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ある場所から荒川祐二&Teamスサノオで~す☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『スサノオと瀬織津姫を巡る旅』。

※これまで掲載済みの話はこちら☆

1話目,『歴史の闇に葬られた女神』

2話目,『新たなる伝説の始まり』

3話目,『瀬織津姫が封印された時』

4話目,『瀬織津姫が愛した神』

5話目,『ニギハヤヒとは何者か?』

6話目,『瀬織津姫…が…現れた…?』

7話目,『瀬織津姫信仰の始まり』

8話目,『イワナガ姫の登場と新たなる謎』

9話目,『神話の裏側を見るということ』

10話目,『再開の音色が響く時』

11話目,『なぜ瀬織津姫を巡るのか?』

12話目,『バカなりに頑張るの巻』

13話目,『封印されし強すぎた神、再び』

14話目,『吉野の地に吹く風』

15話目,   『史上最悪の女帝』

16話目,   『天照という名のニギハヤヒ』

17話目,   『女神アマテラスと男神アマテル』

18話目,   『アメノウズメさん?が登場!』

※イラスト from 瑠璃の星☆ミさん

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は直接の、

 

旅の進行の話ではないが、

 

 

 

 

スサノオさんに言われ、

 

僕は自然に触れることを目的に、

 

 

東京は檜原村にある、

 

『払沢(ほっさわ)の滝』に向かっていた。

あ「スサノオさん…」

 

 

 

 

ス「ん?」

 

 

 

 

あ「何となくですけど、

 

大体この旅の、

 

この先の時間間隔が、

 

掴めてきました」

 

 

 

 

ス「どういうこと?」

 

 

 

 

 

 

あ「これまでの経験での大体の判断ですが、

 

 

この『瀬織津姫を巡る旅』は、

 

2月を過ぎ、3月初旬ごろには、

 

一つのクライマックスを迎えていると思います

 

 

 

 

 

 

ス「…そうか。

 

まぁあんまりそういったことにも、

 

縛られへんようにな。

 

 

せっかくの旅やねんから、

 

一つ一つの味わえる時間を大切に、

 

見る景色を大切に、な。

 

 

何より『感じる』ことを、大切に。

 

 

・・・そういうわけで、

 

俺は今日、お前を連れ出した

 

 

 

 

 

 

 

 

スサノオさんのその言葉と同時に、

 

僕らは東京のほぼ西端、


山と自然に囲まれた村、

 

『檜原村』へ到着した。

駐車場から徒歩15分の所にある、

 

『払沢(ほっさわ)の滝』へ向かう道中の、

 

スサノオさんとの会話。

あ「…それにしても、

 

なぜここに?」

 

 

 

 

 

 

ス「最近のお前を見ててな、

 

思うことがあんねん」







あ「…?

 

何でしょう…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ス「顔がキモい…」

あ「それはいつものことや。

 

っていつものことでもないわ、やめろや」

 

 

 

 

 

 

ス「(笑)

 

まぁそれは冗談としてやな。



最近のお前を見てて、

 

『感じる力』が落ちてるように思うねん

あ「『感じる力が落ちている』…とは…?」

 

 

 

 

 

 

ス「まぁこの『瀬織津姫を巡る旅』はさ、

 

 

去年の夏の旅に比べて、

 

圧倒的に知らなければいけないこと、

 

勉強しないといけないことが多いやん?」

 

 

 

 

 

 

あ「…そうですね…。

 

 

『瀬織津姫さん、ニギハヤヒさん』の話は、

 

僕より先に書いている方が、

 

たくさんいらっしゃるから、



礼儀の意味でも、

 

絶対に適当なことは書けませんし…。

 

 

ただそうやって考えると…、

 

プレッシャーも大きいです」

ス「そう。

 

それは決して悪いことではないし、

 

絶対的に必要なことやねん。

 

 

ただそれが故に、

 

考える力ばかりに偏ると、

 

『感じる力が衰えますよ』って話。

 

 

そしてその心の状態では、

 

真実の神の姿を映し出せない、


ということでもある

 

 

 

 

あ「…そうなんですか…?」

 

 

 

 

ス「あぁ。

 

いつも言ってるけど、

 

神というものは考えるものではなく、

 

『感じる』もの。

 

 

古代よりそれぞれが『感じた』ものが、

 

様々な形で祀られて、


神になってきたんやから。

 

 

そら知識は絶対に必要やで?



