シャルル・ジョゲ シノン キュヴェ・ド・ラ・キュール 2010年


16世紀に活躍したシノン近郊出身の作家、フランソワ・ラブレーのラベルで有名な蔵元。

一代でこの地を代表する生産者となり、1997年に引退、現在はケヴィン・フォンテーヌが栽培と醸造責任者を担い、変わらず素晴らしいワインを仕込む。

砂利質土壌のラ・キュールの区画のカベルネ・フラン。

カシスリキュールのような華やかさ、熟したプラム、白檀、砂のような細かいタンニン。

カベルネ・フランらしい青さも持ちつつ、良い熟成をしたシャルル・ジョゲ。

まだまだ若々しく2010年とは思えなかったφ(..)

いやー旨い。

カベルネ・フラン界隈だとねφ(..)

ロドリゲス・サンソ ラクリムス テンプラニーリョ・ブランコ 2023年


1810年にルエダで創業した5世代続く蔵元。

オーナーのハヴィエル・ロドリゲスは経営学修士を取得、農業工学技術者でもあり、カリフォルニア大学デービス校で土壌分析装置の開発リーダーも務めた人物で、その培った経験を生かす。

スペイン北部の州に畑を所有し、様々なワインを造る。

テンプラニーリョ・ブランコは、ムリーリョ・デ・リオ・レサ村で、1988年に発見された白葡萄化したテンプラニーリョで、直ぐに大学の研究室へ持ち込まれ接ぎ木して増やされた品種。

現在十数軒の生産者が栽培し、2007年にリオハで認可された品種。

ラクリムスは標高620m、モンテ・イェルガ中腹の畑(石混じりの粘土質の下に石灰岩のある土壌)で栽培。

降水量は年間350ミリと少ない。

ステンレスタンクで発酵、澱と共にフレンチオーク(ヴォージュ産)の225L樽(新樽比率30%)で熟成。

パイン、焼きリンゴ、シトラス、アーモンド。

わからん、勉強φ(..)


 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 





ノヴィス VdF メルシー 2023年


ジュラ地方のポリニー村にある蔵元。

地元出身のイヴ・ロイが2019年、50歳の時に父親から樹齢120年超のサヴァニャンの畑を引き継ぎ、ヴァランタン・モレルに師事して2020年に独立。

これはビオディナミ栽培したプールサール。

クランベリー、チェリー、バラ、紅茶、土。

妻との晩酌φ(..)



ラ・サパタ クラマ・デルタ・ドゥナリ フェテアスカ・レガーラ 2023年


ルーマニア東部トゥルチャのドナウ・デルタにあるワイナリー。

イタリア人オーナーのロベルト・フィリポ氏と農業家ロベルト・ピエロニ氏によって2009年に設立。

ルーマニアの雇用の安定、ワイン造りの伝統を守ることを目指す。

この土地は人の手がほとんど入っていない自然の三角州で世界遺産にも登録されており、3,400種類以上の魚と320種類以上の野鳥、1,100種類以上の植物が生息する土地の一角で葡萄栽培。

アプリコット、オレンジピール、枇杷、軽い苦味が丁度いい。

ルーマニアは安くて美味しいの多いなーφ(..)


 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 





ヴァッレ・ガルフィーナ エトナ ビアンコ 2022年


代々エトナ山北東部のヴァッレ・ガルフィーナで葡萄栽培を営んできたシリオ・ファミリーの蔵元。

1815年からワイン造りを行い、エトナの平均標高650mに25haの畑を所有。

これはカリカンテをステンレスタンクで醸造。

熟した柑橘、リンゴ、火打石。