東京では冷たい雨の朝だそうですが…。

八ヶ岳では、雪になりました。

12月の降雪は珍しくありませんけどね。


そんなわけで、朝から薪ストーブ焚いてます😊


まったりおこもりモードですね~😁

そんな中ですが、今日は4月の「バラの手入れ」と「宿根草の世話」についてお話します。

いつもは、「土づくり」についての話が入るんですけど、それは3月の植物残渣マルチでほぼ作業が完了しているので今回は省きます😉


🌿4月の「バラの手入れ」

4月の声を聞くと、耐寒性が強いバラ達から一斉に芽吹きが始まります。


水仙が咲き始める頃には、もうこんなに😄



芽吹きのこの時期に気を付けなければいけないのは鹿の食害です😣

例えば↓のバラ、ようやく枝が長く伸びたオールドローズなんですが…

囲っている中の芽は無事でも、


そこから飛び出た枝の芽はことごとく齧られてしまっています😰




この時期、多分大丈夫だろうなんて油断していると、或る夜やってきた鹿にがっつり芽を齧られるなんてこと…何度あったことでしょう😢


そこで、慌てて鹿囲いを施すなんてこともしばしば。


ほんとは、鹿に齧られる前にやっておけばいいんですよね😓

そんなわけで今年は秋のうちに鹿囲いを施しました。

でも、多分それでも完璧なわけはなく…春先にはどこかを齧られてしまうんだろうな…😢





八ヶ岳のこの標高…1170mでのバラ栽培の大敵は、鹿以外にも寒さによる枝枯れというのがあります。

↑のバラ、芽が出ている所より上の枝が枯れ込んでるの分かりますか?

4月になって芽吹いてきてようやく枝が枯れているかどうかはっきり見極めが付くので、芽が出ている所で枯れ枝を切り戻します。


そうやって、切り戻した枯れ枝が山のように↑

昨冬は、特に寒さが厳しかったので枯れ込みが半端なくありました😞

こんな風に集めたバラの枝は、切り揃えて薪ストーブ用に取っておきます😉

庭から出るバラや灌木の枝はとてもよい焚き付けになるんですよね。

さらに、燃やした後の灰はよいカリ肥料になるので、枯れ枝と言えどもお宝なんです😄


株元近くまで枯れ込みがあったバラでも、しっかりと切り戻しておくと、↑↓のように元気に芽吹いてきます。


ただし、ここまで厳しく枯れ込んでしまうと、その年の花付きはイマイチだったりします。

うちの標高だと、バラの復活にも思ってる以上に時間がかかるんですよね。

↓のバラは、ちょうどよい高さまで枝を残せたので、花を咲かせることができそうです。


バラには厳しい標高ですが、この時期のピカピカのバラの葉が、日々展開していくのを見るのは大きな楽しみです😊



🌿4月の「宿根草の世話」

4月と言っても、上旬にはまだまだ降雪を見る標高1170mの庭。


3月に買ってきた宿根草の苗達も、車庫の屋根の下でうっすら雪を被っています。



時には、氷点下を大きく下回る朝もあるので、


冷え込みが予想される日は、夜の間は玄関の中で苗を保護することも。



雪が溶けたらまずはよく日が当たる軒下に置いて、少しずつ寒さに慣らしていきます。



毎年早春に植えるデルフィニューム。ポットの中で少しずつ成長を始めています。



土が完全に溶けて、強い冷え込みの心配が無くなったら、耐寒性が強そうなものから苗の定植を始めます。


苗を植えたら牛ふん堆肥を一握り苗の周りに撒き、



鹿避けの為に、木酢液を水で薄めたものを灌水しておきます。

それでも齧られるようなら、木酢液の濃度を少し濃い目にするといいみたい。

うちでは、山勘でドボドボっとジョーロに木酢液を入れて撒いてます😁





土がようやく溶けたこの時期、そろそろ忙しくなるのは、宿根草の株分けや移植です。


大きくなったグラスの居場所を求めて移植したり、



地下茎で広がりすぎたアスターを掘ってポットに上げたり。




大きく広がりすぎた宿根草達は、余分な部分をポットに掘り上げて、八ヶ岳の庭友達とシェアしています。


庭友達からも掘り上げた宿根草を頂くことがよくあり…苗の交換は楽しいコミュニケーションのひとつになってます😄




↑昨年の春に株分けした赤いクリスマスローズが咲いています。



↑3月に株元まで強剪定したアナベルからは、新芽が覗いて。



切り戻したグラスは、ツートンカラーに😅

もっと短く地際から切り戻すべきでしたね😁




昨秋植えたイカリソウが、無事芽吹いてきて一安心。



この勢いがいいのは、何だったっけ…と、考え込むこともしばしば…😅

カラマツソウ パープレアでした😄




4月になって、ますますナーサリー巡りに熱が入ります😁



こんな花が既に咲いてる一年草を買ってきて、庭を明るくしてみたり。




買ってきた苗は、しばらく日当たりがいい軒下で養生してから植え付けます。




いつ行っても、立派な苗でいっぱいなまゆみファームさん。



来シーズンは、さらに多種類な宿根草の苗を揃えるとのことで、楽しみです😄


買ってきた苗は記念撮影をしてから、


花壇の中に植え付けていきます。


4月中旬位からなら、多少霜が降りても耐寒性がある宿根草なら植え付けて大丈夫なんです。





前の年に植えたサクラソウ。すっかり消えていたのに春にはちゃんと芽吹いてきました😮




それに気を良くして、またまたサクラソウの苗を取り寄せてしまったり…😅

サクラソウはよく増えて株分けも容易なので、年数をかければ苗を買わなくても庭中サクラソウでいっぱいにできるんですけどね😁



強い霜の心配が無くなってきた4月下旬。
家の中で保護していたゼラニウムのプランターを外に出しました。

毎日外で庭仕事を楽しめるシーズンがいよいよ始まります😊




連載“庭造りの方法”(2020年度 冬)




連載“庭造りの変遷”(2021年度 冬)




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