今日は、TVで、「ハゲタカ 」と「剣岳 」をやっていたので、どちらも観ていたのですが、この2作を比べて観ていて、すごい違いを感じました。
「ハゲタカ」は、今日、見直して見て、やっぱりTV用の画面の使い方なんだなぁと最実感しました。大画面で、あのアップとか、暗転とか、やっぱり辛いです。それに、折角の映画の大画面なのに、あんなに人間ばかり撮っていて、もったいないですよね。確かに、買収劇って、それほど見る場面は無くて、人と人との駆け引きだけだから心理戦のみになるので、映すべきところは無いと言われてしまえばそうなんだけど、でも、中国、アメリカ、日本を舞台にやっているのだから、もう少し、彼等のバックには、国が付いてるんだぞーみたいな情景があっても良いのではないかと思いました。前回の感想どおり、やっぱりTV用の画面の使い方なんだと思います。
反対に、「剣岳 点の記 」は、大自然を惜しげもなく撮影していて、自然の中では、人間の力など小さなものだということが、映像を観るだけで解るような映画でした。TVで観ていても、自然は凄いと思えるような映像ですよね。でも、やっぱり、この映画は、大画面用に作ってあるので、大画面で観たほうが迫力が全然違います。大画面で観る映画だと実感しました。
この2作は、極端に画面のレイアウトの違いが解ったので、観ていて、監督やスタッフの力の違いに驚きました。TVでのドラマとして観るなら、どちらも面白いかも知れないけど、映画館でお金を払うと思うと、「剣岳」となるでしょうね。私、映画業界のこととか、技術の事とか、難しいことは解らないけど、映画館で観ていて引き込まれて、気持ちよくなる映像と、家で寝ながら観るような映像では、やっぱり違うんですよ。
今日は、映画を作る方達の力を、実感しました。
毎日暑くて、映画館に行くのも辛い状態です。そんなこと行ってたら怒られるかも知れないけど、本当に毎日辛いです。夏バテかなぁ。身体が上手く動いてくれないの。現場に行って、床下とか小屋裏とかに潜ると、めまいがするし(暑いからなんだけど。)、とにかく、ダメダメですね。日本は、いや世界は、どうなっちゃったんだろう・・・。
来週は、夏休みを取りたいと思っているのですが、どうなることやら・・・。夏休みを取れたら、今度こそ、部屋に引きこもりして、DVDを観三昧するぞー!!
