舞台「プルートゥ」をWOWOWで観ました。生の舞台で、1回目を一度、2度目の公演を1度の計2回観たのですが、これは原作が素晴らしいからなのか、放送で観ていても、涙が出ました。これは、マジで名作だわ。
この「プルートゥ」、元々は「鉄腕アトム」の中のお話なのですが、それを浦沢直樹先生が取り上げて、作品としてくださっているんです。それが、原作本も泣けるのよ。凄く考えさせられて、人間の生きる意味のようなものが、ロボットの口を通して語られるところが、何とも切なくて、悲しくて、命を持っている人間は、その命の大切さを全く分かっていないところが、本当に情けなくなる作品です。
今、コロナウィルスで亡くなる方が何人も出てきていますよね。自分だけは大丈夫だなんて思ってたら大間違いです。あっという間に具合が悪くなって、亡くなるんです。肺炎ですから、いきなり咳き込んだと思ったら、喉がタンで詰まって窒息死する可能性だってあるんです。本当に、命を大切にする為に、家に居ましょう。うんうん、命って大切なんだよ。
2015年版舞台「プルートゥ」
https://ameblo.jp/yukigame/entry-11978326835.html
2018年版舞台「プルートゥ」
https://ameblo.jp/yukigame/entry-12343787617.html
同時刻に「時をかける少女」を放送していました。こちらも、すごく懐かしくて、嬉しかったです。雰囲気も良いですし、映像が美しいですねぇ。尾道の美しさが本当に良くわかる映像でした。原田さんも可愛くて、ゴロちゃん役の尾美さんも可愛かったです。今、「麒麟がくる」の偉い武将を演じているとは思えません。(笑)
あの頃、女子の中で、ゴロちゃん派か、深町くん派か、色々、言い合った覚えがあります。ミステリアスなイケメンか、元気で可愛いゴロちゃんか、悩みました。懐かしいです。やっぱり、大林監督は」凄い方でした。
今観ると、この映画、映像だけでなく構図も綺麗なんですよね。基本の画面の中にバランスよく三角形が配置されていて、どの場面を観ても安定しているんです。確か、写真学の先生が言っていたのが、画面の中に三角が出来るようになっていれば安定するハズだと。四角や〇があったとしても、それを三角に配置することによって、安定して観る方がリラックス出来ると教わったような覚えがあります。それが映画の中で、きっちり表されているように見えました。
何を言っても、この作品、本当に素晴らしくて好きです。誰が何と言おうと、この映画で育ったような私は、決して忘れられない1作品です。笑われちゃうかも知れませんが。
さ、明日は、何か良い映画をやってくれるかな。「美食探偵」は楽しみにしていますが、とりあえず、今日の「いいね!光源氏くん」を見よう。これ、原作漫画を随分前に購入して、大笑いしていたのですが、まさかドラマ化するとは思いませんでした。NHK、おそるべし。歴史を冒涜しても平気のへーちゃんなんですね。まぁ、そんなNHK、好きですけど。
では、また明日~