すい臓がんから生還させたかった・・・夫は天国に行ってしまった -3ページ目

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24May
- 専業主婦って何が悪いの？
  時々見かける、専業主婦は搾取だとか、専業主婦も働け、といったようなネガティブになる話題・・・そういった気分を悪くするブログや話題には触れないようにしていますが、先日友人とその話題になったので自分の考えを書いてみたいと思います。その言葉が、専業で家を守る役目だとしたら夫婦でどちらが働きに出て収入役をするか、家を守る役目をするかを話し合って決めればいいと思う。私が昔一緒に仕事をした米軍の技術者は、夫婦で同業者でしたが、地位と収入が高い奥様が働き、ご主人が専業主夫でした。今から20年以上前でしたので、若い私は「そんなご家庭もあるんだ・・・」と、ただびっくりした記憶があります。でも、そうですよね。やれる方がやればいい。子どもたちともこの話になるけど、上の子は「家のことをしてもらえるなら私が働く！」と言いますし、下の子は「３食ご飯を作っていたい、何なら専業主婦で家事だけをしていたい」と言います。同じように育てていても、全く考えが異なります。私は働いている方が気が楽なので働きたい派です。料理もそれほど得意ではないので作ってくれる人がいたらありがたい私は転勤族なので、上司などをみていて思うのですが、住む場所が変わると子供たちの人間関係も、学校の様子もガラッと変わります。そのケアをしてくれる専業主婦の奥様がいるからこそ安心して働きに出られるっていうのもありますよね。共働きだとしたら、単身赴任という選択になるし、子どもと離れて暮らすことにもなるし、それがいいか悪いかは置いておいて、ご主人が仕事に専念できるもの奥様という存在があるからこそ。一方で、私みたいに若くで未亡人になったら・・・自分で収入があったからこそ、子どもたちの進路については「どの大学に行ってもいいよ。」ということが言えたんだと思います。大学生になって知ったことですが、色々な情報を駆使すれば、給付型の奨学金もたくさんありますので、子どもの進学を諦めさせるということは無いと思いますが、これは知っているか知らないかで大きな違いになると思う。（それに給付型の奨学金は親の年収の制限があるものが多く、収入が少ないと割ともらえるものがありました。）話が脱線してしまいましたが、専業主婦ができる人はやればいい。一方、私の母親（専業主婦）を見ていると、子も孫も大きくなると何もすることがなくて日がな一日を洗濯と掃除とテレビを見て過ごしている話を聞くと、もっと生きる楽しさを見つけて欲しいなとは思います。「旅行行きなよ」とか「趣味を見つけたら」というと、そうは言ってもお金がねぇ・・・と言われると、それ以上言えなくなる。旅行に関しては１年に数回、親が遊びに来た時に連れて行くけど、趣味となるとなかなか手取り足取り。。。って訳にはいかないものです。ヨガの先生は私の母より５歳年上だけど、今年から女子大生（！）だし、やはりアグレッシブさを見ると仕事をしている方がよりアグレッシブだなと思う今日この頃です。専業主婦の何が悪いの？という問いに関して、今持ち合わせている回答はありませんが、専業主婦は悪くなく、それを叩いてブログなどでインプを稼ごうとしている人が悪いんじゃないかと思いました
22May
- 毎月新しい世界に飛び込む
  今年の１月に立てた目標の一つに「毎月旅をする」ことを掲げました。旅といっても、遠いところに行かなくても「旅気分」を味わえる場所ならいいんです。これまで、１月・・・西宮えびすの十日戎２月・・・石川３月・・・佐賀４月・・・大阪５月・・・長野と旅をしてきた。６月以降も着々と予定が立てられていて嬉しいです毎月旅をする！と決めていても、できない月も出てくると思う。そんな月は「少しリッチな美味しい食事を食べにく」ことで旅行の代替とする。こんな逃げ道を作っておけば、達成できなかったとしても、罪悪感がありません。こうやって、楽しみを目の前に作っておくことで毎日の生活がとても生き生きと輝くものになります。自分の一日ですもん。自分史を着々と積み上げる。人生を面白がる！！
21May
- いつもの中華料理やさんで
  昨日の帰り道、いつも可愛がってくれる先輩に会い「よし、行くぞ！」といつもいく中華料理やさんに向かった。昨日は犬当番は上の子だったし、きっと22時までには家に帰れると判断してついていくことにした。宮古島出身の先輩はお酒も豪快だけど、懐も大きくて優しい・・・もう一人、最近知り合った先輩も一緒だったんだけど、宮古先輩（そう呼びます）が、「Yukiちゃん、ご主人亡くなってどれくらい経つ？」と聞いてきたので「先日命日で、丸三年経ちました」と答えたら「そうか・・・早いな」と言って神妙な空気に。「でも、３年経ってだいぶ落ち着きました。子どもも元気になりましたし！」というと、また宮古先輩に笑顔が戻った。「こんなこと言うのもアレだけどさ、俺、奥さんに先立たれたら多分すぐ再婚するかも」と言うと、もう一人の先輩は「俺は子どももいないし、多分奥さんが居なくなったら元気がなくなって弱っていくと思う。再婚どころかどんなに気が合う人が現れても心は開けないと思う」と両極端な意見。どっちの意見も正解。奥さん逝去の後、再婚したいという気持ちは、一人は寂しすぎて耐えられないと。宮古先輩、大家族で育ち、今も子沢山だからきっとワイワイ楽しい環境で育ってきたのだと思う。もう一人の先輩は一度婚約破棄をしたのちに、今の奥さんと結婚。だから、その先輩が再婚どころか心を開けなくなるんだろうな、という気持ちもわかる。人って本当に十人十色だね。で、三人で議論して行き着いた答えは「パートナーはいなくても、時々一緒にご飯食べる仲間がいたり、趣味のつながりがある人がいたり、旅行に行ったりする友人がいればそれでいいか！」と言う結論になりました中華料理は安定の美味しさで、ここの辛い料理もどれも美味しい🎵帰る前に嬉しいことを知ったんだけど、私ずっとここのオーナー、四川出身だと思っていたの。でも、おばちゃんはいつもニコニコしてて、とっても良い人で「また行きたいな」と思うお店。そしたら、そしたら、なんと！台湾出身の方でした。（家族経営で、全員台湾人）あの朗らかな雰囲気は台湾の方だったからなのね納得！うちの子も「台湾だったら月１で行きたい」と言うほど台湾好きになりました。なんだろうね、この感覚。早く子どもたちと月１台湾旅行やりたい
