モンテッソーリ教育は、こどもの環境を整えることに注力します。
私が学んだモンテッソーリ教育の実践の場である
「深草こどもの家」では、
こどもの目に留まる自然物の棚には、名札を置いています。
なぜでしょうか？
それは、こどもの興味の種をたくさんまくことが大人の役割です。
私たちの周りの命に気づき、観察や飼育を通して心が育ちます。
それは、文化教育にもつながっていくのです。
知りたいことが広がっていく。
知りたいというこどもの精神を援助すること。
その精神を大切にすることは、私たちの小さな習慣。
ある日、教室にこられたHくんは、
「あっ！ひまわり。これは？」
ピペリカムを指さして聞きます。
「ラポム 」の玄関には、いつも生花を飾っています。
生徒さんはもちろん、お母さんもよく見てくださいます。
一時期、南国の花シリーズに凝っている時にお母さんにも聞かれたことがありましたが、つい失念して「忘れました」
つい最近もありました。^_^
日頃、親しんでいる季節の花をみて言えるようになってきた子ども達の中にはひらがなを読める子もいます。
そんなわけで、花と一緒に名前を書いて置いています。
環境を整え、自分で選択するモンテッソーリ教育が大切にしていることです。
「ラポム 」の生徒さんはいろいろなことに興味が広がっています。
文字に興味がでてきたり、読める生徒さんにも目に留まるのです。
こんなことにも大人の小さな習慣。
興味の種をまくのは周りの大人の仕事なのです。
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