でもそれを『答え』としてしまうと、


人からの知識という、


フィルターがかかってしまって、


 

感じることによってこそ、


無限の側面を表す神の姿は見えへんよ?って話。




って、すご

あ「すごっ。


…なるほど…。

 

そういう意味では、

 

確かに最近感じる力は、


落ちているのかもしれません…」

 

 

 

 

 

ス「だからこの旅では、

 

勉強をしているお前に、


しきりに俺は、

 

『外に出ろ』、『外に出ろ』と言うてんねん。

 

 

時間が空いたなら、

 

こうして外に出て自然に触れて、

 

その神秘と奇跡を感じ、

 

 

古代の人たちが、

 

神を『感じた』気持ちを、

 

お前も感じろ。



その上に、


知識を合わせろ。

 

 

その基盤となる、


繊細で敏感な心を養うことこそが、



これからニギハヤヒと、


瀬織津姫という神を巡る上で、

 

必要になってくる」

あ「は、はい…」










…そんな話をしているうちに、

 

見えてきた『払沢の滝』。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…そこには…?

 

 

 

 

 


 

 

 

…。

……。

………。

…………。











 

あ「うぁ…」

あ「…す、すごすぎる…」











ス「どうや?わかるか?

 

 

これが古代の人々が神を『感じた』原点である、


自然の神秘よ」

あ「…はい…。

 

もう感動し過ぎて、

 

言葉が出ないです…」









そう言うと同時に、

 

気付けば僕の目からは、

 

涙が溢れ、





無意識に、

 

『ありがとうございます…』と、

 

呟いていた自分がいた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

ス「そう…その気持ちや…。

 

 

自然の神秘の中で、

 

『生かされている』と思う気持ち。

 

 

決して『生きている』のではなく、

 

『生かされている』。

 

 

そのことを感じ、

 

必然的に自然に頭を下げて、

 

謙虚な気持ちで日々を生きる。

 

 

それが『神と共に歩む』ということであり、



瀬織津姫やニギハヤヒというのは、

 

その時代の信仰のあり方を、

 

象徴する神であるということを忘れるな

※イラスト from 瑠璃の星☆ミさん


あ「…はい…」

 

 

 

 

 

 

 

 

…。

……。

………。

…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

ついついこの現代に生きていると、

 

忘れてしまうことが多いけど、

 

 

 

 

本来僕ら人間も、

 

『自然』の一部。

 

 

 

 

そのことを忘れて、

 

つい自分の力で、

 

 

『生きている』と思ってしまうけど、







何億年以上も前から続く、

 

自然の神秘や調和の奇跡の上に、







僕らは『生かされている』ことを、

 

いつまでも忘れてはいけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

考える力ではなく、

 

『感じる』力を大切に。

 

 

 

 

 

 

 

 

知識だけに傾きかけていた軸を戻し、










瀬織津姫とニギハヤヒという神さまを、

 

巡る旅は続いていく。

【払沢(ほっさわ)の滝の紹介】
■住所
〒190-0214 
東京都西多摩郡檜原村本宿 檜原村本宿

■アクセス
公共交通で行かれる方:JR武蔵五日市駅から西東京バス「払沢の滝入口」、「藤倉」、あるいは「払沢の滝入口経由」、もしくは「やすらぎの里経由」の「数馬」行きに乗車。「払沢の滝入口」バス停で下車(乗車時間約25分)。バス停より、徒歩約15分

自家用車:五日市方面からは檜原村に入って最初の信号(橘橋)を右折。お豆腐屋さんの脇を左折、少し狭い道を道なりに進むと右手に舗装された駐車場が現れます(無料:普通車30台、大型バス3台)

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