18May
- なんでうちの子が東大に？！
  またいやらしいタイトルですが、よく聞かれるので今日はブログに書いてみようと思います。我が家は両親共に九州のど田舎出身で、近所で大学生をみたことがありませんでした。大学生をみたことが無いのですから、自分たちが大学に進学するなんて夢のまた夢、、、わたし40代半ばですが、当時も今も地元での大学の進学率は変わらないと聞いています。そうなると、当然、高校卒業したら就職するというのが暗黙のルート。でも、わたしはどうしても大学という場で学んでみたかった、、、家の経済状況からみても、親の考え方からしても、わたしが大学にいくなんて夢のまた夢、、、それでもわたしは勉強をしてみたくて最後の抵抗として高専に進みます。（高専進学にあたってもすったもんだがあるわけですがここでは割愛）高専なら短大と同じ扱いだし、国立だから学費も安い。（わたしは５年間授業料免除だった）しかし、この高専への進学が、わたしとわたしの将来の家族（つまり、子どもたち）の運命を大きく変えるきっかけとなりました。多感な10代。わたしは親との衝突でしょっちゅう保健室に駆け込んで悩みを聞いてもらっていました。保健室の先生に。わたしが「家に帰りたくない」と言ったら、時には「yukiちゃん、今日はうちに泊まりにこない？うちの子達も喜ぶから」と誘ってくれて、わたしの親に電話をしてくれる先生でした。わたし17歳、先生のお子さん7歳と4歳。その後も、先生のご家族と一緒にお子さんたちの運動会に誘ってもらったりずっとよくしてもらいました。あの先生がいなかったらわたしどうなっていたんだろう？？？とにかく、先生に悩みをうちあけ、先生のお家で癒されて、わたしの５年間はとても楽しく、心荒れずに過ごせました。先生ご家族とは就職してからもずっと交流は続いています。就職して初めての転勤で東京に引越しをした際、しばらくすると先生から連絡がありました。「上の子の彼氏が東京の大学に進学することになってね、時々遊びに行くからYukiちゃんの所にもいくわね」「先生、わかりました！待ってます！ところで東京の大学って何大学ですか？」と聞くわたし。その問いに先生は「東京大学なのよ」と答えます。こんな顔になったよね！笑東大生なんて、これまで会ったこともなくて、それこそ芸能人と同じ位置付けでした。その後、先生のお子さんとその彼氏さんと会ったり、その彼氏さんの応援に行ったりしていて、その時初めて東大生と話をしました。彼はスポーツ選手で大学卒業後、海外のチームに所属していました。その後東大の大学院に戻り、今は日本のとある大企業で研究をしています。もちろん、先生のお子さんと彼は結婚して今はお子さんもいる。彼が海外のチームで日本で遠征があるといえば、うちも家族ぐるみで応援に行ったものですだから子どもたちは東大生をすごく身近に感じていました。そして、東大にいけば選択肢がものすごく広がることを肌で感じていました。大学卒業後、海外のチームに行き、選手を辞めようと日本に帰った時に東大の院に進み、それでもやっぱり現役当時よりもタイムが良いから選手に復活し、しばらくスポーツ選手として活躍したあと、JTCに就職。とにかく、自分の生きたい道を歩く姿をみて「あの生き方良いね👍」と思っていたのだと思います。縁というのは不思議なものです。彼と同じチームで活動していた元東大生が夫の部下となり約２年間仕事をしていたことも有りました。この部下からも東大のはなしをよく聞いたものです。なので、子どもにはどこの大学に行きなさいと言ったことはないのですが自然と東大を目指すようになったのかもしれません。東京大学は新振りがあって、例えば文系で入学したとしても成績次第では理系に転じることもできます。なんという素晴らしい制度！18歳で自分の将来を決めるのなんて難しいから、勉強をしながら道を自由に変更できるなんて素晴らしいですよね。うちの子も漏れなく文系→理系に転じました。話を戻すと、両親が大卒ではないのに子どもが東大に入れた一番の理由は「身近に東大生、または東大出身者がいたかどうか？」だったと思います。そして子ども自身がそこに憧れを抱けるか。やはり、周りの影響ってものすごく大きいのよね。自分もそうですけど、周りにどんな人がいるかで人生が変わるといっても過言ではありません。いま子どもはオンライン家庭教師もしていますが、オンラインなので日本に限らず世界中どこにいても東大生の家庭教師が受けられてとても良いシステムだなと思います！東大生がどんな生活をしてきたか、どんな本を読んできたか、いま何を学んでいるか、雑談の中でいろんな話を聞くことができて、良いなぁと思います。話が脱線しましたが、東大に入るためには東大生から話を聞くのが一番の近道でした。（我が家の経験上ですが！）東大のキャンパスにて
15May
- もう少しで夫の命日
