今日は、やっと”タイタンの戦い”の3D版を観てきました。
ストーリーは、
古代ギリシャ世代、アルゴス国では、人間たちは慢心し、神への敬意を無くしていた。神々の王・ゼウスの石像を打ち壊し、冥界の王・ハデスの復讐にあう。ゼウスと人間の子である半神ペルセウスは、育ての親をハデスに殺され、人間の味方につく。ゼウスの命を受けたハデスは、アルゴス国の王女・アンドロメダを生贄に捧げねば、アルゴス国をクラーケンに襲わせると人間に告げる。ペルセウスは王女を救うため、地獄山へ旅立った…。
というお話です。
やっと観に行けました。だって、先週行こうと思ったら、良い席が全部埋まってたんだも~ん!!
ギリシャ神話に添った話になっていましたが、ラストがちょっと違ってたかな。でも、ペルセウスがアンドロメダ姫を助けるために戦うというのは、まったく一緒ですよね。ギリシャ神話、結構、好きなので、出来れば、もっと神様たちを出して欲しかったなぁ。”パーシー・ジャクソン ”でも神々が出てきたでしょ。あっちの映画の方が、結構、ギリシャ神話好きには、嬉しかったかな。だって、アテナとかアポロンとか出てたから。

アクションはあるのですが、どーも物足りない感じでしたね。3Dで観たんですけど、あんまりその意味が無かったかも。それほど3Dで楽しめるアングルのアクションシーンが無かったんです。もっと、落ちるとか、回り込むとか、3Dで出すところと出さないところのメリハリをつけないと楽しめません。アリスでは、そのメリハリが上手くて、出てくるアングルの後は普通のアングル、そしてまた出てくるとか、組み合わせが上手くて、3Dの楽しさに満足出来たのですが、こちらはダメっぽいです。
ストーリーは、神話という決まったものなので、文句を付けることはありませんが、描き方は、もっと神々の自由奔放な性格や楽しい面も描いて欲しかったかな。結構、神話を読んでいると、神々ってまぬけだったりするんですよね。ペルセウスだって、ゼウスが女好きってところから産まれちゃったというのが本当ですもん。でね、ヘラ(ゼウスの奥さん)が怒るんですよね~。描こうと思えば、たくさん話が出てきちゃうから、切ったのかな。

そうそう、ペルセウスが黒ペガサスに乗るでしょ。もー、その場面から、私には、ラオウと黒王としか見れなくなりました。だって、どう見てもラオウと黒王でしょ~。笑っちゃった。北斗の拳が映画実写化されるときは、ぜひ、サム・ワーシントンにラオウを演じてもらいたいっ!!ピッタリでしょ~!!(笑)
ラオウと黒王にそっくりでしょ。
ギリシャ神話として、読書感想文の補助として観るのは良いのではないでしょうか。映画として、超面白いかと言われると、なんとも言えません。3Dで観る映画としても、この撮り方だと、あんまりお奨め出来ませんね。アバターを観た方は解かると思いますが、アングルのメリハリが大切なんです。
と言う訳で、ギリシャ神話をちょっと学んでみようとか、星座の成り立ちを考えてみたいとかいう方には、お奨めしたいと思います。
・タイタンの戦い@ぴあ映画生活
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