★ 不倫問題は、虐待・不登校・いじめ・自殺などの社会問題のひとつ

★ 不倫問題は、虐待・不登校・いじめ・自殺などの社会問題のひとつ


昔の人からすれば
豊かになった、便利になったと口を揃えて言われることでしょう。
ほとんどの物が全て揃ったそんな感覚でさえしています。
（大袈裟でしょうかね（笑））

そう、物質的にとても豊になったと感じます。

逆に物が多すぎて
何を買えばいいのか悩んでしまいます。
また類似品も多く
物を作る人にとっては
独自性を生み出すのに一苦労されている事でしょう。
物が増えて見飽きた感のある物をどうやって魅力的な物にするのか
試行錯誤されているかと察します。

昔は店頭に行かなければ買えませんでした。
田舎者の私にとって
東京で買い物をする事が
大人の仲間入りをしたような気持ちにさせてくれたものです。
今でも良い思い出として残っています。

今は店頭に行かなくてもどこにいても買えます。

それはネットの普及で
どれだけ便利な世の中になったことか。
ネットのおかげで
必要にお金をかけずに楽しめる時代になりました。
（無料アプリなのでゲームも楽しめますもんね）
物が増えたことネットの普及で生活を楽にさせてくれています。本当に有難いです。

有り難いことではあるのですが
物が増えたこと便利さの追求で
私たちは本当に幸せになったのかと言えばどうなんでしょうか？
心は満たされているのでしょうか。

昔は電車に乗るとき、駅員さんに〇〇駅から〇〇駅までと話をして切符を買っていました。駅員さんを通して改作口を通っていた時代、毎日見る、駅員さんに話しかけられたり話しかけたりと、心の交流がありました。今は駅員さんに話すこともなく、切符を買う事なく、誰とも話すことなく電車に乗れます。（それはそれで便利ではありますが…。）なんとなく味気ないものにもなっています。

スマホの普及は
便利の最上級をいくぐらい生活に欠かせない物になっています。
（家族よりもスマホが大事！と言われるぐらいの時代が来そうで怖いんですが）
スマホがない時どうやって生活していたのか思い出せないぐらい
スマホがない生活と今の生活とではガラッと変わってしまったのです。
スマホを触らない日はないぐらい毎日触りますが
家に居ても会話よりもスマホ。部屋に入り込みスマホの中で交流する。家族それぞれは何を思い何を感じて過ごしているのか心の交流はスマホによって奪われていくのです。
日々、誰を見て過ごしているのでしょうか？
魂はスマホに持っていかれ、心の拠り所になっています。
心が何かを求めスマホを毎日のように触っています。
何かから逃げるようにスマホが必需品になってしまったのです。

自動運転にしても
人身事故を防ぐためにとても重要で必要なことです。
ですが、自動運転が人の感覚を奪っていくことも事実。
人の感覚は奪われて
自分ではないコンピュータやロボットに委ねる生活が増えています。
気がつかないうちに
便利ではあるが何がか失われていく。
奪われていくのです。


そんな話をして思い出したことがあります。
今でこそ正月早々お店は開いてますが
小学生ぐらいは、三が日はおやすみしているお店が多かった。
だからお年玉をもらっても
すぐに買いに行けませんでした。
早く店開けてくれよーなんて思って
新聞の広告を見ては何を買うか迷っていたものです。
そんな広告を大切に毎日眺めていた事を思い出します。

買いに行く当日も車の中でもまだ迷い広告を手にして店に行っては走っておもちゃを探していました。
振り返ると
その、すぐに買えない事や、あ〜でもないこ〜でもないと言っている事が
実は心の豊かさを作る時間だったんだなぁと思います。
心を育む時間だったんです。

先程ら話したように
ネットの普及によってパソコンを開けると２４時間営業が並んでいます。
何を買おうかなぁとは考えますが
ボタンひとつで買えてしまう。
これは心を育む時間は奪われてしまったのです。


物質的な豊かさや便利さを求め過ぎて
失われた精神性の欠如。


とにかく物を作れ！
簡単にできる便利なサービスを作れ！

生活は楽になりましたが心が楽になったのか？
心は豊かになったのか？

物と便利さは、心の豊かさと反比例していることは誰も考えなかった。

それはまるで便利に暮らすためにと
原子力を作ったかのように。

作ったのはいいが
放射能が漏れた時のことは誰も考えていなかった。
だから今
何十年？何百年かけて作業にあたっている。
これは何を物語っているのでしょうか。

それと同時に
人よりも早く、人よりも多く持つ頃が豊かさだと煽られて
早くすること、多く持つことが、情報を集める事が、
無意識のうちに（今はその逆のメッセージを伝えている人も増えましたが）
生活の中心になってしまったのです。

便利だからこそ
待てない人をつくってしまった。
すぐに届くから不便な事に耐えれなくなった。

物質的に、豊かになったとはいえ、心が満たれない何かを人々は感じているのではないでしょうか。
何が満たされないのか考えることもなく
すぐに心が満たされる簡単な方法で幸せを求める人が増えていくのです。
物が増えて便利になっても
満たされない心は
焦りとなり怒りとなり、他人を傷つける人が増えた。

私利私欲の要求が高くなり、魂さえ奪っていく。
魂を奪われていくと
簡単に人を傷つけてでも自分は豊かに幸せになる！と
周りの事を考えずに生活する人が増えたのです。

奪われた魂は何かに向けて刃が剥く。

刃が向き先に
虐待・不登校・いじめ・自殺などの社会問題となっている。
そしてこの不倫問題も歴した、社会問題のひとつだとわたしは思っています。

そして何度も言っていますが
物や便利さを追う事によって反比例した心の問題だと思っています。

社会問題だから！と社会の問題にしてしまうと
社会は何も動かない。

社会は私たちの心の豊かさとは
別の何かを目的としているのかもしれません。
別の目的が決して悪いことではなく国を維持する事が最優先だからです。

国の維持がなければ私たちは安全に生きていけません。

ただ
国は心のことまでは扱えません。
扱えないからこそ
私たちがそれぞれが
心の事を考えていかなければいけない時代に入っています。

心のことを考えずに生きる中で
このように不倫は蔓延して

後先なんて
考えず幸せらしき簡単に手に入る事にすぐに手を出してしまう。
便利だからこそ、人間の考える力は奪われてしまうのです。

すぐに儲かります！
すぐに解決！
◯◯ををすれば全てがうまくいく！
潜在意識を変えれば全てが手に入る！
そんなメッセージに引っかかってしまうのも今の時代だからと言えます。

大切なことは簡単な中にあるのではなく
難しいと感じる中にあるのです。

悲惨な事件は
毎日のようにニュースで目にします。
悲惨なニュースは何を訴えているのでしょうか。

今の時代が
幸せではないのかと言えば
そんなことを言うつもりはありません。
物が増えて便利になりその事での豊かさはあります。

ありますが
置き去りになつつある心のことを考えなくては
本当の意味での豊かさはないと言えるのではないかと思います。

私利私欲を中心とした人を増やすのではなく
周りと共存する生き方へ。

物も便利さは人との交流を阻んでしまいます。
人の感覚が奪われていきます。

心の豊かさは人との交流の中にしかないのです。

もう一度
便利さをあやかりながらも
心の事を考えて一人ひとりが工夫をして
心の豊かさに繋がり生き方をしていきたいものです。
でなければ、次々と流れる時代に流されて心は益々渇いていく事でしょう。

心の渇きは
不倫・虐待・不登校・いじめ・自殺等々の社会問題は大きくなる一方なのです。


いとうゆうじでした。


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