  夫が逝ってしまって早３年・・・この間、引っ越しもしたし子どもたちは大学生になった。私は相変わらず仕事に趣味に邁進している。時々、駅やお店で夫と同じような背格好で白髪で短髪の男性を見ると、夫かと思って心臓が「どきん」と鳴る。いまだに慣れない。困ったものだ・・・今年は回忌供養はないから（昨年３回忌）特にイベントはないけれど、夫の命日には素敵な花をお供えしよう。その日は予定も入れず、ただ夫との時間をすごそう。職場のパートさんの旦那様が転んで骨折をしたと話してくれた。私のこともきっと結婚している人、と思って接してくれているのが話の端々でわかる。夫の話に及んだら、咄嗟に「単身赴任なんです」と言ってしまいそうになる。だって、本当にそんな感じなのだ。「夫くん、遅いな。いつ帰ってくるんだ？」と文句でも言いたくなる。子どもたちの成長も見たかったはずなのに、何やってんの。ほんとに。帰ってきて欲しいな。せめて夢でも。
11May
- 恋バナ
  昨日は上の子が恋人とデートをして、ラボットをみに行ってきたらしい。ラボットって、可愛いぬいぐるみのような、ペンギンのような、ロボット。体温があって瞬きもするらしい。そして、人を見分けることができて、泣いたり挨拶したり、ひょこひょこ歩いたり、それはそれは可愛いそうだ。んで、子どもが言うには「今は愛犬がいるし、私たちもいるから良いんだけど、ママ将来ラボットと暮らしなよ」という。「なんでその子と暮らさないといけないの？」と聞くと、その子を愛ているとオキシトシンも出るからストレス減るし、カメラもついているからいざという時はカメラで遠隔に私をみることができるらしい。「いやよ、２４時間見られる生活なんか」というと、そうじゃなくて、ラボットを通じて通信が途絶えたら「ままに何かあったんじゃないか」と言ってカメラで確認するそうだ。「ママは将来誰とも一緒に暮らしたくないって言うから・・・」と言って、色々考えてくれているらしい夫がいなくなり３年。子どもたちにはこの家から巣立っていくように言ってある。なんなら、子どもが全員就職したら、この家を手放すことも全然あり得る。その時、一番いい環境に身を置くことが一番の重要課題だから。一番の仲良し（同級生、女子）と目論んでいるのは、同じマンションの別部屋に住むのもいいよね、と話している。旅行などは一緒に行くけど、お互い干渉はせず、いざとなった時は助け合う。この話をしたら、ゲイの友人も「えー、それ俺も混ぜて」と言うので、仲間に入れた全員バックグランドが違って、全員クリエイティブな仕事をしていて（私以外）、とても刺激がある。話は逸れるけど、ゲイの友人はとても良い。男性の目線と女性の目線を併せ持っているから、話していて面白い。そのゲイの友人（以下、Gくん）から「Yukiちゃん、誰か声かけられないの？」と聞かれたので全然そんな話はないわよ、と答えた。・・・あ、いや待てよ。そういえば、夫が亡くなった年にアメリカに帰国した友人（７歳年下、フィリピン系アメリカ人）からは定期的に連絡が来る。夫とも私とも一緒に仕事をしたことがある人。夫が亡くなったことも知っている人。最初は何気ない会話だったけど、時々、人生の話とか、人種、宗教観、働く意味などさまざまな話をするうちに気がついたら長文になることもしばしば。そして、先日、日本に来たら一緒に旅行に行きたいと言われた。G君にこの話をすると「え、それって、Yukiちゃんのこと好きじゃん」と・・・男子校出身の私は男友だちと旅行に行くって特別な意味もっておらず、なんなら研究室で24時間男子と２人きりでも何もなかったし、現場常駐した時も男女の差はなく全く対等に生活していたから気にもしていなかった。そうか、男性が「一緒に旅行に行きたい」と言うのはそういう意味なのか。７歳も年下だし、離れて住んでるから１ミクロンもそんな気になったことはなかったけど、これからは気を持たせないようにしないとな・・・。そのフィリピン系アメリカ人（以後、Sくん）は一見どこの国の出身かわからない。綺麗な顔立ちで、流暢な英語を話し、エンジニアでいつもキチンとしたシャツを着ていた。だから当然、日本にいるときは日本人の彼女もいたけど、決まって出身を話すと別れ話になるんだ、と悲しそうに話した。日本人の女の子たちは、エンジニアで給料が高く、そして英語を話すからアメリカ人だと思っていたけど実はフィリピン系アメリカ人と言うことがわかると別れたくなるそうだ。日本人同士でも分かり合えない部分はたくさんあるけど、国籍が違えば色々大変なのかもね。老後の楽しみを友人たちとシェアしていたら、ひょんなことから恋バナになった、と言うオチのない話でした
10May
- リブログ記事ヨガの先生とランチ②
  前回（ヨガの先生とランチ①）の続きです。ヨガを休会してからが私と先生との付き合いの始まりでした。梅の季節になると「梅を見ながら夫たちの話をしませんか」と先生のご自宅で梅観会を開催してくださったり、梅の実を取りに来ないかと誘ってくださったり・・・本当に良くしていただいています。私が仕事をしているから、なかなか会えないけど、先日はお仕事を休んで渋谷でランチをしました。先生のご年齢を聞いてびっくりしたのが、私の母親よりも５歳年上でしたやはり毎日ヨガをされているからか、健脚！３時間のランチでしたが、いろんなことを話しました。先生、大学生になっててびっくりした体のことは十分勉強した。心のことも学んだ。どうやら目に見えない世界もあることがわかった。次はそれを見えるかしたいので量子力学のことを学ぶんだそう。先生のあくなき探究心・・・目に見えない世界って、あると思う。世間で言う「引き寄せ」とかの類。私はあまり引き寄せという言葉を使うのは好きでははないけれど、本人の決意と努力と想いがバシッと合った時引き寄せは始まるんだと思う。決意だけでは物事は進まないし、努力は決意しないと始まらないし、それに対する熱い想いがないと続かない。この３つの要素が継続できた時に引き寄せだったり、運が良いことが起こり始める。これは実体験から来ている言葉なのでブレはないと思う。あ、あと言葉も大事。先生と話をしていて、柔らかい雰囲気なのに芯が通っていて、本当に素敵な人だなと思いました。３月にブルネイとマレーシアに旅行されたというお土産もいただきました旅行好きなのも同じで、昨年、マレーシアに一人旅をしたことを話したら先生の目がイキイキしていました年齢は親子ほど違えども、こうやってランチできる方がいることに幸せを感じています。
