荒川祐二で~す
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?「タカさん。この質問には、私が応えるのが相応しいでしょう」
小野寺(妻)「お。噂をすれば黒龍号の登場だわ」
*****
ス「黒龍?」
あ「あぁ、厳密に言うと、
龍神ガガさんが付いているのは、小野寺奥さん。
黒龍さんは、旦那さんに付いている龍らしいですよ。
何か超不完全な龍らしくて、死にかけてたんですって。
でも旦那さんが生き方を変えたら、復活したって。
そんな黒龍さん。
話し方はガガさんと違って、紳士的」
ス「色々おるんやな(笑)」
あ「まぁうちも人のこと言えませんけどね…(笑)
あなたとか、道真とか、塩ジイとか、この小春も…笑」
■黒龍と小野寺夫妻の会話
黒龍「一番大事なのは、より『その龍神を育てているという意識を持つ』ことです。仮の親のようなものです」
小野寺(夫)「僕もいつも黒龍さんが近くにいて、常に一緒に行動している気持ちを持っていました」
黒龍「はい。そして龍神が偉いとか人間が偉いとか、そこに拘らないのがポイントです」
小野寺(夫)「どちらがダメになってもいけないわけですもんね」
*****
あ「なるほど。
さっき僕が言ってた、『飼う』とかいう感覚じゃダメなわけか」
ス「そういうことやわな。
まぁ早い話が、
『お前が小春で、小春がお前』ぐらいの感覚を持てってことやろうな」
*****
■黒龍と小野寺夫妻の会話
黒龍「あくまでも対等の関係です。
小さな龍神はタッグを組んだ人間の力でしか大きくなれません。
エキスを人間が提供している感じですね。エキスは人間の美味しい魂です」
小野寺(夫)「その龍神の成長を、実感してもらう方法ってありますかね」
黒龍「いいことが起きたら、それは龍神がうまく育っている証拠。
共に喜び合おうではありませんか。
楽しく生き、そして良いことがあったら素直に喜ぶ。
そういう人に龍神は付き、育つのです。
龍神も格が上がり、色も明るく変わっていきます……」
*****
あ「なるほどーーー。
って、ちょっと待てぃ!!
じゃあ何か!?
『一緒に成長』とか、『俺が小春で、小春は俺で』とか、
普通に納得してたけど、
『これ』が俺ってことか!?」
ス「まぁ早い話がそういうことよ(笑)
お前の魂レベルが、まだまだ赤ちゃんってことよ(笑)」
あ「31歳で…」
あ「これ」
あ「31歳で…」
あ「これ?」
あ「お前、今何か変な写真挟んだやろ?」
ス「何のことでしょう(笑)」
*****
■龍神ガガと小野寺夫妻の会話
ガガ「しかしだな、この小春とかいう龍神は不完全にもほどがある!まだまだ赤子中の赤子だがね」
小野寺(夫)「え?なんでわかるんですか?」
ガガ「髭がないがね!髭というのは龍神にとって、大事な要素なのだよ。
我をみたまえ、立派な髭が生えておるがね」
ガガは自慢げにふふんと鼻を鳴らした。
*****
あ「小野寺ご夫妻…ガガさん…黒龍さん…ありがとうございます……」
ス「まぁさっきも言った通り、
本当に、この『小春』は今のお前そのものよ。
これがこれからどう育っていくか。
それはお前に掛かってる」
あ「何をすればいいのでしょう…?」
ス「徳を積め。
もっともっと、人に喜ばれる存在になれ。
お前の人生が終わる時には悲しみ、
その存在に感謝してくれる人を一人でも多く増やせ」
あ「そうしたら、この『小春』も成長すると?」
ス「そういうこと。
多分そのお前の魂の成長によって、
これから黒龍になったり、金龍になったり、青龍になったり、白龍になったり。
その持ってる能力の性質も変わるんやろ。
もしかしたら、こんなんになるかもせーへんし」
あ「マジか。すげぇな…」
ス「こんなんになったら、これはこれでお前の責任や」
ス「まぁとにかくお前自身が『福の神』みたいになれば、『福の龍神』になるやろうし。
人と成長する神。
それが龍神の一つの姿。
小春をダメにしたら、それもお前の責任や」
あ「プレッシャーをかけない(笑)
よぉく分かりました。
小春と一緒に人生頑張ります」
見ると、
小春は、心なしかさっきよりも嬉しそうにしてプカプカと浮き始めた。
あ「ガガさん、黒龍さん、小野寺ご夫妻、
本当にありがとうございますm(_ _)m
またよかったら、これからも色々『龍神』のこと教えて下さい」
ス「教えて頂いた礼儀として、ちゃんと紹介する」
あ「はいな!
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ス「ちなみに、最後に言っとくけど…」
あ「?」
ス「昨日神社のゴミを拾ったりとか、
お金も取らんと皆さんを江ノ島ツアーにアテンドしたりとか、
そういうお前の姿勢を見て、『小春』はついてきたんやから。
まずはそこ。
そこの部分だけはずっと、ずっと忘れたらあかんで。
それを忘れへんかったら、小春が離れることはないわ。
成長するかは知らんけど」
あ「肝に銘じときますm(_ _)m」
ス「まぁ龍神に好かれる人間ってのは、
小野寺さんもそうやけど、
細かい所に気遣いが出来て、一つ一つの対応や生き方が丁寧やわ。
要は、人に好かれる人間は龍神にも好かれる。
よかったら、ブログ読者さんも参考にするのも良いと思うで」
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