普段の子どもへの声かけ・聞き方を振り返る機会になります【開催報告】 | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。

薮内(やぶうち)ゆかりです。
 
 
ゆかりんと呼ばれております。
  

 

 

先日、2日で実施する子どものこころのコーチング講座の1日目でした。

 

 

 

3日間でやる時とは違って、

 

1日目:1日目+3日目のほめ方

2日目:2日目+3日目の叱り方

 

という風に分けてやります。

(インストラクターによって分け方は違うかもしれません)

 

 

 

 

1日目はね、ワーク三昧なんです。

 

 

 

いろんなシチュエーションで「聞く」方法を劇のようにロールプレイをしていきます。

 

 

 

 

詳しくは話せませんが早速ワークの中で、普段どんな風に子どもに向けて言っているか、聞いているかに気づいて驚いていた様子の受講生さん。

 

 

 

 

普段の自分の声かけがダメってわけではないんですよ。

 

 

 

 

私たちがお伝えしている「聞く」方法は、あくまでも選択肢の一つ。

 

 

 

 

だからできる時にやってみてねとお話ししています。

 

 

 

 

 

1つ、子どもが

 

「公園から帰りたくない!」

 

とぐずるワークがあるんですね。

 


 聞くときは、


「帰りたくないんだね…帰るよ」


と返しますと講座ではお伝えしていますし、その練習もします。




 

私は、

 

「(公園から)帰りたくないんだね」

 

なんて言うと、子どもがつけあがる!

 

その言葉自体で、

 

「まだ帰んなくていいよ」

 

って許している、受け入れていることになると思ってたんです。

 

 

 

言った言葉が本当になるような気がして怖かったのもあります。

 

子どもにとって、より気持ちが強固になって、帰らなくなるんじゃないかって。

 

 

 

だから、

 

「帰るよ!」

 

って強く言ったり、

 

「もう先に帰るからね!」

 

と子どもが困って泣いてでも追いかけてくるように背を向けたりしていたなと思います。

 

帰ったように隠れたりもしたな(^^;

 

 

 

 

でも帰りたくないんだねは、まだ帰らなくてもいいよじゃなかったんです。

 

 

 

それには本当に衝撃でした。

 

この話をよく体験談として講座で話させてもらっています。

 

 

確かに、

 

「帰りたくないんだね」

 

は、

 

「帰らなくてもいいよ」
 

とは言っていない。

 

 

 

こちら側として、

 

 

あなたの気持ちはそうなんだね

 

 

を伝えているだけなんです。

 

 

すると不思議なことに子どもはこちら側の話を聞いてくれるようにもなるんです。

 

 

 

それは、ママは自分の気持ちを分かってくれた。になるから。

 

 

 

 

受講後、私が子どもにおそるおそる実践してみたとき。

 

 

恐れていたように子ども側が、

 

「じゃあ帰らなくていいんだー」

 

ってなることは全くありませんでした。

 

 

「うん…」

 

と頷いて落ち着いていくんです。

 

 

 

これまでは、ギャー!と言ったらギャー!っと返ってきてたのに。

 

 

 

 

子ども側も帰らなきゃいけないことは分かってるなんて思ったこともなかったです。

 

 

分かってないから帰る気がないんだ!って思ってたし。

 

ワガママを通したいだけでしょ!

 

それにはもう押さえつけるしかない。

 

 

 

だから、

 

「帰らんのなら知らんよ!」

「ほんじゃあと一回滑り台滑ったらね!」

 

みたいな追い詰めたり勝手に終わりを決める言い方になったり。

 

こうして!ああして!

はい、今すぐ切り替えて!

 

って指示しか出せなかったんだなって今では思います。

 

 

大人の自分だって、なかなか気持ちを切り替えられないときあるのにね。

 

やらなきゃいけないのは分かってるけど、とりあえず愚痴りたい時あるもんね。

 

特に夕飯作るとか、夕飯作るとか、夕飯作るとか←疲れて動く気力体力が…

 

 

 

 

これまでは帰る前に親子でお互い嫌な気持ちになって、時には泣かせながらため息つきながら帰る日々でしたから、それはもうしょうがない、変えようがないと諦めていたんです。

 

 

それが、穏やかに話せたり、自分が「聞く」「聞かない」を選べる、気分よく帰れるようになるとは思ってもみませんでしたね。

 

 

 

 

 

公園から帰る時にね。

 

 

普段のやり方でもいいし、怒ってでも無理矢理でもいいんだけども。

 

 

「聞く」ことで、子どもが自分の感情をコントロールする力を養えたり、自分の気持ちに折り合いをつけるサポートになるんですね。

 

 

また、「聞く」をベースに子どもが安心感を持つことで、「訊く」つまり質問することが効きます。

 

子どもが自分で考えるようになるんですね。

 

 

 

 

 

目先のこと、しつけの部分では

 

 

こっちの言うことを聞いてほしい!ママを困らせないでよ!

 

 

そう思うこともあるけど。

 

 

 

…でも将来的には自分で考える子に育ってほしいと思いませんか?

 

 

何でもかんでも親の言うことを聞く子に育ってほしいわけではないですよね。

 

 

 

自立して欲しい。

 

自分で考え、整理し、感情のコントロールができるようになってほしい。

そうやって自らの力で進んでいってほしい

 

 

 

そこに「聞く」ことは、とても有効なんです。

 

 

もちろん、一朝一夕で子どもが変わるわけではありません。

 

自分自身の聞き方を変えるのも時間がかかります。

 

 

 

だけど、やればやるだけ子どもとの関係は大きく変わりますからね。

 

 

 

子どもから話してくれたり。

 

子どもが考えることで成長を見せてもらえたりします。

 

何より自分が穏やかでいられることが本当に増えました。

 

 

 

 

特に、うちの長男は本当によく話してくれますよ。

 

どれだけ泣いていじけていたとしても、話した後はスッキリしていつもの長男に戻ります。

 

逆に聞く前より清々しい顔をしています。

 

 

 

小さい子であればあるほど、聞きやすさはあるから早くに知っておくといいと思いますけど、大きい子でも変わります。

 

 

それはね、子どもが変わるというよりママの聞き方が変わるから。

 

 

ママが聞こうとしている姿勢って子どもには伝わりやすいんだと思いますよ。

 

 

お子さんとの関係を変えたい、子どもとの信頼関係を取り戻したい、そんな方にも「聞く」をおすすめしています。

 

写真の掲載許可はいただいております。

 

 

 

薮内(やぶうち)ゆかり

 

 

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