昨日僕は、
この夏に紹介した、
『新たなる龍の聖地』、
龍鎮神社に来ていた。
この間の荒川区の素戔雄神社、
総決算かのように導かれた、
『お礼参りの旅』。
この旅を導き、
同行させてくださったのは、
前回来た時もリュウ博士と共に、
この場所を案内してくれた、
Team江島直子ご一行と、
そして、
心屋仁之助さん。
色んな方々が紹介したことで、
たくさん人が来るようになったこともあってか、
益々パワーに満ち溢れた場所に、
なっていたのですが。
僕にとってはすごく、
感慨深い、
時間でもありました。
…というのも、
言葉を選ばず言うと、
僕は元々、
今回同行させて頂いた、
心屋さんが普段提唱している、
『頑張らない』という、
考え方がすごく苦手というか、
嫌いだったのですね。
(※心屋さん、心屋さん関係者の皆さん、すみません。笑)
このブログでも何度か言っている通り、
また普段のこんな文面からも分かる通り、
僕は元々、
『超頑張り教』の人間で、
『目標があってこそ人は頑張れる!』、
『努力してこそ結果は出るものだ!』、
と思って生きてきた人間で。
現にそれで、
昨年3月からブログを始めて以来、
その『超頑張り手法』で、
1日何10回もブログを更新して、
全国を忍者のように飛び回り、
半年で1日50,000アクセス、
月間100万アクセスを越えて、
立て続けの本の出版に加えて、
全国講演ツアーをしたりと、
駆け上がるように、
確かに結果も出してきました。
去年の僕を直接、
知ってくれている人は、
ご存知かと思いますが、
めっちゃ無理してたんですね(笑)
もちろん夢中で取り組み、
結果も出ているので、
思いきり楽しいことは、
楽しかったのですが、
その時は、
家族の時間も、
あまり持てなかったし、
活動が爆発的に広がっていくなかで、
勢いに任せ過ぎるあまり、
時折体調も壊してました。
そんな中で、
ブログランキングが上がって、
知名度も上がってくると、
当然他の、
トップブロガーの方たちの存在を知ったり、
人から話を聞いたりするわけです。
そんな時に、
ブログ業界で真っ盛りだった考え方が、
先ほどのような、
『我慢しなくていい』。
『好きなことをしましょう』。
『頑張らなくても、結果を出していい』。
これらの言葉が多くの人に、
受け入れられている、
現状を見た瞬間…。
荒川祐二は激怒した。
除かなければならぬと決意した。
荒川祐二にはその心が分からぬ。
荒川祐二は、
頑張り教の努力家である。
身体を壊しながら、
無理をして、
今日まで生きてきた。
けれども邪悪にたいしては、
人一倍に敏感であった。
妹の結婚式へ…は、
行ってまへんけども。
これまで頑張って結果を、
出してきた自分だったから、
頑張らずに結果を出すということを、
提唱している人たちが、
許せなかったんですね。
『何で俺はこんなに頑張ってんのに、
頑張らなくてもいいって言ってるのが、
いるんだよ!!
そんなんダメだよ!!
みんな人間やっぱり努力だよ!!
汗水流して、
初めて成果は出るんだよ!
ほら!!ジャイアンも言ってるじゃないか!!』
身体を壊したり、
家族の時間も持てずに、
毎日イライラしているのは、
メロスの言う、
『邪悪』に対抗しようとしている、
こっちの、
『正義の味方』なわけで…。
…しかし…。
そんな時に思いました。
『…あれ?…そういえば…、
…正義の味方って…、
いつも怒ってるじゃないか』と。
邪悪(魔王)はいつでも笑ってる…?』
ゲームでも魔王は勇者が、
魔王の所まで来たら、
誉めてまでしてくれるじゃないか!!』
これじゃ『正義』と『悪』という、
レッテルを剝がしてしまったら、
生き方としては、
どっちが正しいのか、
分からないぞ!!』
…そもそもスサノオさんも、
いつも言っていますが、
僕らに我慢も清貧も、
求めていなければ、
無理をすることも求めていません。
いつも言っていることはただ、
『明るく、楽しく、元気良く、生きること』です。
…これは一体、
どういうこと…?
その時になって、
ようやく気付いたこと。
『あ…。
僕は嫌いな人たちにこそ、
なりたかったんだ』と。
人間そんなに簡単に、
元々苦手だった考え方を、
受け入れられるわけも無く、
しばらくは悶々とした日々が、
続いていたのですが、
先日来年の、
アメリカ行きの撤回を決めた時、
表には出してきませんでしたが、
それまでにたくさんの、
紆余曲折やトラブルがあり、
その原因はすべて自分が、
『頑張ろう』として、
生じていたことでした。
それで改めてブログで、
アメリカ撤回の表明をした後に、
これからどうやって、
生きていこうかなと。
今まで生きてきたやり方に、
どこかで限界を感じていた中で初めて、
『一度自分が嫌いだと、
思うことをやってみよう』と、
思えました。
それが、
『頑張らない』、
ということでした。
僕の場合の『頑張らない』を言えば、
・全部自分で抱えようとしない。
・自分が我慢すれば良いと思わない、言わない。
実際にそれを実践してみたら、
あら不思議。
思っていた現実は、
『何でも口出しする自分(荒川祐二)がいるから、
周りが遠慮して、
手を出せないし、成長できない』という、
自分は周りからしたら、
『ただのめんどくさい奴だった』、
という真実があり。
『自分が我慢をすれば良い』という、
悲劇のヒロインの自分は、
『周りに何もさせないくせに、
誰も俺の苦労を、
わかってくれない!』と叫び散らす、
『構ってちゃん』がそこにいた、
という真実でした。
手放した。
するとその後にあった現実は、
『自分1人で抱え込んで、
放さなかった役割が、
周囲にいる人々に、
自然と振り分けられて、
それぞれが成長していく現実』と、
その結果、
今までよりも、
生きていくのが、
グッと楽になった自分。
決して、
『頑張らない』と言っても、
ただ怠けているわけではなく、
今までみたいに本来自分が、
やらなくてもいいことを、
無理にやろうとせず、
自分にしか出来ない、
役割にもっと集中し、
余裕を持って旅に出たり、
神さまの物語を書いたり、
また、
時間と余裕を持って、
もっとたくさん、
家族の時間を持って、
より家族にも、
まわりの人にも、
優しくなれた、
そんな現実が、
そこにはありました。
確かに存在する、
好き』。
一度プライドや固定観念、
これまでの自分の常識、
という思いを外して、
フラットに世界を見てみたら、
新たな真実や、
新たな自分に出会うことが出来ます。