- ヨガの先生とランチ①
  １年に数回、ヨガの先生とランチに行きます。私とヨガの出会いは夫の闘病中でした。夫のがんを治したくて、体にいいものは全部取り入れたくて、ヨガを習いに行きました。本当は夫に行って欲しかったんだけど、夫は「ヨガ？やらない」って言うから、私が代わりに習ってきて夫と呼吸方法だけでも一緒にやろうと思って始めたのがきっかけ。２０２１年の９月だったかな、始めたの。家の近くのヨガスタジオに行きました。年が明けて、１月、２月までは筋トレのおかげもあって一時は回復したんだけど、３月に入り急激に体調が悪くなって５月に帰らぬ人になった夫。ヨガは週に１回、３月までは通ったような気がします。それ以降は夫の介護で休んでいました。夫が亡くなり、ヨガをする意味もなくなり（いや、やってても良かったんだけど、精神的にもいっぱいでこれ以上続けられなくなった）辞めることにしました。退会の連絡をしようとヨガスタジオに入り先生に「今月で退会させてください」と言ったら、先生が理由を聞いてきました。この時までヨガの先生とは会話をしたことがなく、本当の理由を言おうかどうか迷っていました。「今後会うこともないし正直に伝えよう」と、思って「実は夫のがんを治したくて始めたのですが、夫が亡くなり、私も仕事に復帰するので一旦辞めることにしました」と伝えたら、先生がいきなり目の前で号泣・・・「先生、どうしたんですか？？？」と声をかけたら、私を物陰に連れて行き（表だと生徒さんがたくさんいたから）先生の話をしてくれました。実は、先生のご主人も最近亡くなったと言うのです。急ではあったけど多分闘病をされていたのかも。それが、自分と重なって号泣されたのでした・・・「休会する制度もあるから、いつでも戻っていらっしゃい」そう言ってくださり、私はいつか戻ることを約束してヨガスタジオを後にしました。（次のブログに続きます）
06May
- 連休もほぼ終わり、、、
  母が帰って行きました。70代でまだまだ元気だけど、田舎での車の生活はやっぱり足腰弱るねー明治神宮から北の丸公園に行ってピクニックした後から足が痛くなって次の日は宝塚みたいな公演を観に行き終了。今日は雨のため下北沢に行く予定を変更して都内をぶらぶら、、、ランチを食べて母の妹たちが迎えに来て（夕飯を一緒に食べるらしい）わたしの大型連休の親孝行は終了。まだまだ若いと思っている親もいつの間にか年老いている。足腰を鍛えてってお願いしてるのに全然やってないーーーいつまでも一緒に旅行に行きたいし、親孝行もしたいのでなんとか遊びながら鍛えてもらう方法を考えています。これは昨日の夕飯のお蕎麦。（美味しかった）
04May
- 新緑に包まれて
  九州から母が上京してるので東京案内をしている。電車でいけてなるべく近場を案内しているのだけど、なかなか素晴らしい場所を案内できたと思う。まずはここ。明治神宮です。参拝の後、お庭もまわりました。緑がきれいですねインバウンドで8割以上が外国の方のような印象でした。神社という場所柄もありみなさんとてもお行儀良かったです（電車とか本当ひどいもんね、最近）。そして、少し休憩した後、どこでお昼ご飯を食べようか、、、と悩んだ結果、北の丸公園でお弁当を食べよう！となり、表参道の紀伊國屋でお弁当を買って移動しました♪鳥のさえずりが心地よい。母と他愛のない話をしてまったーり過ごしました。こんな時間が長く続けば良いのにね。。。GWなのに本当に静かでまるで貸切状態でしたこの美しい木陰をもたらしてくれているこの大木は何て言う名前だろう？と近寄ってみたら、、、答えはでした！私たちに憩いの場を提供してくれる木たち、本当にありがとう母も念願の明治神宮に行けて満足そうでした。
30Apr
- 人の喜びを自分ごとのように喜ぶことができる人
  ここ数年、時計熱がとても高くなり親子でいろんな時計を眺めては、時計の歴史を振り返りながら勉強しています。最近、自分の中で熱いの時計は「レイモンドウィル」「コルム」「プレジウソ」「クエルボ」「ミナセ」。少し前までは「ショパール（アルパンイーグル）」「ボヴェ」「ノモス」「GP」などなど・・・時計なんて数年前までは「携帯で十分でしょ？」と腕につけることすらなかった。でも、ある方から「それなりの店に行くと、一瞬で店員さんはあなたをジャッジする。特に外国では。だからちゃんとした時計、綺麗な靴、きちんとしたバッグは持っておくべき」と言われたのをきっかけに時計を勉強することにしました。実際、仕事でアフリカに行った際、ドバイ経由だったのだけど、ドバイ空港の免税店での対応に驚いた。バックバッカー同様の格好をしていたのだけど、腕にはロンジンのダイバーズウォッチをはめていた私。ロンジンの店をウロウロしていたけど、店員さんは別に私に興味もない。しばらくすると、身長１９０cmはあろうかという黒人の、ビシッとスーツを着こなしている店員さんに呼び止められた。「マダム、ちょっと腕の時計見せて。それ、今年の新作だよね？どこで買ったの？これペアウォッチで男性のを見せてあげる」と、言うのだ。私のシャツの隙間から半分顔を出しているロンジンに気づいたらしい。店員さん、すごい。それからと言うもの、いろんなロンジンの時計を見せてくれた。同僚も一緒だったけど、同僚には声をかけず私にだけたくさん時計を見せてくれる。（現金な店員さん。。。）きっとロンジンの新作をアジアの女性がつけていることを嬉しく思ったのだろう。「今は仕事で来ていて、これからアフリカに行くから買えないけどごめんね」と断ると「いいんだよ。その時計を見せてもらったから！」と明るく別れた。