暮らしの中の魔法時間
森のユカフェの友香です
今月の占いの総合運がデビルでした👿
月の後半に差し掛かり、デビルに納得！しています😂
世間を賑わせている○○マフィン。
ご存じですか？
今日はちょっと語ります！
（ガチで書いたら友達にビビられた💦消そうかな？と聞いたら、「いや、そのままでいいよ」と言われたのでそのままにします😅）
「食」関係のお仕事を転々としてきて、おうちサロンや家事代行のお仕事で今も「食」を人に提供したり、料理教室で教えたりすることもある私。今回のニュースはかなり衝撃でした
「飲食」と縁のある星のもとに生まれ、カフェスタッフや料理教室、ランチセッション、リトリート、家事代行など今でも何かしら形をかえて活動が続いています。
（撮影さとうみゆきさん）
「現実的にやるべきことをやっている人こそ宇宙は応援する」
今回の事例は天に見放された結果起きた悲劇だと感じます。
現実的にやるべきこと、つまり「食品衛生」は食のプロとして最低限守るべきこと。それがあってこそみんなに喜ばれる料理、みんなが笑顔になる料理、時には神がかった料理が生まれるものだと思います。
私もかつて大手チェーン店のキッチンスタッフだったときは「食品衛生ってここまで神経質にやらないとダメなんだ！」と驚いたものです。（その後コロナがあって、さらに一層厳しくなったと思いますが・・）
イベントでの販売なら当日（又は前日遅めの時間）に焼いて、当日売り切りがあたりまえだと思うのですが（余ったとしても早めに自家消費）、まさかの5日前に焼いたものも販売されていたとのこと！！
「狭い厨房」「ワンオペ」「3000個のマフィンを焼く」「5日前から焼き続ける」というあまりの無知無謀さに加え、（小さい子も大丈夫なように）「甘さ控えめ」ならなおさら当日（又は前夜）焼いて当日売り切り、あるいは冷凍保存で当日焼き直すくらいしか想像ができません。「それを5日前から焼いて・・・」なんてありえないです。
赤ちゃんでも安心の体に優しいおやつのはずが大人にも毒になるおやつに変貌！！しかも死に至る可能性もあったそうですね。
私がここで偉そうに言うことでもないですが、ご本人の「自然派」の定義も曖昧ですし、それ以前にプロとして最低限のことを知らなかったのでは？と思います。「食」は人の命に関わる以上、死者が出てしまったら謝って許されることではないのかもしれません（その後SNSをすべて消して雲隠れしたようです）。
かつて私は大手飲食店でのキッチンスタッフをしていた頃にマクロビオティックのスクールに通っていました。
飲食店では衛生管理、ロス管理（賞味期限）をきっちり！いかに効率良くスピーディーに動けるかが重要視されていました。（私の配属されたお店は特に赤字経営だったため、黒字化するための策を練っていたようで、スタッフ管理もかなり厳しく特に新米の私はみせしめも兼ねて酷く怒られていました😂⇨怒られるので普通はしないミスも連発！⇨さらに怒られるという悪循環でもう最悪でした・・）
また、キッチン内のオーブンやガスコンロの配置、洗い場の高さなど働くスタッフが火傷を負ったり、腰痛になったりするような問題のある環境でしたし、1人が複数のランチのオーダーを受けながらドリンクやデザートも出すというオペレーションも時間によってはあったりして、赤字経営の裏を見た気がしました。（その店舗は1年後に閉店しました）
私は単なるバイトだったので詳しくはわかりませんが、ドリンク、ランチ、スイーツ、洗い場という4つのポジションを常時2名か3名で回し（つまり掛け持ち）、それでもランチが1日60件未満だと赤字だったんじゃないかなーと社員の雰囲気で察しました。
閉店後に別の店舗にヘルプで行ったら、一人に一つのポジションを任されていて、平和な気持ちで仕事ができました。「今日はドリンクだけやっていればいいの？」「今日はランチだけ？」なんだか変にそわそわしたのを覚えています。店長から「合ってそうだから続けたら？」と言われたけど、あっけなく辞めてしまいました。
同時期に両方の世界を見て、当時はマクロビの世界観に憧れ、大手カフェスタッフを辞めた後、自然派のカフェスタッフを経験したのですが、今度はずさんなロス管理（家庭レベルかそれ以下！）に驚き、他にもつっこみどころ満載だったけれど「（せめて）ロス管理しませんか？」と物申したものの、「味見すれば大丈夫よ〜」と言われたものです
