スペイン領カナリア諸島の中心都市・ラスパルマスを指すそうだ。

耳慣れない遠い異国の街。山に囲まれた街・気仙沼の人々にとって、それは海を通してまっすぐに繋がっていた。

 

「所属船現在位置図」と大書された世界地図は、15年前の3月11日にこの地を襲った巨大な津波に耐え抜いた。

気仙沼には「ごーへー」という方言がある。その意味は、前に進むこと。英語の「Go ahead」から転じた漁師言葉という。

 

 

 

多くの人生が変わったあの日から、15年が過ぎました。3月11日は犠牲になられた方々を悼み、未来へ記憶をつなぐ大切な一日です。

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ユッコこと岡田有希子さんは1986年1月、取材で東洋のラスベガス・マカオを訪れました。最初で最後のカジノ体験にして1ドルが600倍に、さぞ驚いたことでしょう。

photo by yukikostarlight