本当に店員さん達って、みていないようでちゃんとみてる。なんなら、私のその時の格好をお見せしたいくらい。絶対にロンジンを着けているなんて想像できない格好だったのに、店員さんはちゃんとみていた。それ以来、子どもたちにも時計はちゃんとしたものを着けなさいと言っている。子どもはまだ学生だから、自分では高い時計は買えないけど、高価な時計だけがいい時計とは限らない。例えば、ロベルトカヴァリはフランクミューラーがプロデュースしているからまんまフランクミューラーだし、エスプリとかも良い。この前、レイモンドさんのお話を聞いて、私の中ではレイモンドウィルが今の一押しなんだけど、本当にうっとりするくらい良い時計。もちろん、パティックとかヴァシュロンとか高級時計はたくさんあるけど、職人さんや社長の時計への思いを知れば知るほど応援したくなる。少しお金が貯まったら、次はミナセを買ってみたい🎶日本が誇る素晴らしい時計だから。あ、そうそう。タイトル回収しますと、今日は友だちのお父様の話・・・このパパさん、80歳を超えているけどとても若く見える。Gパンを履いて颯爽と歩く姿は60代にしか見えない。しかし、このパパさん、少し前までは全然元気がなくてお年寄り・・・って感じだったのだ。でも、コルムのバルブという時計に出会って、目が輝き出したと言う。＜コルムのバルブとは＞『バブル』は、巨大なドーム型サファイアクリスタルを風防に採用し、独創性溢れるデザインで世界を驚かせた、コルムの革新性を象徴するコレクションです。コルムのオーナーを務めていたサヴァリン・ワンダーマンの発案で誕生したこのコレクションは、2000年のバーゼル・フェアで初めて発表され、瞬く間にカルト的な人気を博しました。この商品が開発された2022年は、十二支で寅年、干支でいうと壬寅（みずのえとら）にあたる年でした。壬寅は、困難を乗り越えて飛躍的に成長する縁起の良い年だと考えられています。そして、発売日の2023年3月21日は、西洋占星術で1年の始まりとされ運気の変わり目といえる春分の日であり、天赦日、一粒万倍日、寅の日、先勝が重なる最強の開運日です。挑戦する人に成功と幸運をもたらしたい、という願いが込められています。（コルムのHPより引用）とにかくかっこいいです！222本限定らしく、その１本を購入するんだ！！！と目標を立ててからと言うもの、からっきし元気になられた。そして、つい最近その時計をGETしたらしい今日たまたまお会いした時に見せてくれた。「かっこいいだろ〜。いやー生きてるうちにこんないい時計に出会っちゃった俺は幸せだなぁ」と行って自慢して歩いてた（自慢していいと思う！）本当に数年前からすると20歳くらい若返ってる！！このパパさんが喜んでいる姿を見て、まるで自分のことのように嬉しくなった。そして、そのパパさんが言ったのは「自分のことのように喜んでくれて、ありがと。そう言う人には良いことがあるよ」多分、明日、私にも良いことがあるに違いない。笑
27Apr
- そんなに力んで生きなくてもいいのかな
  今日は茶道仲間の個展があったので目黒までお出かけしました🎵きっと彼女はお着物でいらっしゃると思ったので、私も木綿の緑の格子柄の着物で行きました。昨日とは打って変わってすごくお天気が良くて新緑が眩しかったたまたま同じ時間に、曜日とお教室が違うけど同じ先生のお弟子さん（つまり、社中の方）も見えていて、しばらく３人（個展をされている彼女、私、同じ社中の方）で話をしました。実は私以外はアーティスト。二人とも陶芸家でいらっしゃって、今日個展をされていた彼女は、和楽とか家庭画報や炎芸術にも何度も掲載されている方。もう一人の方は編集長をされていたけど、ある日突然陶芸家になりたくて、転身された方。みんなすごい３人で他愛のない話をしていたんだけど、突然陶芸家の一人が「私ね、田舎に引っ越したじゃない？そうしたらね力んで生きなくていいんだって思えたの」と言う。それはどうしてそう思ったの？と聞いてみた。「東京に住んでいたときは、みんな同級生とかキャリアウーマンで、ガシガシ働いててさ、朝から丸一日何もしないで過ごした日なんか【何もしなかった・・・】って凹んでたの。でもね、今は周りもみんなゆるく生きているのね。だから、陶芸をする日と何もしない日があるの。お野菜もお魚も安いし暮らしって楽しい！って思うようになったの」という彼女。東京藝大を卒業したエリート中のエリートの彼女。順風満帆に生きているように見えるけど、そうじゃないのよね。みんな見えないところで葛藤しながらもがきながら生きている。もう一人の彼女も作家さんだけどコレまで個展を１回しかしていない。理由は世の中に自分の作品を出すのが恥ずかしいという。そうすると、今日個展をやってたエリート（だと私は思ってる）の彼女がこう言う。「私もさ、個展をするときは自分の恥ずかしい部分を見せる感じなの」と・・・みんな本当に「そのふり（人によってはプロの顔だったり、自信があるフリだったり）」をして生きている」言わないだけ。それがわかってなんか３人で笑い合って解散した。今日求めた片口で夕飯時に冷たい日本酒をいただこう
26Apr
- ちょっと新鮮だった♪
  今、娘と娘の彼氏とランチに行って来ました。会話の中でちょいちょい「おかあさんはどう思いますか？」「おかあさんは、、、」「おかあさん」と、わたしをおかあさんと呼んでくれるーーーー子どもたちは「ママ」か「mam」だからとってもとっても新鮮で「なんか良いわね💓」と思ってしまいました！うちの子が彼氏のご実家に遊びに行った際も向こうのご両親にたくさん美味しいものをご馳走してもらったので、せめてもの恩返し今度は駒場の中にあるレストランに行くことにした♪「ここが渋谷の隣なの？」というほどに緑が深くてまるで森の中にいるような気分になるすてきなレストランです。誰でも入れるので是非行ってみてください今日のランチの写真まだまだたくさんあるけど今日はこの辺で、、、
