昨日は朝から曇っていたので、暑さが和らいで庭仕事や庭歩きができました。


毎日少しずつ変わっていく庭景色。


庭訪問のお客様はピークを過ぎましたが、


宿根草の庭は、これからが本番だったりします😊


今は、ちょうどクレマチスが満開。


暖地の庭とはひと月遅れで季節が進む高原の庭ですが、


盛夏を迎える頃には、花の咲き具合が暖地の庭に追いつきます。


これからはグラスの穂が本格的に上がるので、ますます楽しみなんですよね。


庭歩きしてたら吸蜜に忙しいハナバチに出会いました。


生き物たちにとっても夏の庭は楽園です。


このピンクの穂を上げてるのはカラマグロスティス カールフォスターなんですが、


何度名前を唱えても、呪文みたいって思います😊


イヌラが咲いて、その隣のアジサイ ピンクピンクッションも咲きはじめ、


さらにその奥にはフィリペンドゥラ ベヌスタも薄っすらピンクになり始めました。これも呪文みたいな名前ですよね。


エキナセア パリダは、咲き始めより花びらのピンクが濃くなってきました。できればシードヘッドまで楽しみたいところだけど、株の為に1年目は咲きがらをカットした方が良いそうです。


昨日は、↑のエリアのオルラヤを抜いてすっきりさせました。


抜いたオルラヤは、カツラの株元に丸く敷いて、なんちゃってバイオネストに。

こうしておくと、カツラの下に草が生えにくくなりますからね。

抜いたオルラヤにはまだ花が残ってますが、最初に咲いた花が青い実になったタイミングで抜けばこぼれ種で増えるのを阻止できるので来年はオルラヤが咲いてほしくないエリアでは逃さず抜くようにしています。

来年もまた同じ場所で咲いて欲しいなら、種が茶色く熟すまで置いておけば自然に種がこぼれて翌春咲いてくれます。

オルラヤを抜くタイミングって大事なんですよね。


先日、京都からうちの庭を見せて欲しいっていらっしゃった庭師さんとお話していて思い付いたことがあるんですが…。

普段草刈りで管理してるエリアをメドウガーデンにしたらどうかっていうアイデアです。


定期的な草刈りで草の勢いも程々になってきてるんですけど、月1は草刈りが必要でそれはそこそこ負担です。

ここに花の種を蒔いたり移植したりしてメドウガーデンにできたら、草が伸びてきても気にならないですよね。

草刈りの間隔も、もう少し開けることができるかもしれません。

メドウの花の候補としては、オルラヤ・青花フジバカマ・ルドベキア タカオ等、こぼれ種で自然に広がり、草刈り機で刈ったとしても背丈が小さくなるだけで咲いてくれる植物です。

その他にも、自生のタンポポやヒメジョオン、ギシギシなんかも素材として使えるかなぁと思ってます。

草地がメドウになれば、目にも楽しいし、昆虫や鳥たちにとってもさらによい環境になると思うんですよね。



さて、庭では夏の花であるアナベルも満開を迎えつつあります。


今年は、春先の刈ったグラスによるマルチが効いてる感じがする。


花付きがとてもいいです。



メインの小道では、グラスの穂の美しさが際立ってきました。


昨年からこのエリアの植栽を改良してきたんですが、


まずまず結果がでたかなぁ。


花壇をよく見ると、次の季節の準備が着実に進んでいます。


セダム オータムジョイに蕾らしきものが見えて。


そんなに焦らず、ゆっくりでいいんですけどね。


今年のイチオシ、タリクトラム エリン。昨日は、曇ってたので綺麗に撮れました。

今日は今季最高の暑さとなるそうなので、庭仕事も庭歩きも自粛です。











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八ヶ岳の庭仕事12ヵ月





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