★ 心の中のお父さんを失った、小学6年生の気持ち | 夫の不倫発覚、水面下で続く不倫、不倫をやめさせたい、突然の離婚要求、長く続く別居生活 不倫専門カウンセリング 全国対応

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★ 心の中のお父さんを失った、小学6年生の気持ち


お母さんと一緒にカウンセリングに来てくれたのは
小学6年生のお子さんでした。

お母さんは、カウンセリングを受けてくださっていますが
今回は、お子さんのことで・・・
ということで
カウンセリングさせていただきました。

詳しい状況はお伝えできませんが
大好きだったお父さんの不倫の事実を知り
心の中のお父さんが消えた。

心の中のお父さんが消えたなら
せめて目の前に居るお父さんを確認したいと
必死でお父さんの存在を取り戻しているのですが、それが難しい。

取り戻したいが、もう取り戻せない。
あんなお父さんなら取り戻したくない!
一度でも消えた心の中のお父さんはもういないのか。
小さな体の心の中は葛藤を繰り返していたのです。


子供が持っていた
お父さん像は
お父さん自ら作ったイメージ像です。

この不倫問題で
お父さんとは一体どんな人なのかと
今度は自らの力でお父さんを作っていく過程が大きなテーマになります。

つまりこれは自立のテーマとも言えます。

子供から大人になるためには
綺麗なままでは大人にはなれません。

完璧だと思ったお父さんが壊れないと
冷静で真実の目、大人の目が育たないのです。

お父さんが作った父親像と
自らが見たお父さん像のふたつのお父さんを統合してこそ
はじめて心の中にお父さんを取り戻していく。

それは、暗い世界の中で子供はひとりたたずんでいる。
暗闇の中で「お父さんどこー!」と大声で叫ぶがお父さんの声は聞こえない。
「あれ?今までお父さん、俺のそばに居たよね。声を出したら助けてくれたよね?なんでいないの!お父さん!なんでいないの!!!」と、叫び続けているのです。

お父さんを探すんだけど姿が見えない。
何もない暗闇の世界で子供の目でお父さん像を形成するのです。

そんなイメージで子供は戦っています。

言葉では簡単に言っていますが
それはとても過酷で
生きるか死ぬか生死がかかっているぐらい恐怖と不安と戦い続けます。

そしてどの子供でもある自立へのプロセスですが
道徳的に反した父親像は
普通のプロセスよりもより過酷なものとなります。

しかし、子供のお父さん像を遥かに超えたにも関わらず
統合した力はその後の生きる力になるのです。

だからと言って父親の不倫を決して肯定などしていません。
子供からすれば道徳に反した父親の存在は
死を意味するぐらい受け止められない現実なのです。

本当に許せない。


カウンセリングを終えて・・・

大人と違って、子供は言語化できない所を汲み取るのに、とても神経を使います。
が、また聞いて欲しいと連絡をいただきました。
まずはホッとしておりますが、子供の傷を抉る身勝手な夫の不倫。
絶対に許されるものではありません。


【追伸1】
「最低なお父さんだね!」と私が子供と一緒にお父さんを否定しても何もはじまらない。夫を責めたところで何もはじまりません。子供にとって当たり前ですが、そんなお父さんでもお父さん。そして否定されて一瞬は同情と共にすっきりするのかもしれませんが、問題解決には繋がらない。お父さんを否定されて子供は嬉しいはずがないし子供の方がしっかり分かっている。分かっているからこそ辛く苦しいのです。


【追伸2】
お子さんとのカウンセリングが終わって久しぶりに自分の小学生の頃を思い出しました。詳しくは、私の生い立ちを読んでください。 私の場合、小学3年生の頃から小学6年生ぐらいまで母親の不倫で葛藤していたことを思い出しました。あの時も今日のお子さんのように葛藤を繰り返していたことを思い出します。ちょっと胸が締め付けられる想いさえしましたが、よく耐えたなぁと、自分を自分で褒めている私がいたのです。でもひとりで耐えたのではなかった、そばには父親が居たし姉が居た。そして母親の変わりにおばあちゃんの存在もとても大きかったんだなぁと、今更ながら、感謝するのでした。


【追伸3】
今では深い心の傷もなく今の仕事をしています。心に深い傷がないのは、父親が何かをしてくれたのか?と振り返ると、何もしてくれてません。いや何もしてくれてないと言えば語弊がありますね。それに父親に怒られるかもしれません(笑)私が今思うのは、父親が何をしてくれてたよりも、父親は一生懸命子供達のために生きていたんだと感じたから、俺も一生懸命生きよう、そう思えたんだと思います。父親にもそんな余裕がなかったと思うし金銭的にも余裕のある家庭ではなかったので、生きるの必死だった父親の姿を思い出します。夫の不倫でお子さんのフォローなどで悩んでおられる方は何をしたらと思われるかもしれませんが、何をするよりも、今の問題を抱えながらも一生懸命生きることで、子供達はそんな母親を見て感じるところがあるんだと思います。一生懸命生きる姿が何よりも子供達のフォローになることもあると思います。難しく考えずに今できることをやってください。何をするのかではなく、子供達の想いをそのまま大切にして生きてください。その想いが絶対に子供達には伝わっているはずです。また母親の姿を見て子供達も母親を助けたいと生きる力をつけて、お互いが助け合って生きていくんだと思います。


いとうゆうじでした。


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