25Apr
- SNSありがとう♡
  Xはもっぱら読む専門なんだけど、本当にみなさんの情報で暮らしが豊かになっています。素敵なお家を見せてくれる方医食同源の食卓をのせる方ペットの可愛い姿を惜しげなく見せてくれる方海外の美しい風景そしてそして、生活の知恵についても本当にたくさん教えてもらっている今回は「日本手ぬぐい」について。お風呂で体を洗う時、日本手ぬぐいに変えてからお肌がツルンツルンになったんですって！わたしも真似してみることにしましたそしたらね、ものの一回でお肌がトゥルントゥルンになったーーー！！！本当にびっくりしたSNSって本当にありがてえ皆さんも日本手ぬぐいで体を洗ってみてください！ビックリするから
23Apr
- Feeling Good
  今朝いつものFMを聴いていたら大好きな「Feeling Good」が流れてきた。この音楽は私の人生の中で祝福ソング。上の子が中学受験をして無事に第一志望の学校の合格をもらった日のこと。夕方、下の子を耳鼻科に連れて行き、帰りのFMで流れてきた曲。夕日の美しさと相まって、幸せすぎて涙が流れてきた曲。それ以降、私の中で祝福ソングとなっています。そうしたら、今DJが「コレは大谷翔平が入場する時に使っている曲」と紹介していてさらに嬉しくなった。大谷さんと同じセンスなんだと思って（図々しいけど！笑）大好きな曲です。Birds flying high, you know how I feelSun in the sky, you know how I feelBreeze driftin' on by, you know how I feelIt's a new dawnIt's a new dayIt's a new life for me, yeahIt's a new dawnIt's a new dayIt's a new life for me, oohAnd I'm feeling good空を飛ぶ鳥たち、私の気持ちが分かる？空の太陽、私の気持ちが分かる？漂うそよ風、私の気持ちが分かる？新しい夜明け、新しい日、私にとって新しい人生いい気分だわFish in the sea, you know how I feelRiver running free, you know how I feelBlossom on the tree, you know how I feelIt's a new dawnIt's a new dayIt's a new life for meAnd I'm feeling good海の魚、私の気持ちが分かる？自由に流れる川、私の気持ちが分かる？木に咲く花、私の気持ちが分かる？新しい夜明け、新しい日、私にとって新しい人生いい気分だわDragonfly out in the sun you know what I mean, don't you know?Butterflies all havin' fun, you know what I meanSleep in peace when day is done, that's what I meanAnd this old world, is a new worldAnd a bold world for me, yeah-yeah太陽の下にトンボたちがいるのを見て、どう感じるか分かる？蝶たちが楽しそうに飛んでるのを見て、どう感じるか分かる？一日の終わったら心地よく眠る、どういう意味か分かる？古い世界は新しい世界で、私にとって活力に満ちた世界になる… Stars when you shine, you know how I feelScent of the pine, you know how I feelOh, freedom is mineAnd I know how I feelIt's a new dawnIt's a new dayIt's a new life for meI'm feeling good輝く星たち、私の気持ちが分かる？松の香りを嗅いだ時の気持ちは？自由が私の手にある、その気持ちが分かる？新しい夜明け、新しい日、私にとって新しい人生いい気分だわ映画『PERFECT DAYS』で使われていたのも印象的。
19Apr
- 自分を大切にするということ
  完徹した後、そのまま一睡もせずにカウンセリング＆コーチングの養成講座に行ってきました。最終回だったので絶対に外すまいとワクワクしながら会場に向かいました。しかし、完徹したものですから一瞬、瞬きをしたつもりが３駅も目をつぶってしまい、乗り換え駅で降りられないという失態をしてしまったただ、10分前行動を常日頃からしているので、開催時間には間に合いました今回のカウンセリング＆コーチングは、ある意味目から鱗の講座でした。コーチングってさ、なんだか胡散臭いじゃない？（あ、ごめんなさい。失言）国家資格でもないし、やっぱり外資系のゴリゴリの方のコーチングを受けた時は「なんか違う・・・私には合わない」と思っちゃったし、本当にコーチしてもらいたい時は専門家のところに行くでしょ？と思っていました。なので、今回の講座の目的は職場で部下や同僚（時には上司）からの相談を受けるときに、傾聴がもっとできるようになりたいから、というものでした。でもね、でもね、受けていると一言では言えないのだけど、「自分をもっともっと大事にしてね」というメッセージがいたるところに散りばめられていました。昨日はコーチする人とされる人とに別れて模擬試験みたいなことをしたんだけど、話すことが元々好きな人私は色々な質問をして相手からの言葉を引き出しすぎて、私が泣いてしまった・・・完全に感情移入・・・まぁ、コレは先生によっては悪いと思われるのかもしれないけど、今回の先生は「大丈夫です、私も最初の頃は泣いてました。