（いやいや、そういう問題ではない・・😂）家庭の料理はまだしも、プロとして不特定多数の人が口にする料理は本当に気をつけなければならないと叩き込まれた経験があるので、家庭の冷蔵庫レベルかそれ以下だった自然派カフェの裏事情に唖然としました。（他にも体に優しい味を通り越したまずいレベルの薄味を平気で出していて・・本当に酷かったです）
聞こえがいいから、見栄えがいいから、流行っているからと始めた自然派カフェは長続きしないもので、数ヶ月で終わりました。
その後もまた別の自然派カフェでバイトしたのですが、今度は店主が毎日の仕込みに追われて体を壊した姿を見ることになり、何度も休んでくださいと伝えたのですが、どんどん疲れが溜まり、最終的には倒れて料理が作れなくなるに至りました。（忙しいとは心を亡くすこと…の言葉通り心臓疾患だったそうです😢）
社会に出ると極端な体験を次々とするため、もう社会に期待するのはやめよう！自分で自分の理想の何かを立ち上げよう！と至った結果が「おうちサロン森のユカフェ」でした。ある意味社会に絶望したなれの果て😂
「自然派カフェ」への憧れはあっけなく崩れ去り、「おうちで料理教室」「おうちでカフェ」というスタイルに辿り着いたのです。
紆余曲折を経て私がたどり着いた料理は「自分を整えて、からっぽになって作る魔法の料理」。それをやるためには慌ただしくなりがちなカフェは難しい。では慌ただしくないカフェは？と考えた時に、例えば1日1組ランチ1万円という某有名料理研究家のレストランが浮かんだのですが、それも違うなーと思ったのです。
1万円の価値はあるかもしれないけど、逆に気負ってその価値が出ないかもしれない。
それにそこまで自分の料理に特別感をもたせたいわけではない。
それよりも「自分を整えて、からっぽになって作る魔法の料理」を実践する人、それを伝える人になりたいなーと思ったのです。
友人と○○マフィンについて語っていたのですが、彼女の無知と無謀さに唖然とするには十分すぎるほどの経験をしてきたんだなーと改めて思い、また私の原点回帰のような機会にもなりました。
また、かつてマクロビ界隈で流行ったのですが、ポットラックパーティー（持ち寄りパーティー）をご存じの方はどれくらいいらっしゃるでしょうか？
何かを信じる、信望するのは時に宗教じみることがあります。その特別な想いで作ると時に驚くほどへんてこな料理ができたりするのです。でも持ち寄りパーティーあるあるのすべての料理に手をつけて「美味しい！」「どうやって作ったの？」など感想を述べなければいけないという暗黙のルール😂
確かに自分が作った料理が誰からも手をつけてもらえず、誰からも美味しいと言ってもらえなかったら、本当に絶望して２度と料理なんて作りたくないと思ってしまいそうです。
でもね、料理って正直なんです。
もちろん技術もそうだけど、作った人の想いが入るものなんですよね。
特に動物性を使わず、化学調味料や白砂糖を使わない、素材にこだわる料理は入りやすいと感じます。
もう15年くらい前の話だけど、あのときの気持ち悪さ、手をつけたくない感覚が○○マフィンの画像で見て蘇りました。もう画像でわかってしまう時代になったんだと思います。
本当に美味しい神がかった料理は大量生産のものにはないのかもしれません。
深いところにある闇のようなもの。それは誰しもあると思います。
でも人に食べてもらう料理をするときはなるべく闇ではなく光に意識を向けて作る。
この方は作られる時にご自身の闇に意識を向けて作っていたのかもしれません。
もしかしたら「寂しい！」「みんなに注目されたい！」「社会に認められたい！」という気持ちが強く出過ぎていたのかもしれません。自分がしてしまったことを謝り償う気持ちも残っていないほど枯渇してしまったのかもしれません。
愛があれば、感謝があれば、あのような態度にはならないと思います。
料理で負った深い傷は料理でしか癒せないかもしれません。
いつか心を入れ替えて、みんなに本当に喜ばれる料理を作って癒されることを願っています。
蠍座新月。冥王星がこの方のホロスコープ上でかなりハードな影響を及ぼしていたのかもしれません。外に意識を向けすぎた結果自分の土台が崩れてしまった。。
冥王星が色濃く影響を及ぼす中、この人に限らず私たちは多かれ少なかれ自分を見直し、ゼロから立て直す時期なのかもしれません。
長々とお読み下さりありがとうございました。
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