今日は介護の話です
お友達が書いていたブログ・・
昔は自分の親の介護は
自分達でやっていたので
「介護」は家族でやるのが
当たり前だと思われている
高齢者の方も少なくないでしょう
しかし！！
今は昔と違って
過度な医療行為と認知症などが加わり
昔の介護とは違ってきていると
認識したほうがいいでしょう
過度な医療行為
昔は食べられなかったら終わり
そう言われてきました
だから、手がかかると言っても
食べさせやすいように
柔らかくするとか
子供の離乳食程度の手間
子供を育てたことがあれば
やった事があるはず
（それでも手間なんだけど）
でも、今は自宅でも
胃ろうの管理などが増えます
「食事を作るよりかはいい」
「繋ぐだけじゃん」
なんて思っている人にとっては
楽かもしれませんが
胃ろう用の食事だって
常温のまま流すと、胃がびっくりして
下痢になったりする
だから、ミルクのように
温めて流さなくてはいけない
そして、胃ろう部分の管理
毎日、消毒や水洗い、などをする
結構、大変なんですよ
認知症
昔は今ほど、認知症で徘徊したり
感情をぶつける患者は
いなかったですね
本当に日常のケアだけ
体が動かないから
食事の介助だったり
排泄のケアに終始していたはず
（なぜ、認知症が増えたかは
ご自身で考えてみてください）
昔の介護よりも
今の方が断然、負担が大きい
（昔も大変ではあったと思います）
だからこそ、今はサービスが
充実しています
もちろんお金の問題があるし
介護度によっては使える、使えない
があるけれども
もっと、周りに協力してもらっても
いいと思うのです
最初は一人で「できる」と思って
「自宅で介護する」と言い出しても
その後の経過をよく見て
介護者が大変そうであれば
周りが声をかけてあげてください
うちも父が倒れた時に
母は自宅で介護する気満々でした
弟も介護を知らないから
「母さんが好きにすればいいんじゃない」
なんて言うし
でも、私は断固、反対しました
誰かが近くにいて
時々でも助けてくれるのならいい
私は遠いし、弟だってすぐには
駆けつけてくれない
何かあった時に、一人で対応できません
介護は２４時間３６５日なんです
病院で医療従事者が
患者さんを見れるのは、
勤務体制で、
８時間で交代できるから
看護師や介護士が凄いんじゃないんです
医療スタッフでさえ
みんなで助け合っているから
できるのです
一度言ってしまったこと
（一人で介護ができる）を
「嘘」だと思われたくない。
そう思ってしまう介護者の気持ちを
理解してほしいなと思います
できると思って連れて帰ったけれども
実際にやったら大変だった
そこに気がつけば、医療従事者にも
感謝の気持ちも湧くかもしれません
うちの母なんて
結局、介護しなかったので
その大変さは理解している
と言いながらも
病院に文句ばかり言っています(笑)
介護を辛いと言い出せないのなら
周りから少しだけ
手を差し伸べてあげてくださいね
頑張る介護は自分を壊すだけですから
私も看護師だったけど
「介護」は嫌いな人間でした
看護師として
病気と向き合うはずの看護師が
「なんで介護をしなくちゃいけないんだよ」
なんて思いながら仕事していました
それでも、お金をもらっている
プロですから、
やる事はきちんとやります
そういう割り切りがないと
介護って終わりが見えないので
とても辛いです
もし、これを目にしている
介護者の方がいれば
そういう体験をしている人の
ブログや情報をたくさん見てください
自分を責めたりせずに
誰かと協力してみてください
手放すのではないのです
少しだけ、距離を置くのです
そして、やり切らなくていい
時間と共に考えも変われば
自分の体力も変わる
環境も変わります
いつでも他人に任せてもいい
逆に環境が整えば
自分で介護してもいい
たくさんの人を巻き込んで、相談して、
一人で抱え込まないでくださいね
介護者の方の気持ちが
少しでも楽になりますように
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安心に変わりますように
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それ以外の事もしっかりやらないと
意味がないことを忘れないでくださいね
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肩書が昔のままだ（笑）