感情移入しすぎて」とおっしゃっていたのでよしとしよう！色々なワークも教えてもらったけど、過去の失敗をちゃんと昇華（消化）してくれるワークなんて、コレ使えたら一生楽に生きられるな、と思った。なんでもやってみることが大事だね。自分を大切にするってものすごく大事なこと。現代の私たちは忙しすぎて、自分のことを蔑ろにしてしまいがちだけど、もっともっともっと大事にしてあげるべき！夫が癌で亡くなったのなんて、その最たるものだと思う。自分の体の悲鳴を聞かず、献身的に請負ばかりしてたから。「自分を大事にする」って、口にするのは簡単だけど、実際はすごく勇気がいること。無理して笑ったり、傷ついても「平気」と言ってみたり、周りに合わせてばかりで、自分の心はどんどんすり減っていく。でも忘れないで欲しいのは、誰かに嫌われても、自分が自分を裏切らなければ、ちゃんと立ち直れる。たとえば、疲れてるなら予定をキャンセルしてもいいし、嫌な誘いは「行きたくない」で断っていい。誰かの期待より、自分の本音の方が大切。自分を大事にできる人だけが、人を本当に大切にできるから。優しさは、まず自分に向けてあげて欲しい。1. 朝5分だけ早起きして、白湯を飲みながら深呼吸する静かな朝の時間に、自分の心と体を“おはよう”で整える習慣。2. お気に入りの花を一輪だけ部屋に飾る何気ない日常に、ちょっとした“ときめき”を自分にプレゼントする。3. ヨガやストレッチで体の声を聞くがんばってる自分の身体に「ありがとう」と言う時間。4. SNSから少し離れて、ノートに気持ちを吐き出す誰かの目じゃなく、自分の本音にちゃんと向き合ってあげること。5. 「行きたくない」を正直に選ぶ無理して笑うより、素直に断るほうが、自分にとってずっと優しい
16Apr
- 1789
  子どもと一緒に1789ーバスティーユの恋人たちーを観てきました。元々、子どもが推している俳優さんが出ているので２枚チケットを購入し、私も連れていかれたってわけ。私もミュージカルを含めて舞台観劇が好きなので、喜んでついていきました。ストーリーは民衆は貧困にあえぎ、貴族は贅沢に溺れる18世紀末のフランス－。農夫ロナンは父を貴族に殺害されたことをきっかけに、パリへ飛び出し、革命派に身を投じる。そこで、デムーラン、ロベスピエール、ダントンら熱き仲間を得て、新しい時代に希望を燃やしていた。一方、宮廷に仕える心優しき侍女・オランプはマリー・アントワネットとフェルゼン伯の逢瀬を手引きしてパリにやってくる。マリー・アントワネットをつけ狙う一味との騒動に巻き込まれたロナンはオランプと運命の出会いを果たす。決して出逢う筈のなかった二人は強く惹かれ合うも、対立する身分が壁となる。そして、愛に悩む彼らの心を揺さぶるかのように革命の足音が近づいてくる・・・。1789年7月14日、バスティーユ牢獄襲撃。遂に革命の火蓋が切って落とされる－。（明治座HPより）フランス革命って歴史で勉強してた時は全く頭に入らなかったけど、大人になって舞台やら別の勉強やらでおさらいみたいに深掘りしていってとてもよくわかるようになった。どの時代も葛藤と苦しみ、愛、家族、守るべき存在がいる。この葛藤を乗り越えようと必死に生きている姿がリアルでつい今の日本に住む自分と重ねてみてしまいました。当時は、飢えて苦しんで、生きることさえ罪になる。貴族たちは贅沢に酔いしれて、平民たちの命なんて数にも入らない。だけど、この怒りと悔しさを黙って飲み込むわけにはいかない。自由って何だ？幸せってどこにある？奪われ続けるだけの人生に、もう終わりを告げたいんだ！という若者たちの叫びが見事に表現されていました。舞台の中で「人は、愛がないと生きていけないのよ」というセリフがあったんだけど、本当にそうだなと思う。愛というのは恋人にだけ寄せられるものではなくそれは、自分の子であったりそれは、一緒に暮らすペットであったりそれは、肉親であったり人が愛というものを無くしてしまった時に酷い現実が起こるんだと思います。愛する夫はいなくてもその存在を今でも愛することができて夫との間に大事なこどもがいて100％全力でそこに愛を注げるこの幸せ愛する気持ちを止めずその存在を愛で包み込めるようになって初めてわかったこと愛することは与えられているということ愛すること、愛で包み込むこと——それは「存在そのものに価値がある」と伝える行為だと思う。相手を裁かず、変えようともせず、ただ「あなたでいい」と受け入れる。その瞬間、人は安心を知り、傷が少しずつ癒えて、自分自身を信じる力を持てるようになる。つまり、愛が与えるものは、「生きていていい」という許しと、「自分であっていい」という勇気じゃないかな。そんな気がします。1789、おすすめです。
15Apr
- みんな・・・疲れてるのかい？
  今日は大変な1日でした、、、２月から来てくれていた派遣さんが突然辞めたとのことで緊急会議。（派遣さん一人に緊急会議をするウチの職場もすごい）派遣さんのことをAさんと呼びます。月曜日、Aさんがお休みされると連絡がありました。そして、今日「やめます」と連絡が入ったそうです。２月から派遣さんとして来てもらってお仕事も徐々に覚えてきたと思った矢先のことでした。ウチの職場、みんな仲は良くて和やかな雰囲気だけど、緊急の呼び出しとか入るし出張も多いから仕事中に和気藹々とおしゃべりしていることはない。そして、Aさんが辞めた理由が「寂しかったから」とのこと。もちろん、仕事中に和気藹々とおしゃべりはしないけど、朝と夕方の挨拶は大きな声で挨拶をして、仕事開始までは雑談もしてた。机の配置に問題もあったようです。部屋の広さと建物の構造上、職員の島と派遣さんの島が分かれていたので仕事の依頼は職員が派遣さんの机に行って教えたり、確認したりしていました。２ヶ月過ごしてみて、やっぱり同じ島で仕事したかったのかな。辞める理由が「寂しかったから」だなんて・・・。ウチの上層部は優しい？から、次にくる派遣さんが寂しくないように机の配置換えをすると言い出しました机の配置換えって簡単に言うけど、机ものすごく重たいし、床の配線も組み直さないといけないし、２、３時間はゆうにかかる。派遣さん一人辞めるに当たってそこまでしなきゃダメ？？？正直なところ、そう思いました。派遣さんも私たちも色んな人がいる。たまたま今回のAさんはマッチングがうまくいかなかっただけだと思う。そんなの世間じゃよくある話じゃないのかなぁ。確かに辞められるのは悲しいし、双方の言い分もあると思うので自分たちの非も考えてみたが最低限のマナーは守っていた自負がある。まだ２ヶ月しか経ってないし、馴れ合いになる時期もまだきていなかったし。ま、愚痴を言ってもしょうがないので「机の配置換えするか〜」と思って机に手をかけた時のことでした。「・・・ふざけんじゃねーよ！締め上げるぞ、コラ！！」「５６してやる！！」と、廊下で罵声が聞こえました。大声に慣れていないので、目の前の同僚と目を合わせて「なにコレ？」と目配せしたのだが、回答は持ち合わせたいなかった。お互い。しかし、様子を少し伺ってみると、罵声の主は、なんと隣の課の派遣さんでした誰かに向かって言っているのではなく、一人でずっと罵声を浴びせてる。何かに向かって。その罵声はずっと続き、最後は警察も来る騒ぎ。何があったのでしょうか・・・でも、まだその派遣さん、働き始めて数日と言うのもまた・・・何なんでしょうね。５６してやりたくなるほどのことなんて、人生のうちそう何度も訪れないと思うの。目の前のことに惑わされず、自分のやるべきことをきちんとして、自分に優しく、他人にも優しく生きていきたいですね。私の好きな女優さんの言葉をいつも思い出します。「人生を面白がる」人生を楽しむ、とも違う。人生を面白がる。例え、目の前の嫌なことがあっても、その状況を面白がる。突然、配偶者に先立たれて寂しくなったけど、数年たち、寂しさは変わらないけど、この一人残された状況でさえ面白がる。この視点で生きていると、大抵のことはなんてことないです。そして、この視点で生きていると、目の前のあらゆることに感謝する気持ちが湧いてくる。今日なんか朝雨が上がっただけで感謝でしたもんもう少し踏み込んだ話をすると、目の前のことに感謝ができるようになると、人生はものすごく好転し始めます。ちょっとスピってる感じがするけど、これも事実。派遣さんたがどうぞご自身に優しく、そして目の前の人にも優しくなれますように。。。
14Apr
- 熟年の恋バナ
  ああぁ、ごめんなさいね。またタイトルがちょっとピンクになってしまった今月、お茶会があるのですが取り合わせを書いた会記の読み合わせをしていたら先生が「これ、どういう取り合わせかわかる？ヒントは伊勢物語よ」とおっしゃった。私、正直に申し上げますと、日本史も世界史も、何なら文学もほとんど手付かずの状態ですの多分、高校生の時にしたと思うんだけど、高専って理系の授業はめっちゃ多いけど、文系の授業はめっきり少ないのよね。（言い訳）だから、本当に覚えていない・・・先生が「長女ちゃんはわかるかしら？」とウチの子に話を振ると、彼女「あ！東下りのシーンですね！」と答えた。先生の表情を見ると「そうよ」という顔をしていた。娘、大学受験では日本史と世界史をとっていたおかげで、歴史物も得意。そして、元々は文学部に進みたかったというだけあって、かなりの冊数の本を読んできた。古典ももれなく。帰り道「ママも伊勢物語くらい読んでおこうかなー」というと「初心者向けのいい本あるよ！」と言って、次の日に買ってきてくれた。川上弘美さんが訳している。今日のお昼休みから読み始めたんだけど、すごいのね。全部恋バナなの！（全部は言い過ぎか）和歌＝ラブレターだから、このラブレターにまつわる話が短編で綴られているのが伊勢物語。最近、キュンとすることも「あ、かっこいい」と思うこともなくなり、心が枯れ始めていた私にとって素晴らしく良い本です熟年の恋バナ、と言うよりはまだずいぶん若い子たちの恋バナなんだけど、藤原業平の時代も令和の今も基本は変わらない、ってことが若かった。それにしても、瞬時にあのラブレター（和歌）を読めるって、すごいよな。
13Apr
- 永住の地
  子供たちが幼い頃によく一緒にボランティアをしていた方に偶然会った。何年ぶりだろうか？？？７、８年は経つ。その方は、心の清らかさが顔にそのまま出ているようで、相変わらず美しかった７、８年の時を経ても全く変わらないのですぐにわかった。少し立ち話をしたけれど、お互い横浜から引っ越しをしていることが判明。「じゃぁYukiさん、東京に永住されるのね。Yukiさんは横浜の海のイメージだったから」と微笑む彼女。「いえ、永住は考えていません。その時に自分が住みたいところに住みます。今は通勤と通学に便がいいので都内ですが、また引っ越すと思うし・・・」と答えたわたし。元々、転勤族になりたくてなったタチなので、引っ越しに抵抗は全くない。住み慣れた場所からの移動、不安、引越しの億劫さより、むしろ、新しい生活を迎えるワクワクの方が勝ってしまうのだ。こういう人は転勤族向いてるのよね夫は全く逆だった。転勤は命令されれば行くけど、自分から進んで引っ越しはしたくないタイプ。普通そうだよね。うちの両親をみても、兄弟たちをみてもみんな引っ越しはしない前提で生きている。わたしはどういうわけか、同じところに住み続けるのが飽きてしまうのだ。前回の横浜は１０年住んだけど、同じ横浜でも１回引っ越しをしている。だからこの暮らしが変わればまた引っ越しをするのだと思う。次も海の近くがいいな。こんな私をみて夫は「やれやれ・・・」と思っているのではなかろうか。自分の人生ですもの、誰に遠慮することもないのだ。